今度のゴールデンウィークは何をする? 2024年のGW日程と過ごし方

ゴールデンウィークの予定 イメージ

毎年、何をするかで楽しく悩んでしまうゴールデンウィーク。休みをつなげれば、大型連休も可能です。思い切って海外に出かけたり、普段できないことにチャレンジしたり、特に何もしないでゆっくりしてみたりと、どう過ごすかの選択肢はさまざま。

さて、今年はどんなふうにゴールデンウィークを過ごしましょうか。おすすめの過ごし方を提案しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

<1. 2024年のゴールデンウィーク日程は?>

<2. ゴールデンウィークは何をする?>

<3. ゴールデンウィーク中の旅行の注意点>

1. 2024年のゴールデンウィーク日程は?

はじめに、2024年のゴールデンウィークの日程はどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024ゴールデンウィーク日程

4月27日からの前半、5月3日からの後半に大きく分かれます。

・前半3連休:4月27日(土)、4月28日(日)、4月29日(月)「昭和の日」

・後半4連休:5月3日(金)「憲法記念日」、5月4日(土)「みどりの日」、5月5日(日)「こどもの日」、5月6日(月曜日)「振替休日」

この前半と後半の間にあたる、平日の4月30日(火)から5月2日(木)までの3日間に休暇をとることで、最大10連休にすることが可能です。

カレンダー通りだとやや物足りないかもしれませんが、間の3日間をなんとか休むことができれば、かなり長いゴールデンウィークとなるでしょう。

2. ゴールデンウィークは何をする?

カレンダー上の日程が把握できたところで、ではゴールデンウィークに何をするかを具体的に考えていきましょう。

国内旅行を楽しむ

新幹線に乗って旅行に出かける女性
<出典元:写真AC

縦に長く、季節によって場所ごとの気候の特徴が大きくでる日本列島。しかしゴールデンウィークの時期は、南から北まで全国的に比較的過ごしやすい気候になります。気温が高めの南国へ出向くもよし、春が遅めの北国へ出向くもよし、どこへ出かけても、快適に過ごすことができるでしょう。これは、ゴールデンウィークならではかもしれません。

ゴールデンウィークなら、1泊2日といわず、2泊、3泊と、ゆったりとしたスケジュールで組むことができます。2回以上に分けて楽しむこともできるでしょう。あこがれの北海道周遊、沖縄でマリンスポーツざんまい、京都や奈良の寺社巡り、USJやハウステンボスなどテーマパークに滞在して遊び倒す、あるいは自然豊かな場所でキャンプなど、過ごし方も自由自在です。

海外旅行を楽しむ

羽田空港 第3ターミナル
<出典元:写真AC

なかなか取れない連休を生かし、海外旅行に行くこともできます。例年ゴールデンウィークには、出国する旅行者の様子が空港から中継映像で流されますが、今年は、その中のひとりになってみませんか?

前半の休みで3泊、後半の休みで4泊だけでも、韓国や中国、シンガポールをはじめとしたアジア圏、グアムやサイパンといった南国への旅が可能です。

もし有給休暇の取得で例えば10連休まで延ばせるなら、ヨーロッパやカナダ・アメリカ、オーストラリア、アフリカなど、遠方も候補になります。

言葉や生活習慣の違いはあるものの、旅行会社が企画するツアーに参加したり、下調べをしっかりしたりすれば安心です。パリのエッフェル塔、南米のマチュピチュ、カナダのナイアガラの滝、オーストラリアの世界遺産であるシドニー・オペラハウス、アフリカのピラミッドなど、「絶対に自分の目で見ておきたい」という場所があれば、この機会にぜひ。

アウトドアを楽しむ

家族キャンプ
<出典元:写真AC

過ごしやすい気候だからこそ、アウトドアもおすすめです。とはいえ、ひと口にアウトドアといっても、バラエティ豊か。どんなふうに外で過ごしたいか、考えてみましょう。

のんびりしたい派なら、釣りや森林浴はいかがでしょうか。千葉県にある東京ドイツ村のような広大なテーマパークに滞在し、花や緑の空間を散策したり、動物と触れ合ったりというのも、リラックスできそうです。

あるいは、キャンプをはり、時間にしばられずにゆるゆる過ごすという方法もあります。ぼーっと過ごす時間が、心身のリフレッシュになるでしょう。体を動かしたい派なら、シュノーケリングやウィンドサーフィンなどのマリンスポーツに興じたり、アウトドアスポーツの代表ともいえるゴルフに挑戦したりしても、面白いのでは?

ホーストレッキング(乗馬)、パラグライダー、バンジージャンプなど、非日常的なアウトドア体験も、ゴールデンウィークならではといえるでしょう。

イベントに参加する

イベント会場
<出典元:写真AC

毎年ゴールデンウィークには、商業施設や地域で、多種多様なイベントが開催されます。何か変わった体験やお祭り気分を堪能したいのであれば、興味をひかれるイベントを探して、参加してみてはどうでしょうか。イベント情報をまとめたサイト、地域の情報紙や張り紙などで、チェックできます。

あえて目的を定めなくても、代々木公園など大きな公園に足を向けると、イベント開催中ということも。そういったイベントに参加してみることも方法です。

帰省する

家族で食事
<出典元:写真AC

お正月やお盆の帰省は、何かとあわただしいもの。だからこそ、ゆったり過ごせるゴールデンウィークに帰省するというのも、選択肢のひとつです。

お子さんが小さい場合、旅行やレジャーに出かけるとなると、持ち物、休憩時間の設定、移動手段など、考えなければならないことが次から次へと出てきます。しかも、思わぬトラブルが発生して、計画どおりにコトは進まず、親子ともどもぐったりということも、よく耳にする話です。その点、実家への帰省なら気もラク。行き帰りの際に、ちょっとした旅行気分を味わうこともできますし、勝手を知った場所で、くつろぐこともできます。「最近、顔を見せていないな」と思ったら、ぜひ帰省も検討してみてください。

家でゆっくりする

HOME
<出典元:写真AC

ゴールデンウィークに、あえてどこにも行かず、家でゆっくりするというのも、実はなかなかできない経験かもしれません。

とはいえ、人間、ひたすらだらだらしていても、どういうわけか飽きてしまうもの......。読まずに積み上げていた本を読破する、録画したままになっているDVDを一気に観る、ガーデニングや野菜の栽培を始めてみる、部屋の模様替えをするなどなど、家にいても、まとまった休みが取れなければできないことを実行に移してみましょう。庭やベランダにパラソルやイスをセッティングして、バカンス気分を味わうことも楽しそうです。

目標を決めてやりとげる

DIYでの家具づくり、パッチワークや刺しゅう、作詞・作曲、絵画や書道の作品制作、資格勉強の問題集制覇など、趣味や特技の目標を決めてやりとげることも、意義あるゴールデンウィークの過ごし方です。

取り組みたいのに「時間が足りない!」あるいは「もっと時間があれば!」と、日ごろから思っていることはありませんか? そういう何かがあれば、まとまった休みが取れるゴールデンウィークは絶好のチャンスです。目標を決めてやり遂げた達成感は、言葉にはならない喜びを味わわせてくれます。新年に決意して始めたのに放棄してしまったこと、中断していることがあれば、ゴールデンウィークに仕切り直すことも、おすすめです。

3. ゴールデンウィーク中の旅行の注意点

ゴールデンウィークに旅行を計画するとき、頭に置いておきたいことがあります。注意点として3点、ピックアップしました。

宿泊料金が高くなる

コストアップ
<出典元:写真AC

ひとつは、ゴールデンウィークは、宿泊施設の料金が高くなることです。どのくらい上がるかは施設によって異なるため一概には言えませんが、通常の1.2倍から1.5倍、中には2倍近くになるところもあるでしょう。

2倍となると、通常は2泊できる料金で1泊しかできないということ。家族連れとなると、割高料金は少々お財布に痛いかもしれません。行き先を決めて調べてみたものの、金額が高くてちょっと......という場合は、ゴールデンウィーク以外での計画に変更したり、近場であれば日帰りを検討したりしてみましょう。毎日、日替わりで近場を訪ね歩くことも、面白い経験になるかもしれません。

早めの予約が必要

スケジュール帳とスマホ
<出典元:写真AC

ゴールデンウィークの旅行は、全国の人が、同じような日程で計画を立てることになります。行きたい場所、泊まりたいホテルや旅館を決めたら、早めに予約をすませるようにしましょう。

迷っているうちに、満室になってしまうこともなきにしもあらず。「まだ空室がある」と安心せず、遅くとも半年前には予約を済ませておくと安心です。パッケージツアーなどの企画商品は、おおむね年明けから3月ごろにかけて発売されます。価格、行き先、旅程が魅力的なプランは、あっという間に完売することも少なくありません。こちらも、計画が確定したら、できるだけ早く予約を取ることがポイントです。

場所によっては混雑を覚悟する

高速道路渋滞
<出典元:写真AC

北海道、沖縄、京都といった人気の観光地だけでなく、そこに向かうまでの空港やターミナル駅、高速道路やパーキングも混雑することには、覚悟が必要です。もっと細かいところまで掘り下げると、女子トイレ、食事どきのレストランは、並ぶこと必至と考えておいたほうがよいでしょう。お土産を買い求める列が、長蛇になることもあります。食事はお弁当を持参したり、購入したりしてしのぐこともできますが、トイレはそうはいきません。トイレ休憩は、早め早めを心がけましょう。

3連休、4連休、もしくは最大10連休も可能となるゴールデンウィーク。最大日数の休暇が確保できるなら、海外旅行も視野に入ってきます。もちろん国内旅行もできますし、煩雑さを避けるなら、おうちでゆっくりするというパターンもあり。過ごし方は人それぞれです。この記事を参考に、何をするかの予定を早めに立て、悔いのないゴールデンウィークにしてくださいね。

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