【イギリス】ロンドンで優雅な時間が過ごせる世界最古のミュージアムカフェ

ミュージアムカフェ

博物館や美術館に併設されているミュージアムカフェとしては世界最古のヴィクトリア&アルバート博物館内にあるカフェは、とにかくその優雅な空間を体験する価値あり!博物館はあまり・・・という人でも歴史ある美術・工芸・デザインを「カフェ」と言う空間で堪能する新しい博物館の楽しみ方に目覚めることでしょう。

目次

知る人ぞ知る、世界屈指のデザイン博物館「ヴィクトリア&アルバート博物館」

ヴィクトリア&アルバート博物館

ロンドンには数多くの世界的に有名な博物館や美術館があります。もっとも有名なものはもちろん大英博物館ですが、現代美術を含め世界的な工芸品、美術品、様々なデザインに関する美術品が展示されているヴィクトリア&アルバート博物館は、知る人ぞ知る世界屈指のデザイン博物館。400万点以上の作品が収められていると言われ、見ごたえも抜群な博物館です。

アクセスはピカデリー線サウスケンジントン駅から徒歩5分程度。同じエリアに自然史博物館、サイエンスミュージアムと3つの有名な博物館が隣接されていますが、他の二つに比べると週末やホリデー中も混雑して並ぶということの少ない穴場ミュージアムでもあります。入場はもちろん無料です。

ヴィクトリア&アルバート博物館

世界最古の併設カフェが世界にどこにもない唯一無二のおしゃれ空間

世界屈指のデザイン博物館「ヴィクトリア・アルバート博物館」 ロンドンには数多くの世界的に有名な博物館や美術館があります。もっとも有名なものはもちろん大英博物館ですが、現代美術を含め世界的な工芸品、美術品、様々なデザインに関する美術品が展示されているヴィクトリア・アルバート博物館は知る人ぞ知る世界屈指のデザイン博物館です。400万点以上の作品が収められていると言われ見ごたえも抜群は博物館です。  https://www.vam.ac.uk/  アクセスはピカデリー腺サウスケンジントン駅から徒歩5分程度。同じエリアに自然史博物館、サイエンスミュージアムと3つの有名な博物館が隣接されていますが他の二つに比べると週末やホリデー中も混雑して並ぶということの少ない穴場ミュージアムでもあります。入場はもちろん無料です。     世界最古の併設カフェが世界にどこにもない唯一無二のおしゃれ空間

ヴィクトリア&アルバート博物館の魅力はなんといっても併設されているカフェです。博物館に興味がなくても、カフェだけのためにでも足を運んでほしいとにかく素敵なカフェなのです。

現在は、博物館や美術館と言えばカフェが併設されているのが当たり前ですが1868年に世界で初めて博物館にカフェを開いたのが、こちらのヴィクトリア&アルバートは博物館です。

>>ヴィクトリア&アルバート博物館のカフェ詳細はこちら

ケーキやスコーン、軽食も豊富

セルフサービス形式のエリア

カフェの入り口付近のセルフサービス形式で飲み物や食べ物を購入するエリアは、実は驚くほどモダンに改装されています。広々した真っ白な空間が洗練された高級感があります。

トレイは植物画家ウィリアム・キルバーンのモチーフ

セルフサービスのトレイは、リバティプリントなどでおなじみの植物画家ウィリアム・キルバーンのモチーフが使われていてテンションがあがります。

ドリンク

カプチーノ3.7ポンド、ポットで出される紅茶3.4ポンドなどホットドリンクの種類も豊富です。全体の値段設定としては、スターバックスよりやや高めというイメージです。

ケーキやスコーン

ティータイムの友、ケーキやスコーンもチェックしまそう。イギリスと言えばスコーンも食べたい!ブランチ代わりにクロワッサンなども手ごろに揃っています。

ケーキも種類が豊富

どっしりとした甘すぎないイギリスならではのケーキも種類が豊富。キャロットケーキなどの王道ケーキからアプリコット&ラズベリー、スイートピー&レモンなどのようなおしゃれなフレーバーのケーキも揃っていました。一切れ5.5ポンドですが、かなりずっしり重いケーキなので二人でも十分シェアできます。

お食事系メニュー

ランチにもぴったりのお食事系は本格デリのよう。日替わりスープなどの定番から、サーモン、キッシュなどヘルシー路線の食事が楽しめます。

おしゃれでゴージャスなのに厳かな雰囲気に圧巻

カフェはギャンブル・ルーム、モリス・ルーム、ポインター・ルームという、それぞれデザインを手がけた人の名前が付けられた3つの部屋に分かれています。どのエリアでカフェタイムを楽しむかはご自身の好みやその日の気分で選ぶのがおすすめです。

ギャンブル・ルーム

ギャンブル・ルーム

3つのエリアの中でもカフェ開店当初から使われていたのは、このギャンブル・ルームです。デザイナー兼建築家のゴドフリー・サイクスが晩年にデザインし、弟子であったジェイムズ・ギャンブルが内装を仕上げたと言われています。

天井、柱、ステンドグラス、フローリングと、とにかく細部にわたるデザイン、ゴージャスなのにエレガントな重厚さもあってとにかく圧巻の空間です。大きなギャンブル・ルームの中央にはグランドピアノもあり、生演奏も行われるそうです。

1860年代からほぼ変わらない部屋の様子

1860年代からほぼ変わらない部屋の様子にうっとりします。

モリス・ルーム

モリスルーム

グリーン・ダイニングルームという別名でも呼ばれる、全体的に緑を基調にした落ち着いた部屋は日本でも有名なウィリアム・モリスによって手掛けられました。ウィリアム・モリスはヴィクトリア時代の有名なデザイナーですが、まだ有名になる前、たった31歳の頃にこの部屋のデザインを任されたそうです。

ギャンブル・ルームよりぐっと小さめな部屋なので、落ち着いてプライベートな話がしたいとき、静かに作業したいときなどに向いているかもしれませんね。

ポインター・ルーム

ポインタールーム

ポインター・ルームは画家のエドワード・ポインターが手掛けた部屋で、装飾タイルが美しい部屋です。当時はまだ貴重だったオランダの青いインクが使われており、独特の気品があります。

美しいタイル

その他のエリア

モダンで明るいエリアも

150年以上の歴史のあるカフェエリアばかりではなく、モダンで明るいエリアもあります。また天気の良い日には、中庭で紅茶やコーヒーを楽しむこともできます。

番外編・ショップも見逃せない!

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ヴィクトリア・アルバート博物館は実は、ショップがおしゃれ

ヴィクトリア&アルバート博物館は実は、ショップがおしゃれなことでも有名です。正面入り口からカフェへの通り道に、ミュージアムショップがあるのでぜひこちらも立ち寄りたいところです。

博物館のショップとは思えない素敵な小物やアクセサリー、小さなインテリアグッズなどが揃っています。地元ロンドンナーの間では、クリスマス前にちょっとしたプレゼントを購入するためにこちらのショップのみに立ち寄る人も多くいます。

ロンドンには数多くの博物館や美術館があり、限られた時間の中で全部を見てまわることは難しいと思います。ヴィクトリア&アルバート博物館のカフェはそのカフェ自体がまさに芸術そのもの!芸術の空間で至福のお茶タイムを過ごす、という新しい博物館の楽しみ方が体感できるのがこのヴィクトリア&アルバート博物館カフェです。

※1ポンド=約183円(2023年10月現在)

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ちき

イギリス、オックスフォードにイギリス人の夫と4歳の男の子と暮らしています。好きなことは、見晴らしのよいところ、ワイン、マーケット(蚤の市)散策。

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