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【韓国】明洞にも近い「南大門市場」で食べ歩きとショッピングを楽しもう!
韓国・ソウルの代表的な観光地として有名な"明洞(ミョンドン)"は、韓国旅行に来たなら一度は足を踏み入れたことがある人も多いのではないでしょうか?東京でいう原宿の竹下通りのような大通りには、屋台やショッピングするお店がたくさん!観光客に大人気の場所なのでいつも大賑わいです。
そんな観光地から徒歩5分ほどの場所に「南大門市場(ナンデムンシジャン/なんだいもんいちば)というまた雰囲気の違う市場があります。安くて美味しい食べ物だけでなく、お土産に雑貨も買えて、現地の人でひしめき合う少しディープな市場をご紹介しちゃいます。
目次
南大門市場の場所
南大門市場はセフェ駅の5番出口直結です!外に出た瞬間に屋台やお店がひしめき合っています。南大門市場はソウルの伝統市場のひとつで、なんと600年以上の歴史があるそうです。
ここに来ればなんでも揃うと言われており、別名「トッケビ市場(妖怪市場)」とのことです(妖怪のようになんでも出てくるのですね、笑)。衣類、アクセサリー、食品、民芸品、調理器具等。。。現地の方もこちらで道具を買い揃えるそうです。
南大門市場(ナンデムンシジャン)
- 住所:21 Namdaemunsijang 4-gil, Jung-gu, Seoul, 韓国
- TEL:+82 2-753-2805
- 公式サイト:南大門市場
社長さんの笑顔が魅力のホットク屋さん
韓国式パンケーキ、「ホットク」をご存じでしょうか?
韓国のおやつに食べられることの多いホットクは、小麦粉やもち米粉で作られた生地で、黒砂糖やハチミツを包み、多めの油で焼き揚げたもの。中にシナモンなどのスパイスやナッツが入った甘いホットクが定番的なものです。
市場の中を散策していると、ネオンの看板が煌めく小さなホットク屋台を見つけました。
社長さんが一人で切り盛りされていて、ホットクの種類はハチミツとコグマ(韓国語でさつまいも)の2種類。
笑顔で挨拶してくれる社長さんに釣られて、ハチミツ味とコグマ味を1種類ずついただきました。注文したら、ホットクを鉄板の上で温め直してくれます。
<ゴマも少し散りばめられています>
熱々の出来立てホットクです。寒くて手がかじかむ日には、温かい食べ物を持って暖を取ることもできちゃいますよね。
ここではコグマ味がおすすめです!ペースト状になったさつまいも餡が中に入っており、甘くて美味しいです。
<真ん中の薄茶色の部分がさつまいも餡です>
外はサクサク、中がもっちりしてるホットクは、韓国に来たらぜひ食べていただきたいです!
お会計は少しわかりにくいですが、台の前に置いてある缶の中に入れます。お釣りがある場合は自分で取りますが、分からない場合は社長さんが助けてくれます。
筆者は10,000ウォン札しか無かったので、社長さんに直接手渡して、自分でお釣りを取りました。
<前の缶に小銭とお札を分けて入れてください>
총각호떡(チョンガクホットク)
- 住所:ソウル市中区南大門市場4-9
- 営業時間:11:30~19:00
- 定休日:水曜日
- アクセス:地下鉄4号線 会賢駅より徒歩約4分
寒い冬には天ぷらとトッポギが必須
韓国の冬は寒いです。11月の時点で気温は氷点下を下回り、12月には最高気温が0度なんて日もざらにあります。そんな身も心も冷え切ってしまう日には、温かくて美味しい食べ物が必要ですよね。
南大門市場にも、温かい食べ物の屋台がたくさん並んでいます。
<真っ赤で辛そうに見えますが、案外食べやすいです!>
その中でもよく見かけるのが、赤い色のトッポギ。とっても辛く見えますが、意外と食べやすいです。もっちもちのトッポッキと辛いソースの相性は抜群です。
こちらは1カップ4,000ウォンでした。
<トッポギは長いものを一口サイズにカットしてくれます>
そんなトッポギと一緒に食べてほしいのは、この韓国式天ぷらのトィキム(튀김)。
<唐辛子の天ぷらの中には春雨が入っています>
このお店では、天ぷらひとつがなんと1,500ウォン!(唐辛子や海老の天ぷらは2,000ウォン。)いか、さつまいも、海苔巻き等、種類も豊富です。こちらのお店では、天ぷらの注文は2個以上になりますのでご注意ください。
ひとつのサイズが大きいトィキムは、注文したら揚げ直して、一口サイズに切ってくれます。(揚げたて嬉しい!)
最初はそのまま食べてみてください。さっくさくの衣と中のジューシーな身が体に染みて、とっても絶品です。
そうしたら次は、一緒に買ったトッポギソースを天ぷらにつけて食べてみてください。天ぷらの脂っこさを甘辛いソースが拭ってくれて、いくらでも食べられちゃいそうです。
애니떡볶이(エニトッポッギ)
住所:ソウル市中区南昌洞34-121
TEL:+82 2-3789-1623
アクセス:地下鉄4号線 会賢駅より徒歩約5分
中古のカメラ通りで流行りのレトロフィルムをゲット
<今、韓国女子にも流行りの中古カメラが販売されています>
南大門市場の一角は、カメラ通りと呼ばれる通りがあります。崇礼門(スンネムン)の交差点を渡り、よくよく目を凝らしながら歩いていると、カメラ屋さんがあちこちにあります。
新品はもちろん、中古のカメラ屋さんが多いのはこの南大門の特徴です。とてもディープな場所なので、韓国語を話せないとカメラ状態についての確認などが難しいかもしれません。しかし、お店によっては日本語を話せるおじちゃんもいますので、ぐるっとひと回りしてみても楽しいかもしれませんね。
まとめ
今回は、南大門市場の美味しい屋台とカメラ通りについてご紹介しました。明洞の屋台に比べると、値段が安く、お得なものばかりです。他にも伝統的な工芸品もたくさん売っているので、明洞から少し足を伸ばして、南大門まで訪れてみるのはいかがでしょうか?
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すえつ
- 国内外問わず、旅行が大好きな社会人。大学在学中にはアメリカ・カリフォルニア州への交換留学を経験。社会人の間にも、韓国でのワーキングホリデーも経験。海外に出てその土地の文化を知ることを生きがいにしています。カフェで女子活したり、居酒屋でおっさん呑みすることが好き。現地ならではの楽しめる情報を発信していきます!