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バリ島旅行の前に必見!ビザや検疫の情報をまとめてご紹介!
皆様こんにちは!日本はそろそろ暖かくなってきましたか?桜はもう開花の時期ですね♪桜が懐かしい~(涙)
この季節、スギ花粉症の方はお悩みかもしれませんね。私も重度のスギ花粉症なので、お察しいたします。バリ島にはスギ花粉が飛散することはないので(バリ島に移住してから、いろいろ苦労をしたこともありますが)、これだけは「本当に良かった!」と思っています♪この季節、スギ花粉症の方はバリ島で快適に過ごしてみませんか?
ところで、日本政府は2023年5月8日から新型コロナウイルスの感染法上の分類を季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げると決めましたね。
バリ島は今現在、海外から多数の観光客が訪れています。そして、私の日本の友人も、2023年3月に数組がバリ島を訪れます。
そんな中で、バリ島に訪れる日本の友人達から必ず聞かれるのが、「現在のバリ島(インドネシア)への入国について→コロナ関連の検疫措置のことなど」と「スマートフォンのSIMカード」についてです。
ということで、今回は「現在のバリ島(インドネシア)への入国について→コロナ検疫措置のことなど」についてお届けします。今月はバリ島のお正月「ニュピ」があるので、次回は「ニュピ」の記事を予定しています。「スマートフォンのSIMカード」についてはいずれお届けしたいと思っています!
※ 今回の情報は、全て2023年3月時点の内容です
※ 2023年3月現在、10,000ルピア=大体89円位なので、便宜上10,000ルピア=約100円で記載しています(特に大きな変動がなければ、レート換算は大体この計算で間違いないです)
目次
- 現在のバリ島国際空港の様子
- インドネシア(バリ島含む)の入国に必要なビザについて
- インドネシア(バリ島含む)の税関申告について
- インドネシア(バリ島含む)のコロナ関連の検疫措置について
- 日本のコロナ関連の検疫措置について
- 最後に
現在のバリ島国際空港の様子
こちらの写真は、先日バリ島のング・ラライ国際空港に久しぶりに立ち寄った時の写真です。
写っている人混みは、海外からの観光客を迎えに来ている旅行会社やホテルなどの宿泊施設の方々です。道路の渋滞がほぼコロナ禍前に戻っているので「コロナ禍前と同じくらい観光客が来ているんだな」と、漠然と感じていましたが・・・この混み具合を見て実感しました!
そして今のバリ島は、日本の外務省の危険情報で、コロナの感染状況やテロなども含め「レベル1:十分注意してください。」まで危険レベルが引き下げられています。では、現在のインドネシア(バリ島含む)入国に必要な「ビザ・税関手続きとコロナ関連の検疫措置」についてご案内します!
インドネシア(バリ島含む)の入国に必要なビザについて
2023年3月現在、インドネシア(バリ島含む)への入国は観光目的でも VOA(VISA on Arrival:到着ビザ)が必要です。以前にあった「ビザ免除」のシステムは現在停止中です。VOA は滞在期限が30日間になり、30日以上の滞在についてはインドネシア各地の「入国管理局」にて延長手続きが必要になります(延長は1回のみ、最大60日まで)。
1. VOA取得に必要なもの
- 料金:500,000ルピア(約5,000円)
- パスポート:インドネシア到着時点で6ヶ月以上の有効期限があること
- 復路のチケット:インドネシアを60日以内に出国するためのチケットがあること
2. VOA取得方法
(1) 空港の到着ロビーにある、VOAブースで取得
- 支払いは現金のみ(クレジットカード不可)
- 円やドルでも支払えるが、その日の為替レートになる
- 為替レートは、街中の両替所と比べると良くない
- 領収書(2枚)を忘れずに受け取ること(入国審査時に要提出)
(2) インドネシア共和国 到着ビザ事前取得システム(e-VOA)で取得
- まずはアカウント登録が必要
- クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB)払いができる
- クレジットカード手数料も請求される
- VOAブースに並ばなくてもよいので、スムーズに入国審査が受けられる
- e-VOAのPDFデータをスマートフォンに保存するか、印刷をしておく必要がある
※ e-VOAの有効期限は90日なので、e-VOA取得から90日以内にインドネシアへ入国する必要があり、90日を過ぎると無効になり使えません。支払った料金は戻らないので、申請のタイミングにご注意下さい(インドネシアの滞在は30日まで)。また、延長する場合は「入国管理局」での手続きが必要です。
3. VOA取得のまとめ(こんな方に向いています)
(1) 空港の到着ロビーにある、VOAブースで取得
- 行列が苦にならない方
- 500,000以上のルピアを現金ですでに持っている方
- 為替レートが気にならない方
- PCやスマートフォンでの操作が面倒な方
- 画像のアップロードやファイルのダウンロードなどに自信のない方
(2) インドネシア共和国 到着ビザ事前取得システム(e-VOA)で取得
- PCやスマートフォンでの操作が苦にならない方
- 行列に並ぶのが嫌いな方
- いち早くインドネシアの入国審査を受けたい方
- VOAブースでのトラブル(為替レートや領収書の発行など)を避けたい方
- 500,000以上のルピアを現金で持っていない方
- クレジットカードで支払いたい方
どちらの取得にせよ、インドネシア入国後のトラブルを防ぐために入国審査時にはパスポートの確認を行って下さい。
- VISA on Arrivalと書いてある紫のシールが貼られているか?
- スタンプの日付に間違いはないか?
また、VOAの取得ではお仕事や商談などはできないので、ご注意下さいね!
インドネシア(バリ島含む)の税関申告について
以前は飛行機の中で配られていた紙ベースの税関申告書は廃止になり、現在は電子税関申告書(e-CD )でのWeb申告になっています。
※出入国カード(EDカード)は廃止になりました。
もちろん、税関に申告するものが無くても申告手続きが必要です。インドネシア入国2日前から当日までに必ず申告をしましょう!申告後、QRコードが発行されるので、スマートフォンに保存するか印刷をしておきます。このQRコードを空港の税関職員へ提示します。
インドネシア(バリ島含む)のコロナ関連の検疫措置について
コロナ関連の検疫措置ですが、以前と比べてだいぶ緩和され、現在は以下の内容になっています。
【18歳以上】
- コロナワクチンを出発の14日前までに2回以上接種
- コロナワクチン接種証明書(英語)が必要
- 「satusehat」アプリのダウンロードと登録
- ※ 「satusehat」アプリは、App Store、google Play からダウンロードできます。
- PCR 検査の陰性証明書と待機措置は不要
【18歳以上で特別な事情があり、コロナワクチンの接種ができない方】
- コロナワクチン接種免除の証明書(英語)が必要
- PCR 検査の陰性証明書と待機措置は不要
【17歳以下】
- コロナワクチンの接種・ワクチン接種証明書・PCR検査・コロナワクチン接種免除の証明書、待機措置など、いずれも必要なし
また、インドネシア政府による「コロナ対策に係る活動制限」が終了したので、特別な場所(病院など)以外、マスク着用は個人の判断に委ねることになりました。17歳以下はコロナ関連の措置が必要ないので、小さなお子様とご一緒にバリ島へ来たい方も安心ですね♪
日本のコロナ関連の検疫措置について
インドネシアへ旅行に来たら必ず日本へ帰国する日がやってきます。現在の日本は、インドネシアよりも少々「コロナ関連の検疫措置」が厳しいので、インドネシア入国よりも日本へ帰国する事に注意が必要です。
例えば、18歳以上ならワクチン2回分の接種証明書でインドネシアへ入国できます。しかし、日本への帰国時は3回分のコロナワクチン接種証明書が必要になります。また、17歳以下の場合は、同伴する大人(親や同居者など)が 有効な接種証明書(ワクチン接種3回以上)を保持していないとなりません。有効な接種証明書(ワクチン接種3回以上)を保持していない場合は、日本帰国の便に乗ることができません。18歳以上で特別な事情があり、コロナワクチンの接種ができない方も同様です。
有効な接種証明書(ワクチン接種3回以上)を保持していない場合、帰国便出発の72時間以内にPCR 検査を行い、陰性証明書の提示が必要になります。
帰国用のPCR 検査が必要な場合、外国人でもPCR検査ができる病院がバリ島の主要観光地にありますのでご安心下さい。ただし予約が必要なので、事前に滞在場所に近い病院を確認しておきましょう!
※有効な接種証明書(ワクチン接種3回以上)を保持する親等の監護者が同伴場合、17歳以下のPCR検査陰性証明書は免除されます
※PCR検査の予約をする際、日本帰国のためのPCR検査である事、日本帰国便の出発時間をお伝え下さい
※日本の厚生労働省は、海外旅行の際、Visit Japan Web の登録を推奨しています。日本へ帰国時の税関申請やコロナ検疫措置がスムーズになります
参考サイト一覧
- インドネシア危険・スポット・広域情報(外務省)
- 新型コロナウイルスに関する「よくある御質問(FAQ)」(在インドネシア日本国大使館)
- 入国・乗り継ぎガイド(ガルーダ・インドネシア航空)
- インドネシアの入国手続きに関する最新の方針(在本邦インドネシア共和国大使館)
最後に
今現在のバリ島(インドネシア)への入国ですが、ほとんどの日本人が問題なく入国できると思います。コロナ禍前より書類やWeb、アプリでの手続きが増えて煩雑になりましたが、コロナ禍の真っ只中に私が日本からバリ島に戻った時よりもかなり簡単になってきました♪
最近は日本人観光客も戻ってきていますが、インドネシア入国よりも、日本へ帰国時のトラブルの方が多く感じます。日本への帰国便は0時をまたぐ便もあるので、○○時間前や○日前などのワードには特に注意が必要です!不安があれば、利用する旅行会社にあらかじめ相談されると良いと思います。
そして、冒頭で触れた『新型コロナウイルスの感染法上の分類を季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる』件ですが、これが現実になれば日本帰国時の「コロナ関連の検疫措置」が、今現在よりもっと簡単になるのかな~と勝手に思っています。
実は日本の運転免許期限の関係で、近々日本へ戻らなくてはならないので・・・とても期待しています(笑)そして、日本とインドネシアがコロナ禍前のように、自由に行き来できる日が来ることを楽しみにしています♪
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Kucing
- 2014年に日本からバリ島へ移住。現在は夫・猫の姉妹と暮らしている主婦です。バリ島のおすすめ情報からディープなバリ島の姿まで、幅広い内容を在住者目線でお届けします!どうぞよろしくお願いします♪