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【オランダ】2024年アムステルダムの交通機関チケット完全ガイド
アムステルダムで利用できるすべての交通機関(列車、トラム、メトロ、バス)のチケットについて、料金や仕組みを詳しくご紹介します。お得なチケットを選んだり、様々なチケットを組み合わせて、アムステルダム観光を最大限にお楽しみください。
目次
- 1. GVB デイチケット/マルチデイ・チケット
- 2. アムステルダム・トラベルチケット
- 3. アムステルダム&リージョン・トラベルチケット
- 4. GVB 1時間チケット
- 5. BTM1.5時間チケット
- 6. オランダ・トラベルチケット
- 7. エアポート・エクスプレスのチケット
- 8. ウォーターランド・デイチケット
- 9. OVチップカード
- 10. OVペイ
- 11. NS列車の紙のICチケット
- 12. レイルランナー
- 13. キッズフリー
- 14. アイアムステルダム・シティーカード
アムステルダムの交通機関
アムステルダムの交通機関は、市内を縦横に走るトラムをはじめ、メトロ、バス、フェリーがあり、アムステルダム市営交通会社(GVB)によって運営されています。フェリーは無料で利用できます。
また、アムステルダムにはオランダ鉄道(NS)の13の駅があり、市内各地やオランダの他の地域へ列車が運行しています。
ConnexxionやEBS、Arrivaが運営するバスを利用すれば、アムステルダム近郊への小旅行を楽しめます。
スキポール空港駅からアムステルダム中心地へは、NS列車(アムステルダム中央駅行き)または、エアポート・エクスプレスバス(ミュージアム広場経由)で移動できます。所要時間はNS列車が約15分、バスは約30分です。
交通機関を利用する際は、チケットやQR コードをスキャンして、乗車時のチェックインと降車時のチェックアウトをする必要があります。4~11歳の子どもは、子ども料金のチケットが必要です。
最もおすすめの交通機関チケット
アムステルダムの交通機関のチケットで最もおすすめなのは、1日~数日間にわたって利用できる、次の3種類のチケットです。アムステルダムと近郊でたくさんの観光スポットを巡るのに便利です。
- 1. GVB デイチケット/マルチデイ・チケット
- 2. アムステルダム・トラベルチケット
- 3. アムステルダム&リージョン・トラベルチケット
交通機関チケットの料金と仕組み
各交通機関チケットの料金と仕組みを、一つずつご紹介します。
1. GVB デイチケット/マルチデイ・チケット
GVBデイチケット(Day ticket) とGVBマルチデイ・チケット(Multi-Day tickets) は、GVBのトラム、メトロ、バスが終日乗り放題になります。有効期間はデイチケットが1日間、マルチデイ・チケットが2日間から7日間です。
最初のチェックインで有効化され、有効期間は24時間ベースでカウントされます。例えば1日間有効のデイチケットは、10時に有効化した場合、翌日の10時まで有効です。そのため、24時間以内の連続する2日間にわたって利用できます。
4~11歳の子どもが利用できる、1日間有効のGVBデイチケット・チャイルド(GVB Day ticket child) もあります。子ども料金の複数日のチケットは販売されていません。
チケットの料金と購入場所を、下記の表にまとめました。
GVBアプリを利用するとオンラインでチケットを購入できます。現地で購入する場合は、GVB券売機や、アムステルダム中央駅前など市内4か所にあるGVBサービス&チケット (GVB Service&Tickets) 、街中の新聞販売店内などにあるGVBサービスポイント(GVB Service points) などをご利用ください。GVB デイチケットのみ、トラムの運転手または車掌から購入できます(支払いはカードのみ)。
アムステルダムの観光スポットのほとんどは、GVBの交通機関でアクセスできます。1日に2、3回以上、トラムやメトロ、バスを利用する場合は、GVB デイチケット/マルチデイ・チケットがお得です。
移動のたびにチケットを購入する手間も省けますので、アムステルダムでたくさんの観光地を巡る方におすすめです。
2. アムステルダム・トラベルチケット
アムステルダム・トラベルチケット(Amsterdam Travel Ticket) は、GVBのトラム、メトロ、バスと、アムステルダム市内のNS列車(2等)が終日乗り放題になります。スキポール空港とアムステルダム中心地を往復するNS列車とエアポート・エクスプレスバスも利用できます。有効期間は1日~3日間です。
チケットは最初のチェックインで有効化されます。有効期間は暦日ベースでカウントされ、最終有効日の翌朝4時に無効になります。例えば1日券の場合、朝8時に有効化すると翌朝4時まで、20時間利用できます。20時に有効化すると、有効期間は深夜を含めた8時間のみになってしまいます。
チケットの料金と購入場所を、下記の表にまとめました。子ども料金のチケットは販売されていません。
アムステルダム・トラベルチケットはNSの公式サイトで注文できます。現地で購入する場合は、スキポール空港到着時に購入すると、アムステルダム中心地までのNS列車やエアポート・エクスプレスバスが無料になります。空港内のNSチケット&サービス(NS Tickets&Service)や、アイアムステルダム・ビジターセンター(I amsterdam Visitor Centre)、AKOショップで購入できます。
その他の購入場所は、公式サイトの末尾に記載されているリストでご確認ください。
アムステルダム・トラベルチケットは、スキポール空港を発着する航空会社を利用し、数日間でアムステルダムの観光スポットを思う存分満喫したい方におすすめです。
NS列車が乗り放題になりますので、中心地から少し離れたNS駅周辺のホテルに滞在することもでき、宿泊費の節約にもなります。
3. アムステルダム リージョン・トラベルチケット
アムステルダム&リージョン・トラベルチケット(Amsterdam&Region Travel Ticket) は、ひとつ前にご紹介したアムステルダム・トラベルチケットの利用エリアを、アムステルダム近郊にまで広げたチケットです。
GVBのトラム、メトロ、バスと、アムステルダム市内のNS列車(2等)、Connexxion/EBS/Arrivaバスが終日乗り放題になります。スキポール空港とアムステルダム中心地を往復するNS列車とエアポート・エクスプレスバスも利用できます。有効期間は1日間から3 日間です。
有効エリアはこちらのマップ(PDF)で確認できます。風車村ザーンセスカンスや、世界一のフラワーパーク「キューケンホフ」、星型要塞の町ナールデン、北海を望むビーチなど、近郊への小旅行が楽しめます。
チケットは最初のチェックインで有効化されます。有効期間は暦日ベースでカウントされ、最終有効日の翌朝4時に無効になります。チケットの料金と購入場所を、下記の表にまとめました。子ども料金のチケットは販売されていません。
アムステルダム&リージョン・トラベルチケットはNSの公式サイトで注文できます。現地で購入する場合は、スキポール空港到着時に購入すると、アムステルダム中心地までのNS列車やエアポート・エクスプレスバスが無料になります。空港内のNSチケット&サービス(NS Tickets&Service)や、アイアムステルダム・ビジターセンター(I amsterdam Visitor Centre)、AKOショップで購入できます。
その他の購入場所は、公式サイトの末尾に記載されているリストでご確認ください。
アムステルダム&リージョン・トラベルチケットは、スキポール空港を発着する航空会社を利用し、数日間でアムステルダムと近郊の観光スポットを満喫したい方、NS駅周辺のリースナブルなホテルに滞在される方におすすめです。
以上、数日間の観光に最適な「1. GVB デイチケット/マルチデイ・チケット」、「2. アムステルダム・トラベルチケット」、「3. アムステルダム&リージョン・トラベルチケット」をご紹介しました。
次は、短時間の観光に便利な、有効期間が1時間から1日間のチケットをご紹介します。
4. GVB1時間チケット
GVB1時間チケット(GVB 1Hour Ticket) は、GVBのトラム、メトロ、バスが乗り放題になります(夜行バスを除く)。料金は3.4ユーロで、有効期間は1時間です。最初のチェックインで有効化されます。
GVBアプリやGVBの券売機、アムステルダム中央駅前など市内4か所にあるGVBサービス&チケット(GVB Service&Tickets)、街中の新聞販売店内などにあるGVBサービスポイント(GVB Service points) で販売されています。トラムやバスの車内でも購入できます(支払いはクレジットカードのみ)。
1日に3回移動する場合は、3枚のチケット(10.2ユーロ)が必要になりますので、先述の「1. GVB デイチケット(9ユーロ)」の方がお得です。またOVチップカードやOVペイ(後述)で支払う運賃より割高になります。ただし、トラムやバスに乗車してから購入できるので、旅行プランに縛られることなく、思いつくままに移動したい方にはおすすめのチケットです。
5. BTM1.5時間チケット
BTM1.5時間チケット(BTM 1.5Hour Ticket) は、GVB のトラム、メトロ、バスと、アムステルダム近郊のConnexxion/EBSバスが終日乗り放題になります。料金は6.5ユーロで有効期間は1.5時間です。最初のチェックインで有効化されます。
GVBの券売機や、アムステルダム中央駅前など市内4か所にあるGVBサービス&チケット(GVB Service&Tickets) で購入できます。トラムやバスの車内では購入できません。
BTM1.5時間チケットは、アムステルダム近郊へのバス旅行におすすめです。例えばフォーレンダムへ旅行する場合、アムステルダム内のトラム、メトロ、バスと、フォーレンダムへのバスがすべて無料になります。往復で2枚のチケットを購入すると13ユーロですので、先述の「3. アムステルダム&リージョン・トラベルチケット1日券(21ユーロ)」よりもお得です。
6. オランダ・トラベルチケット
オランダ・トラベルチケット(Holland Travel Ticket) は、オランダ国内すべての交通機関(列車、トラム、メトロ、バス)が乗り放題になります。
チケットには2種類あり、1日中いつでも利用できるオランダ・トラベルチケットが70ユーロ、ラッシュアワー(月曜~金曜の6時半~9時)の間は利用できないオランダ・トラベルチケット・オフピークが48ユーロです。どちらも1日間有効です。子ども料金のチケットはありません。
オランダ・トラベルチケットは、アムステルダム中央駅などオランダの主要駅にあるOVサービス&チケットや券売機で購入できます。チケットは最初のチェックインで有効化されます。
NS列車の利用は2等のみで、インターシティ・ダイレクト(Intercity direct) とインターシティ・エクスプレス(ICE)の利用には追加料金がかかります。ユーロスター(Eurostar)とナイトジェット(Nightjet)は利用できません。
オランダ・トラベルチケットは、1日にオランダ国内を頻繁に移動する方や、アムステルダムから離れた都市に旅行する方におすすめです。1枚のチケットでスムーズに移動でき、交通費も節約できます。
例えば、アムステルダムからマーストリヒトへの交通費は、NS列車だけでも往復約60ユーロです。アムステルダムとマーストリヒト、それぞれの街での交通費も考えると、特にオランダ・トラベルチケット・オフピーク(48ユーロ)はかなりお得です。平日のラッシュアワーには利用できませんが、週末や祝日であれば早い時間に出発できます。
7. エアポート・エクスプレスのチケット
エアポート・エクスプレス(Airport Express)は、スキポール空港とアムステルダム中心地を往復するバス(397系統)です。終点はエランズグラハトで、経由地のミュージアム広場、アムステルダム国立美術館、ライツェ広場までは約30分です。スキポール空港からアムステルダム中央駅にNS列車で移動して、その後トラムに乗り換えるよりも簡単に中心街にアクセスできます。
エアポート・エクスプレスはスキポール空港のバス停B17から7分半おきに発車しています。夜間(01:00~5:00)はナイトライナー(N97)が1時間おきに発車しています。
大人料金は片道6.5ユーロ、往復11.75ユーロ、4~11歳の子ども料金は片道1ユーロです。チケットには利用日が記載され、1日間有効です。往復チケットの有効期間は14日間です。
チケットはエアポート・エクスプレスの公式サイトやスキポール空港のバスチケット売り場、バスの運転手(支払いはカードのみ)から購入できます。オンラインでは日付を指定して購入しますが、購入後の変更やキャンセルはできませんのでご注意ください。
8. ウォーターランド・デイチケット
ウォーターランド・デイチケット(Waterland Day Ticket) は、アムステルダム北部のウォーターランドとザーンダムのエリアを運行するEBS バスが、終日乗り放題になります。歴史的な港町フォーレンダムや風車村ザーンセスカンス、マルケル湖に浮かぶマルケン島などが含まれるエリアです。
有効期間は1日間で、最初のチェックインで有効化されます。大人は12.5ユーロ、4~11歳の子どもは無料(保護者の同伴が必要)です。アムステルダム中央駅のOVサービス&チケットや、EBSバスの運転手から購入できます。
EBSバスはアムステルダム北駅(Noord station)やノールデルパーク駅(Noorderpark station)から発車しています。両駅にはアムステルダム中央駅からメトロ52号線でアクセスできますが、メトロのチケットは別途購入する必要があります。
ウォーターランド・デイチケットは、ウォーターランドのエリアを1日かけて旅行をする方におすすめです。なお、先述の「3. アムステルダム&リージョン・トラベルチケット1日券(21ユーロ)」は、EBSバスも、メトロ52号線を含めたGVBの交通機関もすべて乗り放題になりますので、最適な方をお選びください。
9. OVチップカード
OVチップカード(OV-chipkaart)は、オランダ国内すべての交通機関で利用できるICカードです。カードにあらかじめチャージ(入金)し、スキャンして利用します。駅の券売機や、書店やスーパーなどにあるチャージ機でチャージできます。
オランダ在住者向けの個人用OVチップカード(Personal OV-chipkaart) と、旅行者も購入できる匿名OVチップカード(Anonymous OV-chipkaart) の2種類があり、どちらも料金は7.5ユーです。
個人用OVチップカードは、オランダ国内に住所のある方が購入できます。オンラインで注文すると、6営業日以内にカードが届きます。カードの有効期間は5年間で、紛失の際はカードを無効にし、再発行した新しいカードに情報が引き継がれる保証もあります。NS列車の割引サービスも利用できます。
匿名OVチップカードは、アムステルダム中央駅やスキポール空港駅などのNS窓口や、街中のサービスポイントで購入できます。有効期間はカードの製造日(購入日ではありません)から5年間です。盗難や紛失の際の補償はありません。最初にNS列車を利用する前に、NS窓口や券売機でカードを有効化する必要があります。また、複数人が同じカードでチェックインすることはできませんので、1人1枚のカードが必要です。
OVチップカードは乗車時のチェックインと、降車時のチェックアウトが必要です。チェックインの際にデポジットが引かれるシステムなので、列車でチェックインする場合は最低20ユーロ、トラムやメトロ、バスの場合は最低4ユーロのチャージ残高が必要です。
運賃はチェックアウトの際に精算されますので、チェックアウトを忘れてしまうと、デポジットの20ユーロまたは4ユーロが戻らず、払い戻しの手続きが必要になります。チェックアウトを忘れないよう、改札のない駅では特にご注意ください。
OVチップカードを利用すると、運賃は移動距離に基づいて計算されます。例えばGVBの交通機関では、基本料金1.08 ユーロに加えて、1kmあたり 0.196 ユーロの距離料金(50メートルの移動ごとに計算される)がかかります。10kmの料金は3.04ユーロになりますので、先述のGVB 1時間チケット(3.4ユーロ)よりも割安になります。
匿名OVチップカードは、オランダ全国の交通機関を頻繁に利用する方や、オランダへ複数回の訪問を計画している方におすすめです。
ただし、カード料金がかかったり、乗車時の最低チャージ残高が設定されていたり、旅行者が帰国する際には残高の払い戻し手続きが必要だったりと、なかなか使いづらいカードでもあります。
OVチップカードよりも便利なのが、次にご紹介するOVペイ(OVpay) です。
10. OVペイ
オランダでは、2023年から非接触決済OVペイ(OVpay) が導入されました。非接触型のクレジットカードやデビットカード、スマートフォンをスキャンするだけで、オランダ国内のすべての交通機関を利用できます。なお、ICカードであっても接触型のものは利用できませのでご注意ください。
利用できるクレジットカードは、Mastercard、Visa、Maestro、V PAYです。デビットカードは、ABN AMRO、ASN Bank、Bunq、ING、Rabobank、RegioBank、SNS など、主にオランダの銀行が発行しているものが利用できます。また、これらのカードと紐付けしたスマートフォンも利用できます。日本のカードを利用すると、海外手数料がかかる場合がありますので、事前にご確認ください。
複数人が同じカードでチェックインすることはできませんので、1人1枚のカードが必要です。また、OVペイで割引チケットは購入できません(2024年3月時点)。
OVチップカードと同じく、運賃は移動距離に基づいて計算されますので、紙のICチケットを購入するよりも割安になります。OVペイでチェックイン後に、駅構内で同じカードを使って買い物をしても問題ありません。
オランダ全国で利用でき、事前の手続きやチャージも不要なOVペイは、すべての旅行者におすすめです。
11. NS列車の紙のICチケット
NS列車の紙のICチケットは、駅の窓口や券売機で購入できます。券売機を利用する場合は、画面の指示に従って目的地の駅名を検索し、片道・往復、1等・2等、利用日、支払い方法などを選択して購入します。
紙のICチケットは、標準運賃に1ユーロが上乗せされますので、これまでにご紹介した列車チケットに比べて割高になります。
12. レイルランナー
NSが販売するレイルランナー(Railrunner) は、4~11歳の子ども用のチケットです。有効期間は1日間で、オランダ国内すべてのNS列車が終日乗り放題になります。ユーロスター(Eurostar)とナイトジェット(Nightjet)は利用できません。
料金は2.5ユーロで、チケットに記載された日付と、その翌朝4時まで有効です。チケットには利用する子どもの名前も記載されます。乗車時にはチケットと併せて、パスポートなどの身分証明書を提示する必要があります。
1等車を利用する際は18歳以上の保護者の同伴が必要です。大人1人が同伴できる子どもは3人までです。
レイルランナーは、NSの公式サイトやNSアプリでeチケットとして購入できます。注文完了後はチケットの変更やキャンセルはできませんのでご注意ください。駅の窓口や券売機では、OVチップカードにセットするか、紙のICチケットとして購入します。紙のICチケットには1ユーロが上乗せされます。
13. キッズフリー
4~11歳の子どもが個人用 OVチップ カードを持っている場合、オランダ全国のNS列車が無料で乗り放題になるキッズフリー(Kids Vrij)を利用できます(12歳以上の同伴者が必要)。駅の券売機やOV チップ カード・サービスポイント (OV-chipkaart service points) 、NSの公式サイトで申し込みできます。
ラッシュアワーの時間帯も利用でき、ベルギーとドイツへの列車も無料になります。さらに、トラム、メトロ、バスの料金が自動的に34%割引になります。
14. アイアムステルダム・シティーカード
『2024年最新版!アムステルダムの観光パス徹底比較』の記事内でご紹介したアイアムステルダム・シティカード(I amsterdam City Card) は、観光パスと交通パスが一体化したカードです。GVBのトラム、メトロ、バスが乗り放題になります。
有効期限は24時間~120時間まで5種類あり、料金は24時間60ユーロ、48時間85ユーロ、72時間100ユーロ、96時間115ユーロ、120時間125ユーロです。12歳以上を対象に販売されています。
アイアムステルダム・シティカードは、オンラインで注文するか、アムステルダム中央駅のアイアムステルダム・ストア(I amsterdam Store) で購入します。デジタル形式のカードは、スマートフォンのアプリを通じて利用します。アプリではなくカードを利用する場合は、アイアムステルダム・ストアでカードを受け取ります。
まとめ:アムステルダムの交通機関チケット比較表
アムステルダムで利用できる交通機関チケット14種類をご紹介しました。
アムステルダムに何日間滞在するのか、近郊や他の都市も観光するのか、1日あたりの旅行の予算はどれくらいか、などを考慮しながら、お得で便利なチケットを選んだり、複数のチケットを組み合わせてみてください。アムステルダム滞在が、素晴らしいものになりますように。
※チケットの料金や購入方法など掲載内容は2024年3月時点のものです
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Kayo Temel
- オランダ在住。アムステルダムの美術アカデミーで絵画を学び、イラストレーターとして活動中。20年の在蘭経験を活かして、オランダを満喫するためのローカルな情報をお届けします。