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次の海外旅行はベトナムで決まり!リゾート地の選び方とおすすめ観光地
コロナも大分落ち着き、2023年に晴れて海外旅行を計画している人も多いことでしょう。しかし、昨今の歴史的円安を受けて、少しでも物価や旅費が安い国・都市を探している旅行者も大勢います。そこで、今回は東南アジアのインドシナ半島に位置するベトナムのリゾート地を紹介。
山と海に挟まれたベトナムならではのリゾート地の選び方とおすすめ観光地をご案内します。
目次
- ベトナムのリゾート地はエリアによって気候が大きく違う!
- ビーチリゾート地は「台風」に気を付ける
- 山岳高原リゾート地もベトナムではおすすめできる!
- 初めてのベトナム旅行でおすすめのリゾート地を紹介!
- 日本を発つ前にしっかりと現地のスケジュールを決めておくのがポイント
ベトナムのリゾート地はエリアによって気候が大きく違う!
ベトナムと言えば常夏のイメージが強いかもしれませんが、実際に1年を通じて蒸し暑い陽気が続くのは中南部以南で、中部・北部はシーズによっては厚手の服を着こまなければならないほど気温が下がることもあります。
そのため、ベトナムのリゾート地を目指す場合は、まずは自分が行く時期と現地の天気や気温の様子を確認するのが必要です。特にビーチリゾートを目的地にする場合、時期によっては現地に行っても海に入れないかもしれません。
ビーチリゾート地は「台風」に気を付ける
ベトナムのビーチリゾート地では、中部ダナン、中南部ニャチャンなどが有名です。いずれも東海南シナ海に面する沿岸地域ですが、このエリアは日本でいう夏秋の期間中は台風が毎年やってきます。ベトナムの海も日本と同様に遊泳禁止のときは朝一で赤い旗が砂浜に掲げられるので、その場合は旅行者も泳ぐことができません。
特に台風時のダナンは「日本の日本海のよう」と言われるほど荒波になるので、マリンスポーツは非常に危険を伴います。そのため、台風が来ることが事前にわかっているのであれば、素直に行き先を変えるかもしくは室内でも楽しめるスケジュールに考え直すのがおすすめです。
山岳高原リゾート地もベトナムではおすすめできる!
ベトナム西部と北部には外国人旅行者にも注目される山岳高原エリアがあります。リゾート地として人気なのは北部「サパ」や中南部「ダラット」ですが、いずれも近年は観光開発が進み、また現地のインフラも整備されつつあるので、二度目以降のベトナム旅行におすすめです。
南国アジアのリゾートといえばビーチエリアに目がいきがちですが、雄大な手つかずの自然と寄り添うように広がる素朴な町散策など、高原地帯ならではのネイチャーリゾートを満喫できるので、「静かな田舎町を散策したい」という人はぜひそちらに足を向けてみてください。
初めてのベトナム旅行でおすすめのリゾート地を紹介!
ここでは初めてのベトナム旅行者向けに、「カップル、子連れ家族、年配」のどの層にもおすすめできるリゾート地を紹介します。
基本的に日本からベトナムの各都市の直行便は「ハノイ・ダナン・ホーチミン」の3都市しかありませんので、そこから国内線に乗り換えて行くことになるのはご注意ください。
1. 直行便で行ける日本人向け世界遺産リゾート地「ダナン」
もしベトナムリゾート地に飛行機1本で行きたいなら、ダナン一択となります。ダナンは2010年頃からじわじわと日本人の間に知名度を上げてきたビーチエリアで、世界遺産ホイアンにも行けるので、ほとんどの旅行者はダナンとホイアンの2都市観光を楽しんでいます。
10月・11月は台風シーズンですが、ホイアンやフエ等ビーチ以外の世界遺産も楽しめるので、旅行者層問わず満足できる観光プランを練ることができるのが特徴です。
2. ネイチャーリゾートなら「ダラット」へ行こう
山岳高原地帯ならダラットがおすすめです。北部サパも近年は注目されていますが、まだアクセスが不便なので初心者の人には向きません。一方でダラットは空港があるのでホーチミンやハノイから空路で行くことができますし、市内の観光地はタクシーですべて回ることができるので、初めての旅行者でも不便なく滞在できます。
素朴な市街地の町並みや茶畑、コーヒー農園、イチゴ狩りといった自然観光スポットを楽しめます。最近はリゾートホテルも増えてきたので、ホテル滞在派の人でも有意義な旅行になるはずです。
3. 海とホテルライフを満喫したいなら「ニャチャン」がおすすめ
日本人の間ではダナンがベトナムのリゾート地として最も知名度が高いかもしれませんが、欧米人にとってはここニャチャンがベトナムビーチリゾートの代名詞です。
ダナンほど観光スポットは多くありませんが、リゾートホテルが数多くあるので、ホテルライフで1日楽しむのもおすすめできます。また、現地のツアーデスクからマリンスポーツに申し込むこともできるので、スキューバダイビングやジェットスキーなども体験できます。
日本を発つ前にしっかりと現地のスケジュールを決めておくのがポイント
今回は初めてのベトナム旅行者向けに、リゾート地の選び方とおすすめエリアを紹介しました。
日本人旅行者の多くは4~5日間と短期旅行になるので、現地のどこに行くのか、雨が降ったときはどうするのか、どこのレストランで食事をとるのかまで、できるだけ具体的にスケジュールを決めておくのが、より有意義な時間を過ごすポイントになるでしょう。
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古川悠紀
- ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!