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【兵庫】涼を求めて♪穴場のゆる~い沢登りスポット「日ヶ奥渓谷」in 丹波市
去年、人生初の沢登りを体験し、その気持ち良さにすっかり魅了された筆者は、今年もまた沢登りをすることに。
今回は、兵庫県丹波市春日町にある、穴場の沢登りスポット「日ヶ奥渓谷(ひがおくけいこく)」へ行ってみました。
目次
- おだやかな渓流でビギナーも安心♪駐車場とトイレ完備!
- 五感で自然を楽しめるのが沢登りの醍醐味!
- 深さ約4.5m!白龍が天に昇った伝説の滝つぼ
- 滝のマイナスイオンをたっぷりと浴びながら、至福のお昼ごはん!
- おわりに
おだやかな渓流でビギナーも安心♪駐車場とトイレ完備!
舞鶴若狭自動車道 春日ICを降りてから、車で約15分のところにある「日ヶ奥渓谷」。JR神戸線 三ノ宮駅からは車で約1時間半と、意外と都会からもアクセスしやすいんです。
渓流が比較的おだやかな「日ヶ奥渓谷」は、沢登りビギナーでも楽しめるのが特徴。途中で岩を越えるのが難しければ、沢に沿って整備されている散策道を歩くこともできるので安心です。
全体的に人が少なく、とても静か。ゆる~く沢登りを楽しみながら、自然の中でのんびりと過ごしたい人にぴったりですよ。
1日500円で「日ヶ奥渓谷キャンプ場」の駐車場を利用できるほか、水洗トイレが沢の入り口付近に完備されているので便利。駐車場から短い階段を降りれば、沢の入り口はすぐそこです。
五感で自然を楽しめるのが沢登りの醍醐味!
「日ヶ奥渓谷」には、4つの散策コースがあります。
林間広場コース(約10分)、滝めぐりコース(約30分)、展望広場コース(約1時間20分)、神池寺登山コース(約2時間20分)から選べるので、今回は「滝めぐりコース」を行くことにしました。
沢の水は思いのほか冷たく、木々が太陽の光を遮ってくれるので涼しい!みずみずしい緑と渓流のせせらぎ。どこかから漂ってくる、木や土の香り・・・。五感で自然を楽しめるが沢登りの醍醐味です。
そんなことを思いながら歩いていると、目の前には巨大な岩が!
脚力のある同行人は水流に足を突っ込んで、スイスイと登って行きましたが、沢登りビギナーの筆者は体力を温存すべく、水流を避けて安全そうな岩場を登りました。楽しく登るためにも、無理は禁物です!
その後も、腰まで水に浸かったり、苔で覆われている岩に若干足を滑らせたりしながら、岩をよじ登っていきますが、特に難所はありません。
程なくして、1つ目の滝に到着しました!
深さ約4.5m!白龍が天に昇った伝説の滝つぼ
滝を越えて沢を登り続けるのは難しそうなので、一旦、散策道を歩くことにしました。散策道は整備された林道で、青もみじが美しいですよ。
沢の水で冷えた体が温まったところで、再び沢へ。
すると、S字カーブを描きながら、おだやかに流れ落ちる2つ目の滝が見えます。岩に設置されている鎖をつたって滝の上流へ行くと、大きな滝つぼがありました。
思わず泳いでみたくなるような滝つぼですが、なんと深さが約4.5mもあるのだそう。飛び込んでみたい人は、ライフジャケットをお忘れなく!
ちなみに、この滝つぼに、誤って毒を飲み込んだ大蛇が飛び込み、きれいな水をたくさん飲んで解毒した後、白龍となって天に昇ったという伝説があるのだそうです。そのため、この滝は「白龍雌滝」と呼ばれているんですよ。
滝のマイナスイオンをたっぷり浴びながら、至福のお昼ごはん!
行き止まりのため、再び散策道を歩き「白龍雄滝」の道標が見えたところで沢に戻ります。
いくつかの岩をひょいひょいと登ると、岩肌をつたって水が流れ落ちる、カーテンのような滝に到着です!
眺めがいいので、ここでランチにすることにしました。コンビニで買った冷やし中華を、沢の水で冷やしていただきます。
滝のマイナスイオンをたっぷりと浴びながら、食べるごはんは格別!木陰になっているので涼しく、時折、吹くそよ風がとても心地良いです。
食後もここで、しばしまったりと過ごしながら「次は、沢の水で冷やしたビールを飲めたら最高」と、想像を膨らませてニヤニヤ。
その後、散策道を少し歩いて、ゴール地点の小さな神社にたどり着き、「滝めぐりコース」を無事、終了したのでした。
おわりに
食料品などを買いたい場合は、舞鶴若狭自動車道 春日ICを降りてすぐのところにある、コンビニか「道の駅 丹波おばあちゃんの里」、スーパーマーケットでぜひ買い物を。この先に店はありませんでした。
まだまだ暑い日が続く日本。
今週末は、涼求めて、「日ヶ奥渓谷」で沢登りをしてみてはいかがでしょうか。
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にっしー
- 国内外と転々としながら、好きなことをしている関西人。お茶の産地を旅するのがライフワーク。