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【アメリカ】フロリダ・ルネッサンス・フェスティバル:2024タイムスリップ体験記
現代社会の喧騒を離れタイムスリップして、中世ヨーロッパの世界を体験できる期間限定のフェスティバル「フロリダ・ルネッサンス・フェスティバル」が開催されていました!
今回の記事では、実際にフェスティバルを訪れた体験を基に、タイムスリップの旅をお届けします。準備から帰還まで、五感を満たした中世の世界を余すことなくお伝えします!
目次
- エントランス
- 1. 準備編:中世衣装と旅の準備
- 2. 到着編:タイムスリップ!活気あふれるフェスティバル会場
- 3. 体験編:騎士道、音楽、パレード...五感を満たす中世の世界
- 4. 旅の終わりに:忘れられない思い出と現代への帰還
- イベント詳細
エントランス
入り口には石造りアーチ風の門が設置され、朝一に行ったこともあり、王様や騎士たちが出迎えをしてくれました。その時点ですでに映画の中に入り込んだような気分にさせてくれて、ディズニーランドの大人バージョンといった感じでしょうか。
入り口からもう、世界観の作り込みがすごい!一歩足を踏み入れると、そこには16世紀の英国が蘇っています。騎士や貴族、魔女、吟遊詩人など、様々な衣装を身にまとった人々が行き交い、中世音楽や大道芸が会場を彩ります。
1. 準備編:中世衣装と旅の準備
たくさんの人が思い思いの素敵な格好をしていました。私たちがちゃんと準備して行かなかったことを少し後悔。
パイレーツ(海賊)や騎士など、中世ヨーロッパをテーマにした衣装を身に纏った参加者たちが会場を彩っていました。ドレスを纏った人や重厚な衣装を身に着けた人々もいて、多彩な個性が魅力的でした。
中には中世の衣装を売っているお店や凝ったディテールの帽子を扱っているお店もあり、購入することもできますが、さすがアメリカ価格はなかなかというかかなりお高めです。また、剣や武器を販売している店で日本刀を見かけることもありました。
2. 到着編:タイムスリップ!活気あふれるフェスティバル会場
各エリアには、中世の生活や文化を体験できる様々なアトラクションやショップが立ち並んでいます。フェスティバルの雰囲気は、とても活気があり、あちこちでビールを飲んだり、お買い物をしたり、パフォーマンスを見たりして、一日中楽しめるところです。
各エリアを散策しましたが、敷地が大きく、かなり歩かないといけないので、しっかりと歩ける靴で行くことをおすすめします。
3. 体験編:騎士道、音楽、パレード...五感を満たす中世の世界
中世ヨーロッパの騎士道、音楽、グルメなど、さまざまな文化を体験することができます。
騎士道 剣闘士戦いのショー
剣闘士のショーや騎士道の訓練など、中世の騎士道を鑑賞できるイベントが開催されています。イベント毎に時間が決まっていて、スケジュール表があるので、見たいイベントの開始時間を最初にチェックして行くと良いでしょう。入り口でマップとスケジュール表ももらえるので、そちらを活用するのも良いと思います。
音楽
フェスティバルでは、中世ヨーロッパの音楽を演奏するバンドやダンスパフォーマンスをあちこちで見ることができます。特に盛り上がったのが、イタリアのバンドでパイレーツの意向を思わせるようなRota Temporisのパフォーマンスです。
メイクも衣装も音楽もすべて、世界観がぎゅっと詰まっていて、本当に楽しいものでした。
めちゃくちゃかっこいいライブでした!!
パレード
フェスティバルでは、中世ヨーロッパの衣装を身に纏った人々が練り歩くパレードが開催されています。
たくさんの人がメインストリートに集まってパレードを待っていて、パレードが始まるやいなや歓声が上がり、かなりの盛り上がりです。中世ヨーロッパの人々の華やかな衣装や活気あふれる様子を楽しめます!
ひとりひとりの衣装が、かなり凝っていることがお分かりになると思います。
最後には、冒頭でパフォーマンスをしていた王様と、女王様まで馬に跨り登場!
4. 旅の終わりに:忘れられない思い出と現代への帰還
中世ヨーロッパの世界にどっぷりと浸った後、フェスティバルを終えてゲートをくぐる私たちは現代世界に戻されます。
もし、フロリダを訪れる機会があれば、ぜひフロリダ・ルネッサンス・フェスティバルを訪れてみてください!かなり歩くので水やスナックを持っていくのもお忘れなく!
イベント詳細
Florida Renaissance Festival
- 開催場所:ディアフィールド ビーチの Quiet Waters Park
- 開催日:2024年(第32回)は、2月3日~3月24日 ※最新情報は公式サイトをご確認ください
- 開催時間:土曜日と日曜日、10:00~17:00
- 入場料(1日券):大人32ドル、子供(6~11歳)14ドル、5歳未満無料
- 公式サイト:Florida Renaissance Festival
車で入ると、通常の入場券とは別に駐車料金もかかるので注意が必要です。私たちは電車で行きましたが、駅から会場が遠くて歩くことは不可能でした。結局ウーバーを使い片道10ドル以上かかったので、車で行ってもコスト自体は変わらないと思います。
特筆すべきは、中で飲食をするとものすごく料金が高いことです。ビールは1杯チップを入れて15ドル(現在1ドル150円ですので、2,250円)。何か食べようとすると、軽食でも15~20ドルくらいかかったり、すでにかなり金額が高いのにチップボックスが設置されていて、なんだかチップを払わないといけなさそうな雰囲気を感じます。日本で生まれ育った私は、ちょっと後ずさりしちゃうような気分に、、。
パフォーマーの人々もチップは前提という感じでしたので、パフォーマンスを見せてもらったらチップを残して行くというのは、マナーのようでした。チップ用の1ドルや5ドル紙幣のお金も用意しておくといいと思います。
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Ai Nishino
- メキシコ大好きな旅するフォトブロガー。25歳の時に、青年海外協力隊としてタンザニアで2年間職業訓練校にて活動。そして、バックパッカーに。英語、スワヒリ語を話し、スペイン語を習得中です。ライター、デザイン、翻訳などをして海外ノマド旅中。AiWorld Exploreというサイトを運営。