子連れ日帰り旅、フリー切符は本当におトク?

小田原へ行こう

春の疲れが溜まる季節。休日はどこかへ行ってリフレッシュしたいと思いませんか。

あえて、ちょこっと強行なスケジュールで遠出をして現実逃避をする小旅行。それが私なりな息抜き方法の1つなんです!

しかし、そんなに予算もかけてられないのが現実。。(泣)

各地おトクなフリー切符が販売されているけど、本当にお得???

目的に合わせて購入する、しない、どちらが得なのか私なりに検証してみました。

目次

今回の旅のテーマ

子連れの日帰り旅行。

暖かくなってきたので海をのんびり眺めたい、おいしい物が食べたい、日帰りでも旅行気分をたっぷり味わいたい。。低予算で!!がテーマ。

そして電車で行くのも楽しみの1つ!

行き先は、自宅から少し足を延ばして小田原に決定。

しかし、海の方へ行くのに私は海鮮系をあまり好んで食べないので、そこに強いこだわりはないんですよね(笑)

それを踏まえつつ行きたい所を下調べした結果、今回はフリー切符を「購入しない」選択、ですが購入した想定で比較しながら旅行します。

なぜ購入しなかったのかはこの記事でお伝えしていきます。

Enjoy!小田原チケット

1. 【単品】3,600円

たべチケ 地元グルメが満喫できる「たべチケ」1枚

           +

ぶらチケ カフェめぐりや観光、お土産選びに使える「ぶらチケ」2枚

がセットになったチケット

2. 【新宿からの往復ロマンスカーセット】6,280円

上記+往復ロマンスカーがセットになったチケット、利用開始日を含め2日間有効。小人料金はないため、購入するなら大人のみ。

どちらも事前にインターネットで購入後、小田急旅行センター 小田原」にて紙チケットとの引換えが必要です。

>>Enjoy小田原チケットについてはこちら

交通手段で変わる旅の予算と満足度

我が家からはJR在来線、東海道新幹線、小田急線の3通りで行くことができます。

ここは小田急線をチョイス。なぜかというと、小田急線って子供はどこまで乗っても片道50円なんですよ!!感動的ですよね!

今回はここで浮いた予算をロマンスカーの特急料金に充ててちょっと旅気分という作戦♪

小田急の公式サイトから事前に予約、購入しました。

ロマンスカー

しかし、ここは冷静に。

往復ロマンスカー付のチケットだと帰りの乗車時間を気にしなくてはいけないし、子供といると何が起こるか分からない、帰りは子どもたちが確実に爆睡、なら車窓も何もない。。

それを想定して、復路は小田急線でのーんびり帰ることにしました。

新宿から小田原までのロマンスカーは約1時間。

朝ご飯を食べ、お天気が良かったので田園風景や富士山も眺めることができて大満足でした。

富士山

※富士山を見るなら右側の席を取ると良いですが、人気で埋まってしまうことが多いので、予約はお早めに。

現地の移動はどうする?

『小田原宿観光回遊バス』うめまる号があります。

  • 土日祝のみ運行
  • 1日フリー乗車券 大人600円/小人300円

乗り降り自由なのはもちろん、無料のガイドさんが添乗しますし、観光地の割引特典もあります。

>>うめまる号の詳細はこちら

ここも子どもの体力を考え"利用"がきっと普通の答えですが...しかし、あえてバスは使わない選択。

毎回ざっくり予定は立てますが、思いつくままにぶらり街を散策するのも楽しみの1つなのでちょっと強行かなと思いつつも限界までは歩きます。

だからこそ出会える素敵なお店に立ち寄れたり、綺麗な景色を見ることができました。

街歩きで比較するチケットの使い方

8:30 小田原駅に到着

時間に追われる毎日ですよね。休日は時間を気にせず、日帰りでもたっぷり過ごすために、朝は少し無理をしてでも早く出たい派です。

さっそく、駅から小田原城まで朝の散歩は10分ほど

ミナカ小田原
<オープン前のミナカ小田原>

比較的新しく人気のスポットですが、朝は人がいないのでより風情を感じます。

忍者

こんなところに忍者!!誰もいない中の遭遇でドキッとしたーー!!

名古屋城

週末でしたが、朝の小田原城は静かで本当に気持ち良いです。特に展望台からの眺めは最高!

小田原チケットの「ぶらチケ」1枚利用で天守閣入館+御城印2枚のセットというのがありました。お得ですが、御城印を集めていない人にとっては不要かな~

名古屋城 料金表

天守閣から出た後、お子様連れには裏にある「こども遊園地」がおすすめ。とにかく安いんです。驚きの昭和価格!!

豆汽車

豆汽車は2周(約5分程)するんですよ!

たっぷり遊んだ後は20分程歩いて小田原漁港を目指します。

小田原城

>>小田原城の公式サイトはこちら

柳屋ベーカリー
<柳屋ベーカリー>

散策中、素敵なお店に出会えました。

大正10年(1921)創業の老舗パン屋『柳屋ベーカリー』

サイズが小さめですが、200~300円ほどで珍しい赤しそなど、種類豊富なあんぱんが並んでいます。

南十字
<南十字>

向かい側にはおしゃれな本屋『南十字』がありました!

和菓子屋さん
<ういろう>

>>ういろうの公式サイトはこちら

城の様な目を引く佇まい。敷居が高そうな雰囲気ですが、中は観光客で賑わっていました。

漢方のような薬とういろうが有名ですが、もなかや羊羹も並んでいます。

これらのお店は「ぶらチケ」対象外です。

~小田原漁港に到着~

干物の試食
<ひもの屋半兵衛>

>>ひもの屋半兵衛の公式サイトはこちら

漁港価格で安い干物が手に入ります。

お店の横には七輪と干物が置いてあり、自分で網で焼いて試食ができるんです!

外で焼きたてを食べるのは格別!

焼き魚嫌いの子ども達もこれはおいしいと大好評。

お土産に干物を購入しました。

ランチはここ

魚市場食堂

漁港にある庶民的な食堂に行ってみようと決めたお店『魚市場食堂』

こちらは「ぶらチケ」対象外です。

分かりづらいですが、市場の中にある階段を登るとこちらのお店があります。

お昼前でしたが、すでに行列。15分程待って入店できました。

安くてボリュームのある定食ばかり。店内はとても賑わっていました。

海戦丼
<海鮮丼>

あら汁といわしのつみれ汁
<追加で頼んだあら汁といわしのつみれ汁>

店員さんもみんな親切で元気!どのメニューも新鮮でおいしかったです。

アオサギ

市場に戻ると近距離で散歩中のアオサギに出会えました。

漁師飯食堂

「たべチケ」を利用するならここが良いなと目を付けておいたお店『漁師めし食堂』
※「たべチケ」限定メニューあり

以前、ランチで入ったことがありますが、ここのアジフライ定食がおすすめ。アジフライが大きくて大満足なボリュームです。ということで、前回とは別のお店に入るためランチもチケットは`不要`でした。

ちなみに道の駅『TOTOCO小田原』へも行きたかったのですが、時間と体力の都合で断念。

ここはうめまる号を使って周っていればよかったのかな~と反省点です。

漁港周辺では公衆トイレが数カ所あります。

さあ、海へ出よう!

御幸の浜

漁港からまた20分ほど歩いて『御幸の浜』へ

足だけと言いつつ、子どもはそうもいきません。はい、全身ちゃぽん。。もちろん、覚悟して着替え持参してます。

まだ水温が低い季節なので寒そうですが、大喜びでした。波は高めですが、水が綺麗なので私ものんびり海を眺めてリフレッシュ。最高な時間~

公衆トイレもあるので安心です。

ミナカ小田原

15分ほど歩いて小田原駅まで戻って来ました。途中にはかまぼこ通りがあります。今回横切ってしまいましたが、無料の休憩所『なりわい交流館』があったりかまぼこの老舗『籠清』があり城下町の風景が楽しめます。

>>なりわい交流館の公式サイトはこちら

>>籠清の公式サイトはこちら

かなり歩いたので休憩をしに『ミナカ小田原』へ

朝と違って外のテーブルは満席でしたが、比較的入れ替えが早く座れました。

☆ここで「ぶらチケ」最後の比較☆

チケットを利用した場合『ミナカ小田原』で使えるのでしょうか?

対象店の中から下調べしたお店はこちら↓

湘南パンケーキが生み出したなめらかで爽やかなカスタードクリームを使用ってところが気になりました。なので、お土産に湘南カフェラボの大きいシュークリームを購入しました。

卵の味がしっかりしていて、中のカスタードの色が濃く大満足の大きさ!今までにない味わいでおいしかったです。

シュークリーム
<1個430円>

2個購入したので「ぶらチケ」利用も可能でした。

しかし、スイーツも行ってみてから決めたいので立ち寄ったお店が「ぶらチケ」対象店ではないとそこも制限されてしまう。

さらに子どもたちは予想通り「ぶらチケ」対象外店のスイーツを選んだので、やはりチケットに縛られるよりは自由が良いかなと。

抹茶モンブランアイス
<抹茶モンブランアイス>

牛乳ソフトクリーム
<牛乳ソフトクリーム>

どれも写真映え!?味も文句なしのおいしさです。

旅の締めは...ここ絶対行ってみて

専用エレベーターで『ミナカ小田原』14階へ上がると無料の展望足湯庭園(利用可能時間:10:00~18:00)があります。

タオル必須ですが、忘れてしまっても自動販売機で100円で購入可能です!

絶景

ここの景色が無料では申し訳ないくらいいいんです!

足湯のお湯は熱すぎず青くライトアップされているので、夜も写真映えスポットかも!?

小田原城も海も線路を行き交う電車も見れます。

絶景

こんな素敵な景色を見て小田原旅は終了。

かなり体力は使ったけどその分得られた幸せがいっぱい。

自然や小田原の情緒ある風景や美味しい食べ物で心も体もリフレッシュできました。

今回のまとめ~比較ポイント~

往復の交通手段

  • 往復指定席なのは良いけれど、時間に縛られるのは大変
  • 子どもと一緒だとその分の特急券を別途購入が必要

たべチケ

  • チケット対象店が混んでいたら時間が読めない、その後の予定が変わる可能性あり
  • チケット対象店で子どもが好みそうなメニューがあるか事前に下調べ必須

ちなみに、魚市場食堂で食べたお刺身丼は1,280円、あら汁220円でした。

チケットを使うならと検討した漁師めし食堂のたべチケ限定メニューは1,700円相当なので海鮮をたっぷり楽しみたいならかなりお得。

ぶらチケ

私なりな計算ですが1枚600~800円相当x2枚

なので、今回のシュークリームはチケット利用でお得になりますが、各店舗でそこまで購入予定がなかったので、お得感はそこまで感じませんでした。

チケットに合わせてその店へ行く手間などを考えると目当てのお店に行けた方が満足度は高いかなと思いました。

しかし、目当てのお店が対象店舗の場合はやはりチケット利用がお得ですね。

フリー切符は絶対的におトクか?

私の個人的な思考ですが、今回のような同行者がいる旅の場合、一緒に行く方の年齢や目的によって損得が分かれるので、一概にお得とは限らないためうまく使い分けるのが良いと思いました。

ぜひ旅の参考にしてみてくださいね!

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