公開日:
最終更新日:
【四季と宿をめぐる旅】静岡県〜稲取リゾートと稲取細野高原ハイキング〜
初夏になると、訪れたくなる場所が「伊豆半島」です。鮮やかな青い海と濃い緑が織りなす風景が素晴らしく、山海の幸が揃う極上の料理と食材が待っています。
そこで今回は、東伊豆にある「稲取リゾート」と稲取細野高原をご紹介!伊豆の海を見渡すペンション風のお宿で、贅沢なフレンチフルコースと露天風呂を満喫し、絶景ハイキングを楽しみます。
目次
稲取温泉の高台に立つ「稲取リゾート」
今回ご紹介する「稲取リゾート」があるのは、東伊豆の稲取温泉。中心部から少し外れた高台に位置しています。
宿は温かみのあるペンション風。伊豆らしい別荘のような雰囲気が感じられますよ。
到着したとき、きっとそのロケーションの素晴らしさに驚くはず。相模湾から太平洋まで一望でき、伊豆七島の島影を眺められます。
こちらの写真は、お部屋から眺めた景色を収めたもの。まさに伊豆に来たという情緒が高まる素晴らしいパノラマです。
まさにオーベルジュ!贅沢極め尽くしのフルコースを堪能
稲取リゾートに宿泊する醍醐味は、オーナーが自ら振る舞う「フレンチフルコース」です。1泊2食付き、1万円台前半という料金(1室2名利用)からは考えられない贅沢を極めた内容となっています。
まずは名物「金目鯛のカルパッチョ」。プリプリと弾力がある身と、自家製ドレッシングの相性が抜群で、トマトが爽やかさを演出しています。このボリュームで1人前というのも驚きです!
他にも、香草やトマト、ガーリックやバターで絶妙に風味をつけた「伊勢海老のプロバンス風(まるまる1尾)」や厳選したフランス産雛鳥に自家製ソースを合わせた「雛鳥のオーブン焼き」など、メイン級のお料理がずらり。
リピーターさんが教えたくない宿というのも納得の内容です。まさにオーベルジュ(宿泊施設を備えたレストラン、料理を食べるために泊まる宿)と言っても過言ではなクオリティに感動しました。
朝食はふんわりオムレツとサラダ、パンなどシンプルな洋食が並びます。地元稲取の養鶏場「鈴木養鶏」さんから取り寄せる新鮮な玉子を使った、きめ細かいオムレツは絶品です。
夕食から朝食にいたるまで、お料理の随所に料理人の技が光っています。
オーシャンビューの貸切温泉に何度でも入れる
もう一つ「稲取リゾート」のすごい点は、オーベルジュと言えるクオリティの高い料理宿でありながら、天然温泉の露天風呂までついているところ。
稲取温泉の穏やかな湯に浸かりながら、オーシャンビューの絶景を堪能できます。塩化物泉のお湯は、身体の芯まで温めてくれ、入浴後の時間は爽やかです。
男女別の大浴場ではなく、2つの浴室(いずれも内湯と露天風呂あり)の貸切利用制。空いていれば何度でも温泉に浸かることができます。
朝夕ともに入浴して、伊豆の景色と時間の移ろいも楽しみましょう!
人気アニメの聖地・稲取細野高原ハイキング
稲取リゾートに泊まる前後に、ぜひ立ち寄って欲しいのが「稲取細野高原」。標高400〜800mに広がる高原で、テレビアニメ『ゆるキャン△』にも登場した聖地としても有名です。
散策コースの階段を上がって、三筋山(みすじやま、標高821m)山頂付近で背後を振り返ると、高原から相模湾、伊豆大島まで展開!主人公たちが感動したワンシーンを追体験することができます。
またハイキングコースの途中からは、伊豆半島の主峰・天城山(あまぎさん、標高1406m)の山並みを一望!どこか海外を彷彿とさせるスケールの景色が待っています。
ぜひ初夏の涼しい風と、鮮やかな風景を求めて、伊豆半島を旅してみてはいかがでしょうか?
稲取リゾート
四季と宿をめぐる旅シリーズ
Ranking静岡記事ランキング
-
土庄雄平
- 1993年生まれ、愛知県豊田市出身。同志社大学文学部文化史学科・英文学科卒。サラリーマンの傍ら、自転車旅&登山スタイルで、日本各地を駆け巡るトラベルライター。春は桜を愛でながらサイクリング、夏は冷涼な北日本へ自転車で大冒険、秋は秘境の紅葉を求めて山登り、冬は輝く樹氷と白銀の世界に魅了される。そんな自然の中へ身を投じる旅がルーティーン。