公開日： 2023.12.08

最終更新日： 2023.12.11

【岡山】レトロ可愛いを探して！白壁の矢掛町で絶景デザートサイクリング！

こんにちは。とうもとです。

今回は、岡山県の南西部に位置する矢掛町に行ってきました！冬のかわいい探しに出かけてきましたので、ぜひぜひ見てくださいね★

倉敷から35分！奥座敷・矢掛へ

みなさん、岡山県の南西部に位置する矢掛町をご存じですか？『やかげちょう』と読みます。

人気観光地である倉敷市中心部から車で約35分。岡山駅からJR清音駅で乗り換えて、鉄道マニア垂涎の車窓が広がる井原鉄道で『矢掛』駅までトータル約50分ほどです。

私は鉄道好きなので、今回井原鉄道のスタートレインに乗れただけでも感無量でした。この可愛さと一両編成なのがきゅんとします。

あなたもスタートレイン乗って、まるでタイムスリップしたような白壁の宿場町で冬の可愛いを探しに出かけてみませんか？

＞＞井原鉄道スタートレインの詳細はこちら

ここはレトロ可愛い宿場町

江戸時代に旧山陽道の宿場町として栄えた矢掛町。

こちらは、参勤交代で往来する大名が宿泊した、旧矢掛本陣石井家住宅です。

本陣・脇本陣の両方が国の重要文化財として残っているのは、日本で唯一矢掛町だけ、というとても貴重な歴史的施設だそうです。

可愛いポイントは、天璋院篤姫もお嫁に行く時に泊まったという上段の間。

個人的に今回のベストショットと言っていいお気に入りの1枚です。（次の間の手前から、上段の間を覗いています）

桃山時代の欄間の繊細な彫りが透けて、動物や植物の影が天井に映る様は、本当にロマンチックでずっと光の加減が変わるのを見つめていたくなりました。

そして、建物は奥へ奥へとうなぎの寝床のようにとても広い敷地が広がっています。石井家は酒造業を営んでいたということで、お庭や蔵に当時の貴重な品が展示されています。杜氏さんが頑張って酒造りをしている姿が可愛いですよね。他にも、顔出し写真が撮影できるパネルコーナーもありますよ。

訪問の際は名物ボランティアガイドさんに説明してもらうと、さらに参勤交代そして、宿場町矢掛町に興味がわいてくると思います。

とにかくお話上手なんです！

私は話を聞いて旧山陽道を順番に泊まってみたい！という野望が生まれました！

旧矢掛本陣石井家住宅

住所：岡山県小田郡矢掛町矢掛3079
営業時間：3〜10月 9:00～17:00,11〜2月 9:00～16:00（入館は閉館の30分前まで）
休館日：月曜日（※月曜日が祝祭日の場合はその翌日）
入館料：大人（高校生以上）500円,子ども（小・中学生）300円
公式サイト：旧矢掛本陣石井家住宅（矢掛町公式ホームページ）

＜提供：大正ロマン館＞

すっかり江戸時代の旅人の気分になったところで、続いてご紹介致しますのは「大正ロマン館」です。

私のライフワークといえる変身写真が撮影できるお店です。もう、可愛いしかないですよね。

鮮やかなお着物がたくさんあり、それらを使用した袴体験（着付け込み）が4,180円でできちゃいます。

矢掛町はともかく写真映えするお店や施設が多いので、次回は絶対袴姿で矢掛の街を歩いてみたいです。（今回は自転車に乗る都合で体験できませんでした。残念。）

＜提供：大正ロマン館＞

この素敵なお花を見てください。これは大正時代に上流階級のご婦人の間で流行した華玉。現代風にアレンジした「大正ロマン館」で体験できるワークショップです。

できあがったお花はきちんと箱にパッキングして持ち帰れますので、自分にご褒美のお土産としてもいいかも知れません。ロマンチックです。

＜たい焼き（150円）,夢二のゆめ色クリームソーダ（700円）/提供：大正ロマン館＞

袴の変身体験とワークショップに参加して、少し疲れたら可愛いでお腹も心も満たされましょう。たい焼きと夢二のゆめ色クリームソーダなんていかがでしょうか？まさにキラキラしたゆめかわな色のソーダです。私はお抹茶のセットをいただきましたが、どちらも捨てがたい！！

2階のカフェ空間もクラシカルで広々していて乙女感満載ですので、ずっとガールズトークがはずみそうです。

着物・袴着付け体験と華玉つくりはそれぞれ矢掛町のふるさと納税の返礼品にも選ばれていますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

＞＞矢掛町ふるさと納税公式サイトはこちら

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【ふるさと納税】着物・袴着付け体験着付けとレンタル矢掛町散策 2時間大正ロマン館《30日以内に順次出荷(土日祝除く)》岡山県小田郡矢掛町着付けレンタルチケット
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大正ロマン館

住所：岡山県小田郡矢掛町矢掛3049
TEL：090-3630-5113
営業時間：金～日 11:00～16:00
休業日：月～木,年末年始（12/19～1/5）
公式サイト：大正ロマン館

食べて見て可愛いで街歩き！

矢掛町のどこをどう観光したらいいの？と悩むあなたにおすすめなのは「道の駅山陽道やかげ宿」です。パンフレットもたくさんあり、コンシェルジュが旅の相談に乗ってくれますよ。後半に登場するe-Bikeがレンタルできるのも、こちらです。

「道の駅山陽道　やかげ宿」は、道の駅にはめずらしく飲食スペースやお土産販売はありません。つまり、こちらのお土産展示コーナーは、見ることはできても、買うことはできません。

それは「ぜひ矢掛の街や商店街で購入して、街並みやふれあいを存分に楽しんでほしい」という願いからです。ぜひ！たくさん矢掛の街を歩いたり、e-Bikeで走ってお宝見つけて下さいね。

ちなみに矢掛町出身のフィギュアスケート選手、三宅星南選手の等身大のパネルもあります。ファンなら一緒に写真撮りたいですよね。

ところで、こちらの道の駅。

椅子も天井もライトも凝っていて素敵過ぎると思ったら！！「ななつ星㏌九州」などたくさんの魅力的な鉄道車両を手掛けた岡山出身の工業デザイナー、水戸岡鋭治さんが監修した道の駅なのです。ともかくリッチで可愛い装飾と精巧なデザインにひとめぼれ必至ですので、矢掛町に来たらぜひ訪れて欲しい場所の1つです。

道の駅山陽道やかげ宿

住所：岡山県小田郡矢掛町矢掛1988-10
TEL：0866-63-4300
営業時間：9:00～17:00
公式サイト：道の駅山陽道やかげ宿

「道の駅山陽道やかげ宿」から程近く。小さなドリンクスタンドがあります。

こだわりのコーヒーショップ「YKNOT COFFEE WORKS（ワイノットコーヒーワークス）」です。

おもしろい屋号ですが、公式サイトにも『気軽に「わいのコーヒー」と呼んでください。』と書いてありますので、そう呼びたいですね。

おしゃれな外観と窓から見える店内、そしてコーヒーの香りに惹かれて訪れてみました。

＜ラテ（450円）＞

こちら、私がオーダーしたラテです。ハートのラテアートがかわいいポイント高いです。気になるお味は、ゆったりと味わい深くて、まろやかな優しさもあり本当に美味しかったです。

こだわりの皆さんは、ぜひゆったりまったりハンドドリップなんてどうでしょうか？

ちなみに、オープン時間が10時からと比較的早いので気になる方はぜひ！！モーニングコーヒー楽しんで欲しいです。

YKNOT COFFEE WORKS

住所：岡山県小田郡矢掛町矢掛1988−8
営業時間：10:00～16:00
定休日：水・土
公式サイト：YKNOT COFFEE WORKS
公式SNS：Instagram,X,Facebook

＜だんご行列（元祖）（1,540円）＞

続きまして、今、矢掛に来たらこれを食べたい撮りたいあげたい！！カフェをどんどん行きたいと思います。

まずは、『t2lab.（ティーツーラボ）』のだんご行列（元祖）です。

おだんごがもっちりしていて、そして想像より大きくて！でも美味しいんです。通常カップルさんやご家族連れの方はシェアして召し上がる方も多いようですが、わたしは1人でぺろり！

色んな秋のお味のおだんごが美味しく、さらに急須でいただくお茶がとても香り高くて、おだんごとぴったりでした。

t2lab.

住所：岡山県小田郡矢掛町矢掛2584
営業時間：10:00～16:00（ランチL.O.14:30,L.O.15:50,土日祝L.O.15:00）
定休日：木曜日
公式SNS：Instagram

＜ショコラショー（720円）＞

そして、矢掛のトレンド番長？？と言えるのが、こちら『石挽カカオissai』です。

色んなお店で「食べ歩きしてます」とお話しすると「issaiさん行くんでしょ？」と言われるほど。石材屋が経営するショコラショップです。その成り立ちがなかなか個性的で面白いので、公式サイトのOUR STORYをぜひとも読んで欲しいです。

このかわいい木に果実のように生えているのがショコラショーです。あったかいミルクに溶かして味わう秋冬にぴったりのピュアチョコレート。

おしゃれな空間でたくさん試食できるのも嬉しいですね。私は、カカオニブクッキーにハマってしまいまた！今まで食べたことのない不思議な食感でした。

石挽カカオissai

住所：岡山県小田郡矢掛町矢掛3074-1
営業時間：平日 12:00～17:00,土日祝 11:00～17:00
定休日：火・水
公式サイト：石挽カカオissai

またまた、人気のお店です。

木工作家であるフジタマリさんと妹さんが営むカフェ兼ショップギャラリー「ときとま」です。おしゃれな雰囲気ながらも歴史ある建物の味わいと暖かい木の作品たちのお陰で、ほっこりする空間に。木の香りって、なんて癒されるんでしょう。

妹さんの手作り「さつまいも餡入りベイクドチーズケーキ」です。ビー玉みたいな不思議な自家製シロップドリンクは、地元のピオーネソーダ味。うっとり見つめたりしっかり味わったり、可愛いとじっくり向き合うことができる場所です。

もちろん、カフェのテーブルやお盆もフジタマリさんの手作りです。

ときとま

住所：岡山県小田郡矢掛町矢掛1919－1
TEL：050-5539-1065
営業時間：土～月 11:00～17:00
定休日：火～金 ※臨時休業あり
公式サイト：ときとま
公式SNS：Instagram

お宿は蔵だ！時代劇気分に

そして、今回の矢掛で可愛いを見つける旅！のお宿はこちら。

「矢掛屋　INN＆SUITES」です。

脇本陣も務めた伝統の古民家を懐かしくもおしゃれな宿泊施設に変身させました。よく結婚式の撮影にも使われるという中庭が本当に素敵なんです。

私は、この夜になる前の夕闇に映える美しさが忘れられません。

私が泊まったのは、本館の「南天」というお部屋です。メゾネット式で最大3名まで泊まれます。キッチンやセパレートバスもついていますので、ちょっと小腹が空いたらちゃちゃっとクッキングも可能です。また建物がそれぞれ独立しているので、小さなお子さんがいても安心してくつろげるのが嬉しいですね。化粧水やクレンジングなどのアメニティセットも充実していて、女性はとっても嬉しいお宿だと思いました。

大浴場は、本館はす向かいの離れにあります。

「矢掛屋　INN＆SUITES」は、「アルベルゴ・ディフーゾ協会」からアジア初のアルベルゴ・ディフーゾ（分散型宿泊施設）として、正式に認定された宿泊施設です。

施設が、離れて建っているからこそ移動のついでに夜の矢掛の街を散歩できたりして、お昼とは違う発見ができるのが楽しい！

この色浴衣は、チェックインの際に選べます。

私は、人気の椿柄を選びました。可愛い写真が撮れますね！おまけで頂いた湯上がりのアイス券（飲み物も可）嬉しかったなぁ。引換券を渡したら、窓口のお姉さんが自販機で買って渡してくれる流れについニッコリしてしまいました。

朝食の和定食セットが可愛いかったので、パチリ。山も海も近い岡山ならではの贅沢です。

ガラス窓から少しお庭の景色も見えますね。

食事処「花鳥風月」はレストランとしても使われているそうですが、クラシカルな雰囲気が落ち着きます。

＞＞矢掛屋INN＆SUITEの公式サイトはこちら

e-Bikeで絶景デザートを！！

先ほど少し「大正ロマン館」の紹介で触れましたが、実は矢掛町のふるさと納税の返礼品が個性的でおもしろいんです！

なんと！e-Bikeレンタルがペアで5時間楽しめるチケットが！

便利なのは、その場でふるさと納税を申し込んで、決済して、レンタルを利用できること。急に思い立って楽しめるなんていいですね。

＞＞e-Bikeでやかげおでかけ公式サイトはこちら

レンタルしたe-Bikeでお出かけするなら、人気の絶景スポットがあります。その1「地蔵岩・ヤッホー公園」です。矢掛の宿場町がある中心部から大体30～40分。後半の山道は『やっぱりe-Bike最高！！』と言わざるをえません。モンベルが独自開発した電動自転車のモトクロスバイクで3段階のアシストモードを搭載。見た目もこんなにかっこいいんです。絵になります！

最初はまず乗り方に慣れず戸惑いますが、走り出したら女性でも快適！だと思います。

正面に見えるのが地蔵岩！迫力ありますよね。ここに向かって『ヤッホー！』と叫ぶと、綺麗に響いてこだましました。感動します。体験して欲しい響きの美しさです。

そして、元気な皆さん！ここから地蔵岩まで登ることができますよ。

＜秋のめぐみパフェ（1,600円）＞

続いて、e-Bikeで行きたい人気の絶景スポットその2。水車の里フルーツトピアです。

こちらは、矢掛の中心部からe-Bikeで15分位・・・ですが、同じような田んぼ道が続くのでナビを見誤った私は30分くらい走りました（方向音痴）。

でも,時間をかけても納得！の秋のめぐみパフェをいただくことができました。要予約なので、下記公式サイトから予約時間の8時間前までに登録しましょう！

グラスパフェ作りやスイーツ体験も予約すれば参加できますので、作って食べて矢掛のフルーツを体験しましょう。シーズンにはフルーツ狩りもできますよ。

＞＞水車の里フルーツトピア公式サイトはこちら

こんな感じの坂道をぐいぐい登ったり、降りたり。

山道を走ると、やはり感じる！e-Bike最高！

走って迷ってお腹空かせて、食べに行って。食べた分だけ自転車でカロリー消費するのが、デザートサイクリングの醍醐味です！

パフェもいいけど景色も良いです。

田んぼ道、山道、川沿いの道と変化していく風景がどこか懐かしい日本の風景で、カメラを構えてはユラユラしてました。矢掛には宿場町だけではなく、郊外にもおもしろスポットや美味しいお店もありますのでe-Bikeで開拓したいですね。

山から街へ降りて来て目につくこちらは、矢掛の街に点在するウォール・アートです。ガーリーなデザインで可愛いですよね？

私は矢掛のパンフレット片手に、e-Bikeでウォール・アートを探して走りました。メインの街道からは少し奥まっていますので、紅葉しはじめた山を見渡せたり、現在の人が暮らす矢掛の暮らしを垣間見れたりして、興味深かったです。ウォール・アートは生活している街の壁にあるので、迷路のように彷徨いつつ、謎解き気分を味わいましょう。