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鍾乳洞とは何なのか~有名な鍾乳洞はどこにある?~
暗闇の中を進むと、やがて現れる、神秘的な鍾乳石や青く煌めく地底湖......。非日常的な冒険気分を味わえる鍾乳洞は、旅行先としてもおすすめのスポット。そんな鍾乳洞のあれこれ、詳しく知っていますか?
この記事では、鍾乳洞の成り立ちに始まり、その魅力、ルールやマナー、そして日本や海外の個性に溢れた鍾乳洞の数々を紹介。大人も子供もワクワクが止まらない、鍾乳洞の世界へとご案内します。
目次
1. 鍾乳洞とは
鍾乳洞といえば、不思議な形をした鍾乳石や美しい地底湖をイメージする人も多いはず。まずは、鍾乳洞でみられる特徴的な地形やその成り立ちから紹介します。
鍾乳洞はどんな場所?
鍾乳洞とは、石灰岩の地域の地下に広がる、鍾乳石のある洞穴のこと。まるで迷路のような入り組んだ地形、ユニークな形の鍾乳石や石筍(せきじゅん)、川となって流れる地下水、美しく揺らめく地底湖など、どこまでも神秘的な地下空間が広がっているのが特徴です。
夏は涼しく、冬は暖かい鍾乳洞は、観光スポットとして人気。日本三大鍾乳洞に数えられる、岩手県の龍泉洞、山口県の秋芳洞、高知県の龍河洞をはじめ、日本各地に個性溢れる鍾乳洞がいっぱい。また、石灰岩の地域が連なるスロベニアにあるポストイナ鍾乳洞など、海外にも魅力的な鍾乳洞が多くあります。大人から子供まで、普段の生活では味わえないワクワク感に包まれるのが、鍾乳洞という場所なのです。
鍾乳石と石筍について
鍾乳洞でみられる特徴的な地形といえば、鍾乳石と石筍。名前は聞いたことがあっても、その違いまで知っていますか?
鍾乳石とは、天井から下へと向かって成長した石のこと。つまり、天井から氷柱(つらら)のように垂れ下がっているものが、鍾乳石なのです。一方、石筍とは、床から上へと向かって成長した石のこと。すなわち、床からタケノコのように伸びているものが、石筍と呼ばれるのです。また、鍾乳石と石筍がそれぞれに成長し、やがて2つが連なれば、石柱になります。このほか、棚田のような段丘状に成長するリムストーンプールなど、鍾乳洞ではさまざまな地形をみられるのです。
さて、そんな鍾乳石や石筍、そして鍾乳洞そのものは、どのように形成されるのでしょうか?
鍾乳洞はどうやってできる?
鍾乳洞ができるのは、海中のサンゴや貝殻が堆積した石灰岩が、地殻変動によって陸上に広く現れた地域。そこに降り注ぐ二酸化炭素を含む雨水が、石灰岩の炭酸カルシウムを溶かすことで、地下へと染み込んでいきます。そうして少しずつ浸食が進み、やがて石灰岩の中に生まれていく空洞こそ、鍾乳洞なのです。
さらに、石灰岩を溶かした水は天井から落ち、わずかに蒸発することで、石灰分は再び固体となって成長していきます。このとき、天井から伸びるものが鍾乳石に、床から伸びるものが石筍になるのです。鍾乳石は100年にわずか1cmほどしか成長しないとされ、いま見られる美しい鍾乳石や石筍は、数万年以上もの年月をかけて形成されたもの。まさに、地球の長い歴史の中で、いくつもの不思議な力によって生まれたのが、神秘的な鍾乳洞なのです。
2. 鍾乳洞の魅力や鍾乳洞でできること
現代を生きる私たちにとって、鍾乳洞にはどんな魅力があるのでしょうか。ここでは、鍾乳洞を観光するときの思わず心惹かれるポイントを3つ紹介します。
冒険気分を味わえる
鍾乳洞の魅力といえば、誰もが冒険気分を味わえること。暗い地底へと下りていき、この先に何があるのかわからないドキドキ感を胸に、前へ前へと進んでいく楽しさは、まるでSF映画の主人公になったかのよう。大人でも、子供の頃の冒険心が甦ってくるような感動があります。
もちろん、観光スポットになっている鍾乳洞なら、通路や照明が設けられているので、安全に探検を楽しむことが可能。もっと冒険気分を高めたいという人は、地面を這って進んだり水の中に浸かったりするような少し難易度の高い鍾乳洞を訪れるのもいいでしょう。
自然の神秘に触れられる
かつては海の中だった地底に広がる、美しい鍾乳石や石筍、幻想的な地底湖とそこに落ちる滝、暗闇の中を飛び交うコウモリ......。鍾乳洞は、日常から遠く離れ、大自然の神秘に触れられるのもまた魅力。五感を研ぎ澄ませながら鍾乳洞を探検しているだけで、気づけば心が癒されていき、新しい元気をもらえるような不思議な力があります。
子供と一緒に訪れれば、力を合わせて探検した思い出を作れるのはもちろん、地質に興味を持つきっかけにも。最近は、美しくライトアップされた鍾乳洞も多いので、デートスポットとしてカップルで訪れるのもおすすめです。
普段撮れないような写真が撮れる
鍾乳洞の隠れた魅力は、普段は撮れないような写真が撮れること。不思議な形をしたいくつもの鍾乳石、奥深くに煌めく地底湖など、鍾乳洞ならではの神秘的な写真を撮ることができます。
ただし、暗い鍾乳洞での写真撮影は、ちょっと難易度が高いのも事実。スマホで撮る場合、夜景モードで撮るのが最適ですが、どうしても手ブレしてしまうときは、どこかに立てかけて撮るのがいいでしょう。また、カメラで撮る場合は、広角レンズで撮影することで、鍾乳洞全体の幻想的な雰囲気を写し取ることができます。もし禁止されていなければ、周囲に気をつけて三脚を持ち込んで撮影するのもいいかもしれません。
3. 鍾乳洞でのルールやマナー
貴重な自然である鍾乳洞は、ルールを守って訪れることが大切。鍾乳洞によって定められているルールは異なりますが、ここでは一般的なルールやマナーを紹介します。
まず、観光で訪れるときは、観光スポットとして管理されている鍾乳洞を訪れること。決められた通路に従って観光し、たとえ好奇心に掻き立てられても、通路を外れて奥へ進むことのないように。一方、難易度の高い鍾乳洞に挑戦したいときは、信頼できるガイドツアーを利用するなど、安全に探検するようにしましょう。また、鍾乳石などの岩石は自然物のため、記念に持ち帰ることは当然ながら禁止です。
観光スポットとなっている鍾乳洞では、他の観光客への配慮も大切。鍾乳洞の内部は声が反響しやすいので、大声は出さないように。また、通路は狭いことが多く、度々立ち止まっていると、後ろに渋滞ができてしまうこともあるので気をつけて。ただし、鍾乳洞の内部で怪我などをすることのないよう、走ったり慌てたりせず、足下や頭上に注意して観光することが何よりも大切です。
4. 鍾乳洞に入るときの服装や持ち物
鍾乳洞に入ることは、ほんの短い時間であれ、日常とは違う世界へ入ること。服装や持ち物を万全に、安心して探検することが大切です。
なんといっても鍾乳洞は、暗くて狭い空間を進むものなので、汚れたり濡れたりしてもいい服装が最適。また、夏でもひんやりと気温が低いので、長袖のシャツなど、上に羽織れる服があると安心です。足下は濡れて滑りやすいことが多く、ときに階段や傾斜があるので、サンダルやヒールではなく、歩きやすいスニーカーなどで訪れるようにしましょう。
観光スポットの鍾乳洞であれば、通路や照明が整備されていることが多いので、基本的には特別な持ち物は必要ありません。ヘルメットなどが必要な場合も、現地で借りられることがほとんどです。ただし、両手が使える方が安全なため、ハンドバッグを手に持つのではなく、リュックサックなどで探検するといいでしょう。また、天井から滴る水などで体や服が濡れてしまうことがあるので、タオルを持っていくと便利です。もちろん、難易度の高い鍾乳洞を訪れるのであれば、ヘッドライトや軍手も必要なので、注意しましょう。
5. 日本にある有名な鍾乳洞
北から南まで、日本には旅行先としておすすめの鍾乳洞がたくさんあります。日本三大鍾乳洞はもちろん、気軽にアクセスしやすい鍾乳洞から離島に眠る秘境の鍾乳洞まで、各地の鍾乳洞の魅力を見ていきましょう。
龍泉洞(岩手県)
<出典:写真AC>
岩手県岩泉町にある龍泉洞は、日本三大鍾乳洞のひとつに数えられ、洞内に棲むコウモリとともに国の天然記念物に指定されている鍾乳洞。総延長は5,000m以上に達するとされ、そのうちの約700mを探検することができます。
龍泉洞の魅力は、その奥深くに湧くブルーの地底湖。3つの地底湖を見学でき、なかでも水深98mの第3地底湖は、世界有数の透明度を誇る美しさ。鍾乳石に囲まれた中、地底湖がドラゴンブルーに揺らめく光景は、心を奪われてしまうほど幻想的。とくに、水量が安定している冬の時期は、透明度がさらに増し、美しい地底湖を眺めることができます。
- 公式サイト:龍泉洞
あぶくま洞(福島県)
<出典:写真AC>
鍾乳石の種類と数の多さで東洋一とも称えられる鍾乳洞が、福島県田村市のあぶくま洞。全長約600mにわたって続く洞内は3層に分かれ、なかでも高さ29mの最大のホール「滝根御殿」は、さまざまな鍾乳石を眺められる圧巻のスポット。さらに、樹氷やクリスマスツリーといった名が付けられた石筍、調光システムで鍾乳石の色が移り変わる「月の世界」など、幻想的な光景が次々に現れます。
また、一般コースとは別に、オプションとして探検コースがあるのも特徴。狭いところをかがんで進んだり、丸太のはしごや飛び石を渡ったりと、本格的な冒険気分を味わいたい人におすすめです。
- 公式サイト:あぶくま洞
不二洞(群馬県)
<出典:写真AC>
群馬県上野村にある不二洞は、関東で最大の規模を誇る鍾乳洞。約1200年前、偶然のことから発見され、今では群馬県の天然記念物に指定されています。LEDによってライトアップされた洞内は神秘的で、いまだ誰も踏み入れたことのない穴が奥へと続く、冒険心を抱かせる鍾乳洞です。
見学コースは1周約40分と、地底世界をたっぷり満喫できるのも人気の理由。かつて修行の場として利用されていたこともあり、閻魔(えんま)の金剛杖、五百羅漢など、鍾乳石や石筍に地獄や極楽に関する名が付けられているのも、不二洞ならではです。
- 公式サイト:不二洞(上野村ホームページ)
日原鍾乳洞(東京都)
<出典:写真AC>
東京都心からもアクセスしやすい鍾乳洞といえば、東京都奥多摩町にある日原(にっぱら)鍾乳洞。関東屈指の規模を誇り、東京都の天然記念物にも指定された鍾乳洞は、見学時間約40分と本格的。美しくライトアップされた洞内はまるで立体迷路で、都内にこれほどの大自然が存在することに驚かされるはず。
かつては山岳信仰が盛んだったことで知られ、洞内からは賽銭や古銅鏡が見つかっているほど。白衣観音、ガマ岩、天井知らず、水琴窟などと名付けられた鍾乳石の数々は、日常から離れた神秘の世界へと訪れた人を誘います。
- 公式サイト:日原鍾乳洞
竜ヶ岩洞(静岡県)
<出典:写真AC>
静岡県浜松市にある竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)は、東海地方で最大級の鍾乳洞。約2億5000万年前の石灰岩地帯に広がり、今も発掘作業が続く、自然の神秘に溢れた鍾乳洞です。落差約30mの「黄金の大滝」をはじめ、ブルーライトに照らされた「水神様エリア」、シャンデリアのような鍾乳石が美しい「鳳凰(ほうおう)の間」など、その地底世界は芸術作品のよう。
また、全国でも珍しい、コウモリへの餌付けを見学できるコウモリショーを1日2回開催。新茶を洞窟内で熟成させた「いなさ竜ヶ岩洞熟成茶」は、毎年秋に販売され、静岡県の鍾乳洞ならではのお土産として人気です。
- 公式サイト:竜ヶ岩洞
秋芳洞(山口県)
<出典:写真AC>
石灰岩のカルスト台地が広がる、山口県美祢市(みねし)の秋吉台国定公園。その地下100mに口を開ける秋芳洞は、日本三大鍾乳洞にも数えられる、特別天然記念物に指定された鍾乳洞。日本最大の規模を誇り、地下水が溢れ出る入口を入れば、棚田を思わせる百枚皿、巨大な黄金柱など、自然が生み出した絶景に次々と出会えます。
さらに秋芳洞には、懐中電灯を片手に、はしごを登ったり鍾乳石の間を抜けたり、本格的な探検気分を味わえる冒険コースも。また、19時から体験できる「秋芳洞・闇のロマン探検」は、照明が消えた洞内を懐中電灯だけで歩くガイドツアーとして評判です。
- 公式サイト:秋芳洞
龍河洞(高知県)
<出典:写真AC>
龍泉洞、秋芳洞とともに、日本三大鍾乳洞に数えられるのが、高知県香美市(かみし)にある龍河洞。国の天然記念物に指定された鍾乳洞は、1億7500万年に及ぶ時が刻んだ結晶で、多様な鍾乳石を見ることができます。また洞内からは、弥生時代の土器や石器が出土し、鍾乳石に包まれている弥生式土器「神の壺」は必見のポイントです。
本格的な探検を楽しみたい人は、ヘッドライトの光を頼りに、ガイドとともに狭い岩の間を進む冒険コースがおすすめ。さらに、龍河洞を形成してきた地下水の流れを越えていく西本洞コースも、魅惑的な探検気分を味わえます。
- 公式サイト:龍河洞
稲積水中鍾乳洞(大分県)
<出典:写真AC>
大分県豊後大野市にある稲積(いなづみ)水中鍾乳洞は、清流として知られる白山川上流に広がる、日本一の長さを誇る水中鍾乳洞。水の中に鍾乳石が佇んでいるのは、30万年前に阿蘇山の大噴火によって水没したから。水深40mを超える中に鍾乳石が眠る光景は、世界的にも珍しく、心が吸い込まれそうなほど幻想的です。
洞内は観光コースが整備され、歩いて探検することが可能。また、スキューバダイビング体験ができるほか、水中鍾乳洞を水風呂として利用できるテントサウナは、世界で唯一ここだけでできる体験です。
- 公式サイト:稲積水中鍾乳洞
銀水洞(鹿児島県)
近年、テレビ番組などで紹介されたことで、ひときわ注目を集めている絶景の鍾乳洞が、鹿児島県の沖永良部島(おきのえらぶじま)の銀水洞。本格的なケイビングツアーでしか訪れることはできませんが、全長約3,000mの洞窟を抜けた先に、美しい水を湛えたリムストーンプールが広がり、その幻想に満ちた光景に感動せずにはいられないはず。
水の中をほふく前進で進む「水くぐり」など、まさに冒険そのものなので、体力に自信があることが必須。でも、それは人生で忘れられない大冒険になることでしょう。さすがに自信がないという人は、同じ沖永良部島にある、安全に整備された昇竜洞がおすすめです。
玉泉洞(沖縄県)
<出典:写真AC>
サンゴ礁の海に囲まれ、600以上もの鍾乳洞がある沖縄県。その中でも最大の鍾乳洞が、南城市(なんじょうし)の「おきなわワールド」にある玉泉洞(ぎょくせんどう)です。全長約5,000m、そのうち890mを探検でき、ブルーにライトアップされた「青の泉」、巨大な石筍が林立する「東洋一洞」など、圧巻の光景が目の前に広がります。
また洞内には、国内最大の淡水エビ、巨大なオオウナギなど、亜熱帯ならではの生物も棲息。鍾乳洞の見学の後は、同じ「おきなわワールド」にある、熱帯フルーツ園や琉球ガラスの工房を訪れるのもいいでしょう。
- 公式サイト:玉泉洞
6. 海外の有名な鍾乳洞
世界には、はるばる訪れる価値のある、日本にはないタイプの鍾乳洞もあります。そこで、トロッコ列車で探検できる鍾乳洞、ツチボタルの光が幻想的な鍾乳洞など、海外の鍾乳洞の魅力を紹介します。
ポストイナ鍾乳洞(スロベニア)
<出典:写真AC>
小国でありながら、たくさんの鍾乳洞が眠るスロベニア。なかでも、ヨーロッパ最大級を誇るポストイナ鍾乳洞は、トロッコ列車に乗って洞内を進み、さらにガイドツアーで奥深くへと探検を楽しめる、ひときわ壮大な鍾乳洞。かつてドラゴンの赤ちゃんと信じられていたホライモリが棲息し、その珍しい姿は今も人気者です。
ディア洞窟(マレーシア)
ユネスコの世界自然遺産に登録されている、マレーシアのボルネオ島に広がるグヌン・ムル国立公園。その森の奥にあるディア洞窟は、数百万匹のコウモリが棲息することで知られる鍾乳洞。夕暮れどき、獲物を求めて、信じられない数のコウモリが一斉に飛び立つ光景は、空に真っ黒な帯ができるほどの圧巻の光景です。
カステッラーナ鍾乳洞(イタリア)
世界で最も美しい、とも称えられる鍾乳洞が、イタリア・プーリア州にあるカステッラーナ鍾乳洞。ガイドツアーで探検できる洞内には、天使の回廊、寺の身廊、ヘビの道といった見どころがあり、まるで迷宮世界のよう。なかでも、最後に待ち受ける「白の洞窟」は、真っ白な鍾乳石がすべてを包み込む絶景ポイントです。
ワイトモ洞窟(ニュージーランド)
<出典:写真AC>
ニュージーランドの北島にあるワイトモ洞窟は、マオリ語で「水の穴」を意味する鍾乳洞。青白い光を放つツチボタルが棲息することで知られ、ボートに乗って洞内の川を進むグローワーム洞窟は、その最大の棲息スポット。暗闇の中、まるで幻想的なプラネタリウムのように、見渡す限り一面にツチボタルの青白い光が煌めきます。
悠久の自然が作り出した鍾乳洞は、美しい鍾乳石や地底湖など、非日常的な幻想に出会えるのが魅力。そして、気づけば忘れかけていた、ワクワクに溢れた冒険心を甦らせてくれるスポットです。最近、ちょっとドキドキすることが少ないな......と思ったら、各地に口を開ける鍾乳洞の中へ、足を踏み入れてみてください。きっと、この地球に生きていることの楽しさを感じさせてくれるはずです。
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