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【秋田】大館・小坂鉄道レールバイクに乗って爽快サイクリング?
こんばんは!たびこふれライターの中尾です。
先日、レールバイクに乗ってきました!
レールバイクとは鉄道の線路の上を自転車のように漕いで走る乗り物です。
最近は観光地化され、廃線した線路を利用してレールバイクを営業する施設が日本各地にポチポチと増えてきました。今回、紹介するのは秋田県大館市で営業する「大館・小坂鉄道レールバイク」です。ほとんどの人がレールバイクに乗ったことがないと思います。僕もその1人。乗ってみた感想は...。
さぁ楽しかったでしょうか???出発進行!!!
目次
レールバイクとは?
繰り返しになりますが、レールバイクとは鉄道の線路の上を自転車のように漕いで走る乗り物です。元々は保線用の「軌道自転車」をイベント等で使用したものと思われますが、廃止になった線路の活用策として、ヨーロッパをはじめ世界中に同様のものがあります。(大館・小坂鉄道レールバイクのHPより引用)
小坂鉄道
小坂鉄道は、明治41年(1908年)に小坂鉱山の物資輸送を目的に小坂鉱山と大館駅の間(22.3km:廃止時)に布設され、多くの製品や鉱石、旅客などを運び我が国の近代化に大きく貢献しました。鉱山閉山後、大館・小坂地域はリサイクル産業の拠点となりましたが、新炉開発により濃硫酸が産出されなくなり、輸送はトラックに代わり、小坂鉄道はその役目を終え、平成21年(2009年)に百年の歴史に幕を閉じました。(大館・小坂鉄道レールバイクのHPより引用)
大館・小坂鉄道レールバイクのインフォメーション
- 受付の住所:秋田県大館市雪沢大滝30-2
- 2024年の運行日:2024年4月13日(土)~2024年11月24日(日)
- 2024年の定休日:基本的に毎週水曜日と木曜日。8月は27日まで無休。臨時運行、臨時運休することがあります。
- 2024年の出発時間:9:00~16:00まで60分刻みで運行。乗車説明があるので、受付締切りは出発の15分前です。
※詳細は大館・小坂鉄道レールバイク公式サイトにて確認してください。 - 公式サイト:大館・小坂鉄道レールバイク
- 乗車時間:30~40分程度です。走行台数や本人の体力(笑)によって前後します。
- 体験料金:2人乗り1台3,500円 4人乗り1台4,500円 トロッコ中学生以上1人1,500円など
- ※料金は税込みです。1両または1グループに1枚記念写真が付きます。
- ※車両についてはこちらにて確認してください。
- 乗車区間:1. 常設コースと2. 特設コースの2コースがあります。
- 1. 小坂鉄道(廃線) 清風荘前(長木渓流遊歩道入口)〜旧小雪沢駅〜旧雪沢温泉駅〜通称青岩手前【往復約4km】
- 2. 6月1日から7月31日までは通常と逆方向(大館方向)へ向う「ダブル鉄橋コース」で運行【往復約4km】
- ※線路は単線ですがスタッフが誘導しますので安全には問題ありません。
- 予約方法:乗車の前の月の1日からの予約となります。大館・小坂鉄道レールバイク公式サイトからまたは電話での予約が可能です。
- 料金支払い:当日、受付時の支払いとなります。
※雨でも利用可能です。雨合羽を用意してください。傘をさしての利用はできません。また、落雷や暴風雨などの悪天候時は運休することがあります。
【注意】「小坂鉄道レールパーク」と混同しないようにご注意ください。小坂鉄道レールパークにもレールバイクはありますが、こちらは施設内での体験となります。それに対して「大館・小坂鉄道レールバイク」は自然の中を走れる施設となっています。小坂鉄道レールパークは鉄道のテーマパークでもありますので、両施設訪問するのもオススメします。
※車のナビゲーションでは微妙に違う場所を案内することもあるそうです。グーグルマップを使うか、近くの「清風荘 電話:0186-50-2030 秋田県大館市雪沢字大滝29」で検索すると近くまで行くことができます。
レールバイクに乗ってみよう!コースは「ダブル鉄橋コース」
僕がレールバイクに乗ったのは2023年10月下旬のこと。あちこち寄ってから最後の観光ということで15:00発の最終便を予約しました。15:00発は14:45までに到着する必要があり、頑張ってレンタカーを走らせました!
レールバイクの受付はプレハブの建物内にて行います。
料金を支払い受付完了です。
10月下旬の運行は土・日限定で「特別運行」となっていて、季節限定のダブル鉄橋コースになっていました。
受付を済ませたらトイレを済ませましょう。途中、トイレはありませんので、約1時間トイレに行くことができません。
これがレールバイクです。1号車から14号車まで人数に応じて対応しています。車両に関してはこちらを参照してください。
説明を受けました。それでは出発進行!
途中、こんな踏切一時停止があります。
渓谷沿いに線路が敷かれていますので景色も最高です。
走りながら景色を楽しめるのもレールバイクの醍醐味です。
ところどころ紅葉も見ることができました。
第10号橋梁を渡ります。
森林浴のような空間を進みます。なお、このダブル鉄橋コースは行きは下り坂、帰りは上り坂になります。最初にペースを上げると帰りがきつくなります...。
このような鉄道標識もそのまま残っています。
折り返し地点に到着するとスタッフが待機していてレールバイクを転回してくれます。また記念写真も撮ってくれます。
前にはご夫婦、お子さん2人の4人で乗車されていました。
2本目となる第12号橋梁を渡ります。
帰りは上り坂...(笑)
まもなくゴール!
ゴールでは盛大に(笑)スタッフが出迎えてくれました!
受付の建物内には待合スペースがあり、ちょっとしたグッズの販売もあります。
レールバイクを乗ってみての感想
- 線路の上を走る爽快感が最高!
- 列車内では味わえない風を肌で感じることができる!
- ガタンゴトンとレールの上で音と振動を体感することができる!
ということで普段体験することができないことなのでぜひおすすめします!サイコーですよ~!
※ひとつだけ悪いこと...。雨降ったらカッパ着て乗らないといけない。。。仕方ないことですが。
★時間があれば車で20分のところにある「小坂鉄道レールパーク」もおすすめですよ!
※当記事は2023年10月下旬に体験した時のものです。
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。