【大阪】話題のImmasive Museumで印象派の世界に没入体験!(2023年6月17日~9月6日まで)

Immasive Museum

最近、ニュースやSNSで話題になっている没入型体験ミュージアム「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」が大阪に初上陸したのをご存知ですか?

堂島リバーフォーラムで、2023年6月17日から9月6日まで、ただ今絶賛開催中です。

早速没入体験してきたのでご紹介します!

※本イベントは終了しております

目次

鑑賞する絵画から体感する絵画へ

垂れ幕

この堂島リバーフォーラムの近代的なホールの入り口前にあるロールスクリーンがとてもかっこいいです!

最寄り駅は、京阪中之島線「中之島」、JR大阪環状線「福島」、JR東西線「新福島」、阪神本線「福島」で、各駅から徒歩約5分。JR各線「大阪駅」、Osaka Metro(大阪メトロ)四つ橋線「肥後橋」各駅からだと、徒歩約15分です。

「Immersive Museum」は、"Immersive=没入感"をテーマに特別な音響効果と壁面や床面すべてに投影された映像を組み合わせ、広大な空間に名画の世界を再現した新たなアート体験プログラムとして、今話題の没入体感型の美術展です。

カウンター

小学生以上はチケットが必要、小学生未満は保護者同伴に限り2名まで入場無料ですので、未就学児のお子様連れのご家族の方もちらほら見かけました(必ずお子様の本人確認書類をお持ちください※健康保険証など)。学生料金(学生証の提示が必要です)などお得な料金設定もあります。難しい知識がなくても身体で感じることができますので、年齢を問わずに楽しめる企画だと思います。

支払い方法

当日払いの方は、各種電子マネーにも対応しています。

私は平日の朝一番に訪問しましたが、結構混み合っていて予約来場されている方が多いように感じました。予定が決まっていれば、事前にプレイガイドから予約して頂くのが確実ですよ。混雑が気になる方は、公式SNSでも発信していますので、ご確認ください。※記事最後にリンクがあります

7月15日(土)~8月31日(木)の期間限定の夏休み企画チケットで、天空美術館も見られる特別入場券も販売していますので、アート好きには嬉しい企画ですね。

案内板

いよいよですね!この美術展のコンセプトや印象派展についての歴史が説明が書いてあります。

ここを通り過ぎてしまうとじっくり説明を読めるのはパンフレットだけですので、ぜひ五感で感じる前に印象派の歴史や印象派展のことを改めて文字で読んで知って欲しいです。情報を知っているのと知らないのでは、脳内への染み入り方がちがいます

説明文

Immersive Museum(イマーシブミュージアム)のコンテンツが30分で、フォトタイムが5分の計35分の映像作品です。

先ほどの説明板斜め向かいの階段を上がったところに、個室の数がたくさんあるとても綺麗なお手洗いがありますので、鑑賞前にお立ち寄りをおすすめします。

なぜなら、会場に入場するタイミングによっては映像の途中からになることも多いですので、繰り返し視聴しますと所要時間が想定より長くなってしまう場合があるからです。見れば見るほど、もっと見たくなる。居たくなる。そんな場所なのです。

入り口

こちらをめくれば、めくるめくImmersive(イマーシブ)体験の世界です。会場全体は映画館のように暗くなっていますので、小さなお子様連れの方は必ずしっかり手をつないでいただき安全管理をお願いします。

椅子

この可愛いクッションがぽつんぽつんと置いてあって、好きなタイプを選べますが、ゆったり沈み込んで座れる大きなタイプが人気のようでした。後方奥や手前、真ん中それぞれのいい場所を見つけてください。

印象派のシーンの中へ入り込もう

SCENE01 印象・日の出

日の出

パンフレットによると

〜「印象派」という名称のきっかけとなった、モネの名画「印象・日の出」。この絵に描かれている19世紀フランスのル・アーヴル港を、写真資料などを元にCGで再現〜

とあります。まさに、これから旅に出るような美しい港の日の出が会場いっぱいに広がって、とても自然に21世紀の大阪から19世紀のフランスへ誘い込まれます。

SCENE02 印象派展

アパルトマン

まるで映画のような、舞台のようなアパルトマンの影絵のような不思議な映像がファンタジックで可愛いです。扉を開けてプリンセスが登場しそうです。

印象派展

場面は、パリのアバルトマンの上階へ。

気付いたら、第1回印象派展が開催されたナダール写真館の中で展示された絵を見ている私たち。この流れがスムーズでとてもおしゃれ。スクリーンが近いところでも見ましたが、本物みたいに立体的に感じます。

SCENE03 印象派の技法

印象派の技法

鮮やかな絵の具がスクリーンに一筆、二筆。

絵の具が重なり合ってキャンバスにおかれたような気分になります。映えの連続なので、皆さん写真をどんどん撮っています。動画、写真OKの美術展は今時だなあと感じました。

吸い込まれて、包まれて


モネの「ラ・グルヌイエール」を題材に色の波に呑まれていきます。この細かい筆致や重なりの技法と絵そのものを感じることができるのは、没入型ミュージアムならでは!ですよね。

SCENE04 印象派の画家たち

画家たち

全8回の印象派展に出品された絵画を中心に鑑賞します。この場面、本当に前に座っているお客様が大きくなった絵の中に溶け込んでいて好きな1枚です。

画家たち

そして、絵同士が隣り合うことで画家ごとの個性や違いを見つけることができます。

印象派といっても、本当に千差万別です。「あ!この絵好きなんだよね」や「美術の教科書で習った」なんて声が聞こえてきそうです。

SCENE05 絵画の中へ

この感じ、本当に美術館で1人で絵を鑑賞していて想像していた通りの夢みたいな場面です。いつか絵の中に入ってみたいなあ、と思っていた夢が叶ってしまいました。絵の中に吸い込まれ行くような、少しジェットコースターのような宇宙空間のような不思議な体験ができますよ。

SCENE06 モネの連作

モネの連作

ここは、連作を多く残しているモネの作品を連続して見ることができます。光の変化とそれに伴う変化も表現されていて、旅先で同じ建物を見ながら長時間立ち尽くしているような不思議な感覚に囚われます。モネの目になったような不思議な気分も味わえます。

SCENE07 睡蓮

睡蓮

モネの代表作といえば、やっぱりこの作品。「睡蓮」。光と色と風や匂いまで感じる美しい庭。お土産売り場でも「睡蓮」モチーフの商品が1番売れているそうです。お客様も皆さん「睡蓮」の世界を堪能していました。

見てください、どこを撮っても美しいんです。

庭に迷い込んだ気分になりました。絵の平面からでは想像しかできなかったものを蝶々のように優雅に見渡すことが可能です。

SCENE08 印象派

印象派

そして、印象派の作家たちの肖像と名前が表示され順に紹介されていきます。意外と名前しか知らない方もいて、勉強になりました。この人が描いているのか、と知ると感じ方の深みも変わりますよね。

優先席

映像が映った優先席があまりに美しかったので撮ってしまった1枚。会場には老若男女様々な世代の方がいらしてましたので、地べたにクッションの姿勢は辛い方もいらっしゃると思いました。この心遣いは嬉しいですね!

足

私は床がお気に入りで、どの場面でも割とたくさん撮ってしまいました。花畑にいるみたいで、素敵です。

記念撮影

最後に記念写真タイムがあります。

「Immersive Museum(イマーシブミュージアム)」と書かれている場所が人気スポットでした。好きな絵の前でこんなに写真撮れることなんてなかなかないですから、楽しみたいですよね。本当は私を入れてこのスクリーンいっぱいの絵画の大きさをお伝えしたかったのですが、1人訪問でしたので撮れず...残念。

ぜひ、これから記念撮影される方はこの大きさに驚いてください。

絵画

映像を見終わった後会場から出ると、こんなお茶目な絵が。とてもチャーミングなのですが、あえてどうチャーミングなのか?は書きませんのでぜひ実際に見てくださいね。

Immersiveを味わいつくそう

グッズ

物販もお買い求めやすい物から、ちょっとマニアックな物までたくさんありますよ。図録やトートバッグ、クリアファイルも可愛いです。

グッズ

その中でもおすすめは「モネの宝物」琥珀糖です。箱が可愛い上に、おしゃれな香りがします。琥珀糖の甘さが、またモネや印象派の作品を思い出させてくれるでしょう。

ドリンク

最後にお迎えしてくれるカウンターにて「没入ドリンクいちごミックスジュース」で仕上げです。

ちなみに大阪会場の1番人気は、同じく没入ドリンクのミックスジュースだそう。ミックスジュースは大阪名物らしいので、印象派の世界と大阪を同時に感じられる貴重な体験ができるかも?お味はフルーティーで美味しかったです。

新しい没入体験を楽しむも良し、憧れのアートに入り込むも良し。観て、聴いて、味わって、心で触って感じて。この機会に五感を使って、あなたもImmersive体験してみませんか?

Immersive Museum Osaka 概要 ※本イベントは終了しております

  • 会場:堂島リバーフォーラム
  • 住所:大阪市福島区福島1-1-17
  • 日程:2023年6月17日(土)~9月6日(水)
    時間:10:00~20:00(19:00最終入場)
  • 公式サイト:Immersive Museum Osaka
  • 公式SNS:Instagram,X(旧Twitter)

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とうもと くみ

舞台観劇とスポーツ観戦(球技・格闘技)が趣味な、どこでも行っちゃう『インドア脳だけど、アクティブ派体験型トラベラー』です。旅しながら、少し昔の物語を書き続ける事が、夢。離島や、閉じられた館で事件が起こったり、時代劇の人情ものが大好物。

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