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【ドイツ】在住者が指南する!フランクフルト土産はここで買う!
楽しかったドイツ旅行!はっ!気づけば、お土産を買い忘れている。。。もしくは強行スケジュールのため、お土産を買う十分な時間がなかった、なんてこともありますよね。デパートで適当なお土産を見繕うのもいいですが、日本のように、わかりやすい箱菓子などがなく、そもそもどれを選んでいいのかわからない。そんなとき、気の利いたお土産がゲットできるスポット2箇所を、ドイツ在住の筆者がご紹介します。
ここだけで、フランクフルト土産がまかなえますよ〜。
目次
- 1. 色々物色するなら、ショッピングモール「MyZeil(マイツァイル)」
- 地上階〜2階で、ドイツのお茶、食器、スキンケア、サッカーグッズを
- 地下階はチープ雑貨天国!スーパーやドラッグストアも
- 2. かわいいドイツ絵本やヘッセン土産は「Hugendubel(フーゲンドゥーベル)」
- まとめ
1. 色々物色するなら、ショッピングモール「MyZeil(マイツァイル)」
マイツァイル
- 住所 : Zeil106 60313 Frankfurt
- 営業時間 : 月〜木10:00〜20:00 金・土〜21:00/Foodtopia(4.0G)月〜水10:00〜20:30 木〜土〜21:00 日〜20:00 ※店舗により一部異なります
- 公式サイト :MyZeil
フランクフルトの中心地、Hauptwache(ハウプトヴァッへ)駅から歩いて3分の好立地にあるのが「マイツァイル」。この建物がある通りは、歩行者天国で、ほかにもいろんなお店があるので、ウインドーショッピングも楽しめるのがいいところ。とはいえ、お土産だけをササっと買いたいなら、速攻で「マイツァイル」へ行っちゃいましょう。
ファッションや靴、おもちゃ、家電など、ショッピングモールならではの品揃えはもちろんですが、ドイツの有名紅茶ブランド「ロンネフェルト」、自然派スキンケアブランド「ハーバシン」など、いわゆるドイツならではの品々が集まっているのがポイント。さらにスーパーやドラッグストアも入っているから、大人数に配る細かいお土産までもココで買い揃えられてしまうのです!
いろいろなお店がありますが、全部見ているとキリがないので、最低限こちら↓をチェックしておけば大丈夫。
<マイツァイルで行くべきショップ!>
- 2.OG : Eintracht Frankfurt(アイントラハト・フランクフルト)
- 1.OG : LOREY(ローライ)/herbacin(ハーバシン)
- EG(地上階): Ronnefeldt(ロンネフェルト)
- UG(地下階): TEDi(テディ)/NANU NANA(ナヌ・ナナ)/dm(ディーエム)/REWE(レーヴェ)/NORI kids center(ノリ・キッズセンター)
もしお子様連れの方がいらっしゃれば、地下階の「ノリ・キッズセンター」はいかがでしょう。トランポリン、ボールプール、お絵描きコーナー、タッチパネルゲームなどがあり、子どもを自由に遊ばせることができます。とくにご家族がいなくても遊べるお子様なら、こちらに預けてるうちに大人は買い物を済ませられるので、より効率的かも。
地上階〜2階で、ドイツのお茶、食器、スキンケア、サッカーグッズを
さて、行くべきお店を把握したところで、まずは地上階から2階へ行ってみましょう。
ロンネフェルト
1823年、フランクフルトで創業されたドイツの老舗紅茶メーカー。
ヒマラヤ山脈の斜面にあるアッサムやダージリンの有名な茶園をはじめ、世界各国から一流の茶葉を見つけ出し、摘み方、淹れ方などにもこだわり、そのおいしさは折り紙つき。最高級ホテルでも提供されています。アールグレイやアイリッシュモルトなど定番人気を選んでもよし、カウンターにある季節のおすすめを選ぶもよし、たくさんの種類から好みを見つけ出して!
ローライ
220年以上もの歴史を持つキッチンウェアの老舗「ローライ」。
ドイツブランド、Fissler(フィスラー)やWMF(ヴェーエムエフ)などの調理器具に目が行きますが、お土産ならば、機能性×デザイン性に優れたキッチン雑貨ブランド、KOZIOL(コジオール)がオススメ。おしゃれなプラスチック製食器やカトラリー類、キッチンペーパーホルダーなど豊富なバリエーションが揃っています。このほか、ドイツの国民的キャラクター、マウスの雑貨なども。
<ドイツのサティスナブルブランド、コジオール。弁当ボックスや水筒なども>
<マウスは、1971年から始まったテレビ番組『Die Sendung mit der Maus』の主人公。エンテ(アヒル)とエレファント(ゾウ)と仲良し!>
<カラフルなカトラリー類が元気を呼びそう!エッグスタンドやカバーもキュート>
ハーバシン
自然派コスメの先駆けとなったドイツのスキンケアブランド。
認証有機栽培農場で育まれた植物を原料とした品々は、100年以上の長きに渡り世界各国で愛され続けています。同ブランドを象徴する成分といえば、保湿効果に優れ、皮膚トラブルにも有効なカモミール。ハンドクリームやリップクリーム、ボディローションなど様々なアイテムがあるので、贈る相手に合わせてチョイスできます。
<甘い香りでリラックス効果をもたらすオレンジ&トンカビーンズ、敏感肌におすすめのカモミール&グリーンティーなど、シャワージェルも色々!>
アイントラハト フランクフルト
サッカーの国、ドイツで、サッカー関連のお土産を買いたいというならこちら。フランクフルトを本拠地として、長谷部誠、鎌田大地といった日本人選手を有するプロサッカークラブ「アイントラハト フランクフルト」のオフィシャルショップ。ユニフォームやTシャツ、マフラーなどのほか、マグカップ、ヌイグルミといった小物もしっかりラインナップしています。
<チームユニフォームを来たヌイグルミがかわいい!赤ちゃんや子どもサイズの服もあります>
地下階はチープ雑貨天国!スーパーやドラッグストアも
専門ショップを見た後、もしくは時間がないから、ばらまきお土産をサクッと見たいなんて方は、地下階へ!1ユーロ商品を目玉に打ち出したドイツ発祥のチェーン店、季節ごとに商品がどんどん入れ替わる雑貨ショップでは、お手軽プライスの掘り出し物を見つけられそう。スーパーやドラッグストアでお目当て商品をまとめ買いしちゃうのもアリ!
テディ
一見、そっけない雰囲気のお店だけど、じつはこの店、ヨーロッパ15カ国で、2,950以上もの店舗を展開する大型チェーン店。1ユーロ商品をメインに、文具や靴下、おもちゃ、デコレーションアイテム、インテリア雑貨など、低価格であらゆるジャンルの品を網羅しているのです!ダサかったり、安っぽかったりするものもありますが(笑)、その中から「これぞ!」というものに出会えるのも楽しい!
<ドイツの老舗文具メーカー、ペリカンのマーカーや色鉛筆もゲットできる!>
ナヌナナ
おしゃれなインテリアやキッチン雑貨をお手頃プライスで提供するのがこちら。ハロウィンやクリスマス、イースターなど、季節ごとのアイテムがドカンとディスプレーされており、そういった季節商品をいっぺんにチェックできるのが嬉しい。アロマグッズやキャンドル、ライトなど、お土産とは関係なく、自分で使いたいアイテムも満載。
<キャンドルの隣にキノコのオーナメントがぴったりマッチ!このまま家に飾りたい>
<こんな大きめインテリアグッズもスーパープライスになっている!>
ディーエム
ドイツでおなじみのドラッグストア!入浴剤、歯磨き粉、ビタミン剤、お掃除グッズなどがずらり。冬ならシュトーレンなど、季節ごとにドイツ定番のお菓子も並びます。食べきりサイズが多いので、色々な種類を試すのにもいいかも!
レーヴェ
お菓子やドリンク、インスタント食品、粉末ドレッシング、ダルマイヤーなどのコーヒー・・・いわゆるお土産にできるものが集結しているのがスーパー。スナックタイプのブレーツェルや、麺にチーズを絡めた南ドイツの郷土料理、チーズシュペッツレのインスタントものなど、ドイツの味を気軽に日本で味わえるのが◎。
かわいいドイツ絵本やヘッセン土産は「Hugendubel(フーゲンドゥーベル)」
フーゲンドゥーベル
- ・住所:Steinweg12 60313 Frankfurt
- ・営業時間:月〜土9:30〜20:00
- ・公式サイト:Hugendubel
こちらも最寄りのハウプトヴァッへ駅から歩いて3分ほど。「フーゲンドゥーベル」は、ドイツきっての大型書店!ドイツ語は読めないから、本はちょっと・・・と敬遠することなかれ。小さいお子様へ、温かみあふれるドイツの絵本はいかが。また、ドイツ語を勉強している人には、日本のマンガもいいかもしれません。おなじみのマンガをドイツ語で読むことができちゃいます。
さらにおすすめスポットは3つ。まずは、店頭に置かれているポストカード。ヨーロッパの香り漂うセンスのいいデザインで、旅先から家族、友達へハガキを送りたいときにもぴったりです。
2つ目は、地上階から1階へ上る階段のところにあるグッズコーナー。本屋さんらしく、本の栞やライトスタンド、デスク周りを彩る小物などもあるのですが、フランクフルトゆかりの作家、ゲーテのグッズ、朝食文化の息づくドイツらしいミューズリーボウルやティーグッズなど、女性心をくすぐる技ありアイテムがぎゅっと詰まっています。
3つ目は、地上階にある「ヘッセンショップ」。読んで字のごとく、フランクフルトを有するヘッセン州の名物を集めたショップです!ジャムやハチミツ、ワイン、グリューネゾーセ(緑のソース)のパスタといった飲食物に始まり、ザクセンハウゼン名物のアプフェルヴァイン専用のグラスやピッチャー、ヘッセンの名物が描かれたお皿、ガイドブック、エプロン、エコバッグ、文房具など品揃えは多岐に渡ります。フランクフルトの名所を描いたイラストカードなどは、旅の思い出にもなりそう。
まとめ
お土産というと、あちこちいろんなところで探さなくては!というイメージがありますが、この2箇所、お好きな方を巡るだけで、ドイツ土産は完璧です。お土産に時間をかけなくていい分、旅行中に見たいこと、したいこと、の方にたっぷり時間を費やしてくださいね。
<マイツァイルにあるインスタスポット。記念写真もこれでバッチリ!>
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大越理恵
- ドイツ生まれの日本人夫にくっついてドイツへ移住!したものの、何年住んでもドイツ語初級なフリーライター。おさんぽ旅が得意。街の匂いや雰囲気、ちょっと傾いた建物、へんてこな模様、かわいいマンホールのフタなどなど。果てしない寄り道をしながら見つけた、ドイツの風景や日常、あれこれをお届けします。