日本を代表する観光地のひとつとして、国内外から多くの人が訪れている大阪。グルメや歴史的なスポットも有名ですが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンをはじめとするテーマパークなどを訪れたい人も多いでしょう。

本記事では、大阪で定番になっているテーマパークや遊園地を紹介します。さらに、大阪の街並みや夜景を楽しめる観覧車なども併せて取りあげますので、ファミリーや友人同士・カップルなどで楽しめる大阪のスポットを探している人はぜひ参考にしてください。

※本記事の情報は執筆時点（2023年6月）のものです。最新情報は施設公式サイトなどでご確認ください

目次

＜1.　大阪のテーマパーク・遊園地＞

＜2.　大阪の観覧車＞

＜3.　番外編！ 通天閣にもアトラクション？＞

1.　大阪のテーマパーク・遊園地

ここでは、大阪のテーマパーク・遊園地を紹介していきます。大阪を代表する観光スポットになっている施設や、関西初となるテーマパークなどをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

ワールドクラスのライドやエンターテインメントが集まっており、国内外の観光客に絶大な人気を誇る「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」。

パーク内は全部で10のエリアに分かれていて、ハリウッドの超大作映画をテーマにしたライドや、人気キャラクターたちのショーなどを楽しめるようになっています。

注目エリアとなっているのが、2021年3月にオープンした「スーパー・ニンテンドー・ワールド」です。マリオ、ルイージなどのキャラクターやゲームの世界が、最新テクノロジーにより精巧に再現されており、ここでしか味わえない体験ができるでしょう。

さらに、細部までこだわり映画の世界そっくりに再現された「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」も人気エリアのひとつ。ホグワーツ城内にある体感ライド「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」では、リアリティを極めた映像を通して大迫力の魔法の世界を味わえます。

パーク内には、爽快感と浮遊感を味わえる絶叫系ライド「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」や、小さな子どもでも楽しめるライド・ショーなど多種多様なアトラクションがあり、友人同士でもファミリーでも滞在を満喫できるテーマパークです。

• 住所：大阪府大阪市此花区桜島2丁目1−33
• アクセス：【電車の場合】梅田・大阪駅から直通または西九条駅経由で約11分、【車の場合】阪神高速湾岸線「北港JCT」を分岐し、ユニバーサルシティ出口を出てすぐ
• 公式サイト：ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

レゴランド・ディスカバリー・センター大阪

「レゴランド・ディスカバリー・センター大阪」は、数百万個を超えるレゴⓇブロックが集まる屋内体験型施設。

子ども向けのプレイグラウンドや、100万個以上のレゴ®ブロックを使って大阪の名所が再現されたミニランド、ライド型のアトラクション・4Dシネマなどがあり、小さな子ども連れのファミリーにぴったりのスポットです。

レゴ職人やスタッフからレゴ作品の作り方を学べるワークショップにも参加可能なため、自分だけのスペシャルな作品を作りたい人にもおすすめです。

• 住所：大阪市港区海岸通1-1-10 天保山マーケットプレース3階
• アクセス：【電車の場合】大阪メトロ「大阪港」駅下車徒歩5分、JRゆめ咲線「ユニバーサルシティ」駅下車シャトル船で約10分、【バスの場合】大阪シティバス「天保山ハーバービレッジ」下車すぐ、【車の場合】阪神高速湾岸線・大阪港線「天保山IC」より約5分（有料駐車場完備）
• 公式サイト：レゴランド・ディスカバリー・センター大阪

ひらかたパーク

「ひらパー」の愛称で親しまれており、多種多様なアトラクションや季節に合わせたイベント、動物たちとのふれあいまで楽しめる「ひらかたパーク」。

全長約1,300m・最高速度時速70kmのローラーコースター「レッドファルコン」をはじめとした絶叫系ライドや、キッズにおすすめの小型飛行塔など、子どもから大人まで楽しめる40種類以上ものアトラクションが揃っています。

夏にはスライダーなどもあるプール「ザ・ブーン」、冬にはスケートや雪あそびを体験できる「ウインターカーニバル」など、季節に合わせたイベントも豊富。

カピバラやカンガルーなどに出会える「屋内型動物園 わくわく動物村」などもあり、多彩な過ごし方ができる施設です。

• 住所：大阪府枚方市枚方公園町1−1
• アクセス：【電車の場合】京阪電車にて「枚方公園」駅下車、【バスの場合】京阪バスにてJR「高槻」駅・阪急「高槻市」駅方面より「枚方公園口」バス停下車徒歩10分、【車の場合】
• 国道1号線「中振」分岐点を京都方面（枚方バイパス）へ約1km（国道分岐通過後、左車線へ）、GS「エネオス」を過ぎてすぐの信号のない側道へ左折、道なりに進むと左手が駐車場入口
• 公式サイト：ひらかたパーク

シルバニアパーク

「シルバニアパーク」は、国内2か所目・関西では初となるシルバニアファミリーの世界を再現した屋外型のテーマパークです。

ショコラウサギファミリーが暮らす「赤い屋根の大きなお家」や「キラキラ湖」、「にじいろようちえんバス」など可愛らしいシルバニアファミリーの世界を体験でき、小さな子ども連れはもちろん、シルバニアファミリーシリーズのファンにもおすすめのスポット。

シルバニアファミリーとお揃いの衣装をレンタルしたり、クイズラリーに挑戦したりすることも可能で、楽しい時間を過ごせるでしょう。

シルバニアパークの基本情報

• 住所：大阪府堺市南区鉢ヶ峯寺2405-1
• アクセス：【バスの場合】泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」バスターミナル6番乗り場「ハーベストの丘」行、南海路線バスにて約20分、【車の場合】阪和自動車道｢堺IC」を出て最初の交差点を左折し約7km、泉北2号線（府道61号線）を南へ15分
• 公式サイト：シルバニアパーク

ANIPO（アニポ）

「ANIPO（アニポ）」は、大阪府吹田市の大型複合施設「EXPOCITY（エキスポシティ）」内にある屋外遊園地です。

「動物キャラクターの移動遊園地」がテーマになっており、可愛い動物が装飾された4つのアトラクションを体験できます。

幼児から楽しめる「ミニ汽車ポッポ」や浮遊型アトラクション、勢いよくスイングする大きなブランコ型のライドなどを通して、ファミリーで楽しい時間を過ごせるでしょう。

「EXPOCITY（エキスポシティ）」にはショッピングモールやさまざまな生き物に出会えるミュージアムなど多彩な施設があり、併せて訪れるのもおすすめです。

ANIPO（アニポ）の基本情報

• 住所：大阪府吹田市千里万博公園2-1
• アクセス：【電車の場合】大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩2分、【バスの場合】平日限定でJR千里丘駅前・JR茨木駅前からシャトルバスあり（所要時間約15分）、【車の場合】府道2号線（中央環状線）から府道1号線（万博外周道路）を経由し、EXPOCITY（エキスポシティ）へ　※その他複数のルートに関してはホームページをご確認ください
• 公式サイト：ANIPO（アニポ）

2.　大阪の観覧車

大阪府内には、あべのハルカスやスカイビル、大阪湾岸などの景観を楽しめる観覧車が点在しています。日本一の高さを誇る観覧車や珍しい観覧車などもあり、空中散歩を満喫できることでしょう。

ここでは、大阪で人気の観覧車を紹介します。

OSAKA WHEEL（オオサカホイール）

＜出典：写真AC＞

「OSAKA WHEEL（オオサカホイール）」は、高さ123mと日本一の高さを誇る大観覧車です。大阪府吹田市の万博記念公園にある「EXPOCITY（エキスポシティ）」内のスポットで、あべのハルカスやスカイビルをはじめとした大阪の景色を思う存分堪能できます。

全面シースルーのゴンドラですばらしい景色を眺められることはもちろん、普通の観覧車とは一風変わった楽しみ方ができる点もOSAKA WHEEL（オオサカホイール）の魅力。

例えば乗車時間である18分間の間に謎解きに挑戦したり、セルフ写真館を体験できる装飾が施されたゴンドラがあったりと、これまでになかった観覧車での滞在を楽しめます。

ほかにも、カップルにぴったりのVIP観覧車やスパークリングワインがついたプラン、カラオケを楽しめるゴンドラなどもあり、友人同士でもカップル・ファミリーでも乗車を満喫できる観覧車です。

• 住所：大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内 OSAKA WHEEL
• アクセス：【電車の場合】・大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩2分、【バスの場合】平日限定でJR千里丘駅前・JR茨木駅前からシャトルバスあり（所要時間約15分）、【車の場合】府道2号線（中央環状線）から府道1号線（万博外周道路）を経由し、EXPOCITY（エキスポシティ）へ　※その他複数のルートに関してはホームページをご確認ください
• 公式サイト：OSAKA WHEEL（オオサカホイール）

HEP FIVE観覧車

＜出典：写真AC＞

複合商業施設である「HEP FIVE（ヘップファイブ）」の屋上にあり、梅田のランドマークにもなっている赤い観覧車が「HEP FIVE観覧車」です。

1周約15分で、昼は明石海峡大橋や生駒山、夜は大阪の街の夜景を楽しむことが可能。冷暖房が完備されているため、快適に空中散歩を満喫できるでしょう。

「HEP FIVE」内には、観覧車チケットを持参することで割引や特典が受けられるお店も多く、ショッピングや飲食をお得に楽しめる点も魅力です。

• 住所：大阪府大阪市北区角田町5-15
• アクセス：【電車の場合】阪急電車「大阪梅田駅」より徒歩約3分、阪神電車「大阪梅田駅」より徒歩約5分、JR線「大阪駅」御堂筋口より徒歩約4分、大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」より徒歩約5　※駐車場なし
• 公式サイト：HEP FIVE観覧車

道頓堀大観覧車えびすタワー

＜出典：写真AC＞

道頓堀の名物にもなっており、道頓堀周辺はもちろん、「通天閣」や「あべのハルカス」まで見渡せる「道頓堀大観覧車えびすタワー」。

ドン・キホーテ道頓堀店にある世界初の長円形観覧車で、レール式のためゴンドラ内部は常に水平が保たれます。さらに、座席が水平回転する点も特徴で、こちらも「世界初」なのだとか。珍しい体験ができるため、一度は乗っておきたい観覧車でしょう。

ファミリーや友人同士での乗車はもちろん、夜は大阪の街の夜景も楽しめるため、カップルで訪れるのもおすすめです。

• 住所：大阪府大阪市中央区宗右衛門町7-13
• アクセス：【電車の場合】大阪メトロ各線「なんば駅」14番出口より徒歩5分
• 公式サイト：道頓堀大観覧車えびすタワー

天保山大観覧車

＜出典：写真AC＞

「天保山大観覧車」は、大阪湾に面した複合型アミューズメント施設「天保山ハーバービレッジ」内にある地上112.5mの観覧車です。

大阪湾岸を船が行き交う様子や高層ビル群、遠くには生駒山と明石海峡大橋を見渡せる眺望が人気で、夜景は一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」が制定する「日本夜景遺産」にも認定されました。

椅子も床も透明な「シースルーゴンドラ」もあり、空中に浮かんでいるかのような気分で空の旅を楽しめるでしょう。

「天保山ハーバービレッジ」内には、大型商業施設や世界最大級の水族館「海遊館」、遊覧船などがあり、1日中滞在を楽しめる点も魅力。

ゆっくり過ごしたい場合は、施設内にある全室オーシャンビューのリゾートホテル「ホテルシーガルてんぽーざん大阪」に宿泊するとよいでしょう。

天保山大観覧車の基本情報

• 住所：大阪市港区海岸通1丁目1-10 天保山大観覧車
• アクセス：【電車の場合】大阪メトロ中央線「大阪港駅」1番出口より徒歩約5分、【バスの場合】大阪シティバスにて「天保山ハーバービレッジ」下車すぐ　※大阪駅からは88系、なんば駅からは60系で「天保山」行き、【車の場合】阪神高速湾岸線・大阪港線の「天保山出口」より約5分　※マーケットプレース地下駐車場有
• 公式サイト：天保山大観覧車

大観覧車 りんくうの星

＜出典：写真AC＞

関西空港近くに位置する複合商業施設「りんくうプレジャータウン シークル」内にある「大観覧車 りんくうの星」。

高さ85m、関西最大級の大観覧車で、泉州平野や和泉山脈・関西空港を一望できる眺めが人気です。車椅子のままでも楽に利用できるバリアフリーのキャビンで、快適に空中散歩を楽しめます。

4人以上でお得となるセット券もあるので、ファミリーや友人グループなどで訪れるのもよいでしょう。

隣接する「りんくうプレミアム・アウトレット」には海外有名ブランドが多数出店しており、ショッピングを併せて楽しむのもおすすめ。

大観覧車 りんくうの星の基本情報

• 住所：大阪府泉佐野市りんくう往来南3番地
• アクセス：【電車の場合】JR関西空港線で「りんくうタウン」駅下車、直結、南海空港線で「りんくうタウン」駅下車、直結、【車の場合】阪神高速湾岸線「泉佐野南出口」、関西空港自動車道「泉佐野IC」から約5分
• 公式サイト：大観覧車 りんくうの星

3.　番外編！ 通天閣にもアトラクション？

＜出典：写真AC＞

大阪には、テーマパークや遊園地、観覧車のほかにもユニークなアトラクションがあります。ここでは、大阪のシンボルである「通天閣」にある体験型のアトラクションを紹介します。

新世界にある「通天閣」は、大阪のランドマークタワーであり、大阪を訪れたのであれば一度は足を運びたいスポットでしょう。

そんな通天閣に2022年5月に新しくオープンしたアトラクションが、「TOWER SLIDER」です。通天閣の中間展望台3階から外周を周回して、地下1階まで一気に滑り降りるスライダーで、全長60mを約10秒で降りる爽快感が特徴。今までにないスリルを味わえることでしょう。

アトラクションも楽しめるスポットへと進化した通天閣へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

TOWER SLIDERの基本情報

• 住所：大阪市浪速区恵美須東1-18-6
• アクセス：【電車の場合】大阪メトロ堺筋線「恵美須町駅」3番出口から徒歩3分、阪堺電車阪堺線「恵美須町駅」出口から徒歩3分、大阪メトロ御堂筋線「動物園前駅」1番出口から徒歩6分、JR環状線「新今宮駅」通天閣口出口（東出口）から徒歩6分、【車の場合】下り線：阪神高速1号環状線「夕陽丘出口」から車で5分、上り線：阪神高速1号環状線「なんば出口」から車で6分
• 公式サイト：TOWER SLIDER

国内有数の観光地として多くの人が訪れる大阪には、家族や友人同士、カップルで楽しめるテーマパーク・遊園地が多数あります。

大阪の街並みや夜景を眺められる観覧車も充実しており、空からも大阪観光を満喫できるでしょう。

大阪を訪れる際は、ぜひ本記事で紹介したスポットに足を運んでみてくださいね。

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