アンドラってどんな国?アンドラへ日帰り旅行に行ってきました

ピレネー山脈の麓にあり、スペインとフランスの間に位置するアンドラ公国。日本からのアクセスがあまり良くないので、アンドラを訪れたことがある人も少ないのではないでしょうか。私自身、「アンドラってどんな国なのだろう?」という疑問をもっていたので、今回は日帰りでアンドラを訪れてみました。

目次

アンドラってどんな国?

オブジェ

今回訪れたアンドラ公国はスペインとフランスに挟まれ、ピレネー山脈の麓にある小さな国。世界で19番目に面積の小さな国だそうです。アンドラの国旗はフランスとスペインの国旗を掛け合わせたようなデザインになっており、歴史的にそれぞれの国との関係の深さがうかがえます。

アンドラはピレネー山脈に囲まれているため、標高の高い山々に恵まれていてスキー場が多いことでも有名。ウィンタースポーツが好きな方にはおすすめです。また、ピレネー山脈の中に世界遺産にも登録されたマドリウ=ペラフィタ=クラロ渓谷があります。雄大な氷河や断崖絶壁の大自然が広がり、ハイキング好きにもたまりません。

アンドラ

かつてはタックスヘイブン(租税回避地)であることでも知られており、今でも税率がかなり低いため「ショッピング天国」とも呼ばれているアンドラ。あまりに税率が低いため、国境が隣接するスペインとフランスからだけでなく、ヨーロッパ全土から毎年多くの観光客が買い物目当てで訪れています。自然豊かでショッピング天国...観光客が集まるのも納得です。

食事

さらに、アンドラは食事が美味しいことでも有名です。隣国の影響でスペイン、カタルーニャ、フランスの食文化が根付いており各国の美味しい郷土料理がいただけます。ただし内陸国なので魚介料理は少なめ。そのため、隣国の郷土料理に自国の食材を加えた独自の食文化もあり、グルメ通も多く訪れる国なのだとか。

アンドラまでの行き方

アンドラ

残念ながら現在アンドラには空港が無いため、日本からアンドラまで直行便で行くことができません。もっとも簡単なアクセス方法は、スペインのバルセロナかフランスのトゥールーズからバスで行く方法です。どちらからも直行バスが1日に何便も出ているのでとても便利。

Direct Bus

今回私は、バルセロナからバスでアンドラへ向かいました。バルセロナからアンドラまでバスで3時間程。バルセロナから運行しているバス会社は3社ほどあるのですが、今回は「ダイレクトバス(Direct Bus)」で向かうことに。バルセロナ空港から出ているものもあれば、市内の主要部からでているものもあり、今回はバルセロナ・サンツ駅周辺で宿泊し、サンツ駅から出ている直行バスに乗っていきました。1日に8便も出ているので自分の予定に合うバスを選択でき、とても便利です。

アンドラで多くの時間を過ごすべく、朝一番のバスに乗り込みました。アンドラでハイキングやウィンタースポーツをしたい方はレンタカーの方が便利な場合もありますが、アンドラへ向かうバスはとても大きく快適ですし、交通費も抑えられるのでおすすめです。下記サイトで事前予約ができるので、席がとれなかったという心配もありません。

>>Direct Busの公式サイトはこちら

アンドラ

アンドラでしてほしいこと3選

1. お買い物天国、アンドラでショッピングを楽しもう!

アンドラ

アンドラで絶対に外せないのがショッピング。周辺国と比べ税率が低いのでお得にお買い物ができます。化粧品やブランドものも手に入れることができますが、ねらい目はスポーツ用品店やアウトドアショップ。スポーツを楽しみにくる観光客も多いので、これらのお店も多く並んでいるそう。大きなスポーツ用品店のアウトレットショップもあるのでお買い得です。

アンドラの中心地はずらーっとお店が並んでいるので1日中ショッピングが楽しめること間違いなし。ちなみに、欲しかったのに他国では売り切れていたバックが格安で買えたり、愛用している化粧品が通常の30%オフで買えたり、私もしっかりとお買い物を楽しむことができました。

2. フォトジェニックなスポットで写真撮影をしよう

スポット

アンドラの首都、アンドラ・ラ・ベリャには、観光名所やフォトジェニックなスポットが多め。そこでフォトジェニックなスポットに焦点を当て、アンドラを巡るのも楽しいかもしれません。旧市街地には石造りの建築物が多く、歩いているだけで別世界に迷い込んだような気分が味わえます。美しい国会議事堂やサンエステべ教会は必見です!

旧市街地からは少し離れていますが、ラ・トスカ橋も見ごたえあり。石造りの美しい橋でアンドラの文化財に登録されているそう。

アンドラ・ラ・ベリャにはアート作品が点在しており、徒歩で巡ることができるのも嬉しいところ。絶対に見逃せないのは、サルバドール・ダリの彫刻「時間の貴族」です。有名画家の作品を間近で見る機会はなかなかないので、アンドラを訪れた際にはチェックしてみてください。

時間の貴族

3. ランチはアンドラで。美味しい料理に舌鼓!

ランチ

先ほども記載したように、アンドラは食事も美味しいことで知られる国。せっかくアンドラを訪れたなら、スペインやフランスの食文化が根付いているアンドラの食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。首都アンドラ・ラ・ベリャにはフランス料理、スペイン料理を中心に素敵なレストランが多く、どれも高評価なものばかり。

今回、夜にはアンドラを離れたので、ランチに通りがかったお店でアンドラ飯を満喫してきました。中は満席。地元の人にも愛されているレストランでした。高級そうなお店だったのにお値段もお手頃。最高に美味しいレストランでした。ちなみにアンドラのレストランはスペイン文化の影響か、開店時間はどこも13:00と遅め。朝食をしっかりとってから観光することをおすすめします。

Restaurant Eric MARTY

  • 住所:C/ Mossen Tremosa no6, AD500 Andorra la Vella
  • 公式SNS:Instagram

最後に

いかがでしたか。

いままで訪れたことのない国へ旅行をするのは、目新しいことばかりで良い経験になりました。ホテルも点在していたので次回は泊まりがけで行ってみたいです。

自然豊かで美しい国でした。海外旅行がスムーズに行けるようになった今、この機会に訪れたことのない国を訪れてみてはいかがでしょうか。

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Maki

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