
公開日:
最終更新日:
インドで博物館!安近短にデリーで楽しむコツ

インド担当の田澤ともきです。今年はインドでG20(地域財務大臣及び中央銀行総裁会議。G7の7か国とロシア、先進国12か国を追加した会議)が2023年9月から行われます。各国の主要人物が来印し、視察団が去年から何度も訪れています。会議は複数の州で行われますが主要空港となるデリーは、日々ライトアップや看板の整備、高速道路の改善など目覚ましい変化を遂げています。
先日は、国会議事堂をリニューアルしたばかりです。ますますインドの都市部はハイテク化していくことでしょう。仕事でデリーを訪れる人も増えてきました。今日は、観光をするほど日数はないけど空いた時間でどこか行きたいと思う忙しいビジネスマンにぴったりの安近短で楽しめるデリーの博物館をご紹介します。
目次
インドは博物館の宝庫
デリー空港からも近い!美術館
デリー市内のカフェ隣接の博物館
デリー市内はUberかOlaが便利
インドで博物館!安近短にデリーで楽しむコツまとめ
インドは博物館の宝庫
古くは5000年前から学問や文化が発達していた「バラット」時代。ムガール帝国、イギリス文化など多様性がインドという1つのシンボルでもあります。
博物館の発達は、19世紀に入ってからで、コルカタのインド博物館や、現代美術、古典美術、空軍博物館などリーズナブルでディープなインドを体験できるところがたくさんあります。ほとんどが政府運営の建物なのでキラキラしたインドではありませんが、ちょっとかわったインド旅行を考えている方にはおすすめです。
デリー空港からも近い!国際現代美術館
デリー市内に位置する美術館は、ひしめき合っていますので車から降りたら少し周りを散策するのもおすすめです。このあたりは日本の丸の内エリアのような、各省庁や大使館などが多い場所です。ジャイプールハウスの敷地内にあります。建物は別れていて、ジャイプールハウスも中を見学できます。
外側の通りからみえるこのステンレスの彫刻が目印。美術館の中で写真撮影は可能ですが、ビデオは不可です。食べ物、飲み物の持ちこみが禁止で、中にカフェテリアがないため建物の中にはあまり長居できませんが、この周りの敷地の緑と喧騒を離れた静けさはデリーにいることを忘れるぐらいです。
外には簡易屋台が集まっていますので、お水やスナックやアイスクリームが売ってます。
ここが入口。敷地の中は空いている入口が限られますので、やみくもに動き回らず、警備員さんに聞きながらいくといいですよ。常設展以外にも、特別展示期間などもあり、訪れている人もインテリ風なインド人が多いです。
ここからデリー国際空港までは車で約40分。夜の出発便前に立ち寄ってみるのはいかがでしょうか。ここは、夜のライトアップショーが行われています。(毎週火曜日から日曜日 18:30-19:00 入場100ルピー)ここからレストラン街がたくさんあるコンノートプレイスは、車で15分ほどです。
National Gallary of Modern Art
- 住所:Jaipur House, Shershah Rd, near India Gate, Delhi High Court, India Gate, New Delhi, Delhi 110003
- 営業時間:11:00-18:00 (月曜定休)※スケジュールが変更になる場合があるのでホームページで確かめましょう。
- 料金:インド人 20ルピー、外国人500ルピー(2023年6月現在) Aadharカードがあればインド人価格です。
- 公式サイト:National Gallary of Modern Art
デリー市内のカフェ隣接の博物館
次はインドの手仕事や民芸品が好きな方にはたまらない博物館です。
当時のヘアドライヤーがあったり、かと思えば家の入口をそのまま再現してみたり、インドの博物館はとにかくダイナミック!
南インドのアンティーク家具、樫の木でつくられたといわれすごく重いのです。1700年ごろの建築様式だそうです。
ここの博物館の「中」に建てられた門。柱の細かい細工やデザインをみていると時間をわすれてしまいます。ここでの欠点をしいていうと、見どころが多すぎて1日ぐらいゆっくり見たい場所なので、余裕をもって行くのをおすすめします。
この博物館のすぐ隣には、「Cafe Lota」というモダンインドレストランがあります。デリーのおしゃれカフェで一息つきながら、敷地内の博物館をいったりきたりできますよ。
National Crafts Museum
- 住所:Bhairon Marg, Pragati Maidan, New Delhi, Delhi 110001
- デリー最大の展示会場 Pragati Maidanの近くです。インドへ買い付けにいらっしゃる方は、ここを寄らなきゃもったいない!建築、衣服、インテリアから民芸品に至るまで
- 営業時間:11:00-18:00 (月曜定休)
※スケジュールが変更になる場合があるのでホームページで確かめましょう - 料金:300ルピー(2023年6月現在)
デリー市内はUberかOlaが便利
日本でも使えるUberアプリはインドで同じものが使えます。デリー市内はメトロが非常に発達していて、買い物などがなければメトロもおすすめです。デリーメトロは日本のシステムを導入しているので、日本人が使って迷うことはないですよ。博物館に行く場合は、最寄りの駅から歩くのも可能です。
でも、荷物が多かったりあちこち行きたい場合はUberを1日レンタルしてしまいましょう!デリーのオートリキシャやタクシーはトラブルになる事が多いので、直接交渉するよりアプリ会社を通して安全を確保するのも1つの方法です。Uberレンタルなら最長12時間確保し、複数で乗り降りしたい人にはとっても便利です。料金もリーズナブルで明朗会計なのでUberはぜひダウンロードしておきましょう。
インド企業のUberによく似た会社でOla(オーラ)があります。機能は同じですが、支払いは現金かインド国内のキャッシュカードのみ。インドはおつりがない場合が多いため、現金支払いの時は細かいお金を用意しておくのも忘れずに。
インドで博物館!安近短にデリーで楽しむコツまとめ
このほかにも飛行機好きにはたまらない空軍博物館やガンディー博物館、ニューデリー国立博物館など、それだけで数日いられそうな所がたくさんあります。デリーは、目的地のハブとして今はたくさんの方が訪れますが、新旧いろんな顔のデリーをみるだけでも楽しいですよ!
インドに行き慣れてきたら地元の人のように博物館を散策してみてくださいね。
関連記事
Rankingインド記事ランキング
-
田澤ともき
- アーユルヴェーダがきっかけでインド在住。ハイテクから古代伝統まで、100人100色楽しめますよ。インドならではの出来事や、インド生活についてお届けします。