公開日:
最終更新日:
海外旅行で「これも持っていけばよかった」となりがちな持ち物とは
楽しみな海外旅行。多くの人にとって年に何度もあるイベントではないからこそ、持ち物で失敗したくないですよね。
パスポートのように「絶対に必要」というわけではなくても、いざないと困るアイテムは意外と少なくありません。そこで、海外旅行先で「これも持っていけばよかった」となりがちな持ち物をチェックしておきましょう。
目次
<1. 飛行機の中での「これも持っていけばよかった」な持ち物>
<2. 海外旅行先での「これも持っていけばよかった」な持ち物>
1. 飛行機の中での「これも持っていけばよかった」な持ち物
海外旅行には長時間の飛行機移動がつきもの。次のようなアイテムを準備すると、機内でより快適に過ごせたり、移動の疲れが軽減できたりします。
ネックピロー
<出典元:写真AC>
長時間の飛行機移動の際は、機内で安眠できるかどうかが疲労度を大きく左右します。そのために準備しておくといいのがネックピロー。シートがフルリクライニングできないエコノミークラスでも、ネックピローがあると首のぐらつきが軽減でき、寝やすくなります。身体にフィットするビーズクッションのものや低反発のもの、膨らませて使うコンパクトなものなど、さまざまなものがあるので、好みに合わせて選びましょう。
スリッパ
<出典元:写真AC>
国際線フライトでずっと靴を履いているのは窮屈なもの。長時間座っていると足がむくむことも多いですが、スリッパがあるとずいぶんラクになります。収納袋つきの折り畳みスリッパならかさばらない上、そのままバッグに入れられて便利です。
防寒着
<出典元:写真AC>
飛行機の中は寒いほど空調がきいていることが多いため、個人差はあるものの、機内で配布されるブランケットだけでは寒さをしのげないこともあります。長時間のフライトで寒さに耐えるのは辛いので、夏であっても携帯できるダウンジャケットやあったか肌着など、かさばらない防寒着を準備しておきましょう。
耳栓
<出典元:写真AC>
飛行機内では、人の話し声やコール音、カトラリーの触れ合う音など、絶えずさまざまな音が流れています。寝たいのに音が気になって眠れないこともあるので、音に敏感な人は耳栓を用意しておくといいですよ。
アイマスク
<出典元:写真AC>
飛行機内では、音だけでなく「光」が気になって落ち着かないことも多いもの。たとえ機内が消灯されていても、機内エンターテイメントのモニターや、ほかの乗客のスマホ画面など、光を発するものは機内にたくさんあります。機内でしっかり眠りたい人は、アイマスクを持ち込むようにしましょう。薄い色や薄い素材のものだと光を防ぎきれないこともあるので、黒など暗い色で、ある程度厚みがあるものがおすすめです。
酔い止め薬
<出典元:写真AC>
乗り物酔いしやすい人は、酔い止め薬もぜひ用意しておきたいアイテム。機内で気分が悪くなった場合、客室業務員に頼めば酔い止めをもらうことができますが、飛行機酔いを未然に防ぐためにも、酔い止め薬は自分で用意して、搭乗の30分~1時間前に服用しておくと安心です。
マスク
<出典元:写真AC>
飛行機内は砂漠よりも乾燥しているといわれており、国際線の長いフライトでは乾燥が気になることもしばしば。乾燥するとノドが痛くなりやすい人は、マスクで乾燥を防ぐといいでしょう。機内の乾燥対策に特化したマスクもあります。
2. 海外旅行先での「これも持っていけばよかった」な持ち物
海外旅行中は、日本での普段の生活とは何かと勝手が違います。なかには現地での調達が難しかったり、必要なときにすぐに手に入らなかったりするアイテムもあるので、ないと困るものは日本から持っていくようにしましょう。
多めの現金
<出典元:写真AC>
いまや、世界的にクレジットカードが普及し、日本のクレジットカードでも海外ATMで現地通貨を引き出せる便利な時代。海外旅行先に多額の現金を持って行く人は減りつつありますが、クレジットカードに頼りすぎるのも考えものです。
というのも、すべてのお店がクレジットカード払いに対応しているわけではありませんし、クレジットカード払いに対応している店舗でも、端末故障等で一時的にカード払いができないこともあるからです。また、国際キャッシングができるATMがあっても、ATMの不具合やクレジットカードの問題で、キャッシングができないこともあります。
行き先や旅行期間にもよりますが、クレジットカード払いや国際キャッシングができない場面もあることを考慮して、少なくとも2万円以上の現金を持っておくと安心です。
予備のクレジットカード
<出典元:写真AC>
両替の必要がなく、現地のATMでキャッシングもできるクレジットカードは、海外旅行先中、何かと頼れる存在。
ですが、クレジットカードが1枚しかないと、いざというときに困ることもあります。ATMとクレジットカードには「相性」のようなものがあり、国際キャッシングに対応しているはずなのに、「Aのカードではキャッシングができず、Bのカードならキャッシングができる」ということもあるからです。
また、まれにATMの不具合でATMにクレジットカードが飲み込まれてしまい、そのまま戻ってこなくなることもあります。そうなると、カード会社に連絡して、利用停止の措置を取らなければならなくなる可能性もあります。こうした不測の事態に備えて、クレジットカードはブランド違い(VISAとMastercardなど)で2~3枚持っていくようにしてください。
常備薬
<出典元:写真AC>
胃薬や頭痛薬、便秘薬など、日頃から服用している薬がある人は、海外旅行先にも必ず持って行くようにしましょう。一般的な薬なら現地でも手に入りますが、体格の違いなどから、海外の薬は日本人には効き目が強すぎることもありますし、外国語が堪能でないと、薬局で思うようにコミュニケーションが取れません。
薬局の休業日などですぐに欲しい薬が手に入らないこともあるので、ないと不安な常備薬がある人は日本から持っていくようにします。
ハミガキセット
<出典元:写真AC>
日本のホテルでは、ハミガキセットが用意されているのが当たり前。ところが、海外ではある程度のランクのホテルでも、歯ブラシや歯磨き粉がないことが珍しくありません。日本のように、いたるところにコンビニがあってちょっとした日用品ならすぐ買える国ばかりではないので、歯磨きセットはあらかじめ用意しておきましょう。
パジャマ
<出典元:写真AC>
海外のホテルではパジャマが用意されていないことが多々あります。夜も快適に過ごせるよう、パジャマあるいはパジャマ替わりに着られる部屋着を持っていきましょう。
サングラス
<出典元:写真AC>
ヨーロッパなどに比べて、日本ではサングラスを使う人は少ない傾向にありますが、海外では日本より日差しが強かったり、日差しの角度が日本とは違ったりするために、サングラスがないと苦痛に感じることがあります。特に、現地の気候が夏にあたる場合は、サングラスの持参を検討するといいでしょう。
雨具
<出典元:写真AC>
日本とは違って、海外では雨が降ってきたらコンビニに駆け込んで傘を買うというわけにはいかないことが多いもの。国によっては、安価で高品質な折り畳み傘がなかなか見つからないこともあります。軽量の折り畳み傘があれば、急な天候の変化にも対応できて安心です。
スキンケアグッズ
<出典元:写真AC>
海外のホテルでは、顔用スキンケアのアメニティが用意されていることはほとんどないため、化粧水やクリームなどのスキンケアアイテムは、日本から使い慣れたものを持っていくようにしましょう。その際、乾燥しているヨーロッパに行くときは保湿力の高いものを用意するなど、現地の気候を意識して選ぶようにすると、現地に着いてから困らずにすみます。
ウェットティッシュ
<出典元:写真AC>
気軽に手や身体を拭けるウェットティッシュは海外旅行先で大活躍するアイテム。空気があまりきれいでない国や地域では、街を歩いているだけで手が汚れてしまうことがあります。
また、海外のレストランでおしぼりが出てくることはほとんどないので、食事の際も重宝するでしょう。普段日本ではあまりウェットティッシュを使う機会がないという人も、海外旅行先では思いのほか使う機会があるはずです。
腕時計
<出典元:写真AC>
フライトまでの時間をチェックするなど、旅行中は何かと時間を確認する機会が多いもの。普段は時間の確認をスマホですませているという人も、腕時計があるとサッと時間を確認できて便利です。特に、現地で電車移動を予定している人は腕時計があると重宝します。
3. 海外旅行先でちょっとしたものを買える場所は?
必要なものはできるだけ日本から持っていったほうがいいとはいえ、「荷物はあまり増やしたくない」という人もいるでしょうし、忘れてしまうこともあるでしょう。上記で紹介したような「持っていけばよかった」アイテムを、いざ海外旅行先で手に入れたいときは、コンビニやドラッグストア、スーパーが活用できます。
コンビニ
<出典元:写真AC>
日本でいう「コンビニ」は、世界中どこにでもあるというわけではありませんが、台湾や韓国、タイなど、コンビニが充実している国もあります。食べ物や飲み物に加えて、基本的な洗面用具やちょっとした化粧品、トラベル用品などが揃っているほか、国によっては家庭用常備薬も販売されています。
ドラッグストア
<出典元:写真AC>
ヨーロッパには日本人が思うようなコンビニはほとんど存在しないため、ヨーロッパでちょっとしたものを買いたいときはドラッグストアが最も有力な選択肢になります。もちろん、アジアの主要国にもドラッグストアがあるので、買いたいものなどに応じてコンビニやスーパーと使い分けてください。
ドラッグストアは日用品や化粧品が充実しているほか、下着や靴下、雑貨類が手に入ることも。ただし、日本語で「ドラッグストア」と呼ばれていても、医薬品は扱っていない場合もあるので、薬が必要なときは薬局に行ったほうが確実です。
スーパー
<出典元:写真AC>
ちょっとした身の回り品を手に入れたい場合は、スーパーに足を運ぶのもひとつの手です。ただし、スーパーは食料品や日用品がメインなので、化粧品や雑貨の充実度は低め。なお、国や都市にもよりますが、ヨーロッパではスーパーやドラッグストアも含めて、日曜日には多くのお店が休業することに注意してください。
海外旅行の持ち物は取捨選択が大事。何でもかんでも持っていけばいいというものではありませんが、ないと困るものや「持っていけばよかった」と後悔しそうなものは持ち物リストに加えてはいかがでしょうか。
関連記事
Ranking海外エリア記事ランキング
-
旅の基本情報お届け部
- 旅が「楽しく」「お得に」「快適に」なる情報をお伝えします!