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【鳥取県】世界最古の手漕ぎ舟 "ドラゴンカヌー" で仲間と一体感を感じる悦び
ドラゴンカヌーは古代中国で生まれた世界最古の手漕ぎ舟です。
日本には約400年前に琉球に、350年ほど前に長崎に伝わったと言われているそうです。
それを体験できると聞いて鳥取県湯梨浜(ゆりはま)町の東郷湖に訪れました。
<東郷湖>
こちらがそのドラゴンカヌーです。
うん、中国っぽいですね~。ちなみにこのカヌーは手作りなのだそうです。
東郷湖のドラゴンカヌーは、全長10.95m 全幅1.13m、深さ0.45mのカヌーに、漕ぎ手8名、舵取り1名、太鼓手1名の10名が乗ります。
正直言って私はあまり期待していなかったのですが、このドラゴンカヌー漕ぎ体験が想像以上に面白かったのです。
ドラゴンカヌー体験の魅力
ドラゴンカヌーの魅力は、大きく2つ。
ひとつは、"湖上で吹かれる風"の気持ちよさ。「湖の上で感じる風ってこんなにも気持ちよかったのか~」驚きました。
そしてもうひとつは一体感です。
ドラゴンカヌーに乗り込んだ人たちは、太鼓の音に乗せ、こころと動作をひとつに合わせて舟を漕ぎすすめます。
乗員みんなでひとつのゴールに向かって動かしていく充実感、達成感はたまりませんでした。
ドラゴンカヌーはよくある池のボートとは漕ぎ方が違いますが、初めての人でも丁寧に教えてもらえますので、すぐ漕げるようになります。
ドラゴンカヌーを実施している東郷湖は汽水湖で湖底から温泉が湧いており、湖畔には、はわい温泉などいくつか温泉街があります。
カラフルなカヌー。意外に舟底は浅いです。
では出航する姿を動画でご覧ください。
一度経験したらきっとハマると思います。リピーターになる人も多いのだとか。
ポイントはみんなで息とタイミングを合わせて漕ぐこと。ひとりしゃかりきになって漕いでも思うように進みません。
企業がチームビルディングを目的に社員教育に取り入れることもあるそうです。
みんながひとつになれます。
あなたもぜひ!
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シンジーノ
- 3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。