公開日:
最終更新日:
ベルリンから日帰り旅行で自然を満喫。ミューゲル湖を散策!
ドイツの首都ベルリンには多くの見どころがあります。
例えば、ベルリンの壁といった歴史的な場所。そして世界遺産にも指定されている博物館島の美術館や博物館などです。このように観光スポットが多くある街なのですが、忘れていけないのはベルリンの自然でしょう。首都とはいえ、自然の多い郊外に電車で1時間足らずで訪れることができます。そんな自然を楽しむのにおすすめしたいのは郊外にあるミューゲル湖。周辺には森が広がり湖から流れる川があるなど、自然を楽しめる場所となっています。
今回はミューゲル湖周辺の自然や魅力について紹介します。
目次
- ベルリン中心部から1時間足らずで訪問可能な自然豊かな場所
- ミューゲル湖の素晴らしい景観
- 冬には湖が凍結して別世界に
- 湖の脇に広がる森。散策だけでなく野生動物との出会いの場
- 湖から流れる川では水際の風景を満喫
- まとめ
ベルリン中心部から1時間足らずで訪問可能な自然豊かな場所
ミューゲル湖はベルリンの東側に位置する湖です。
長さはおよそ4kmほど、幅はおよそ2.5kmほどで、湖上で観光船が運行するほどの大きさがあります。位置している場所は郊外ですが、近くには住宅地があるため、電車やバス、そして路面電車などの交通手段があり、気軽に訪れられる場所と言えるでしょう。そんな訪れやすい場所であるにも関わらず、過度に開発されることはなく周りには多くの自然が残されています。
ベルリンで自然を楽しむには最適な場所といえるかもしれません。
ミューゲル湖の素晴らしい景観
ミューゲル湖で何より素晴らしいのは景観でしょう。首都と思えないような風景が広がっています。湖を眺めると、そこに広がるのは静かな水面。そして、遠くには湖を囲む森を眺めることができます。こうした落ち着いた風景は湖の周辺にも広がっており、ゆったりと散歩を楽しむ人々の姿を見ることになるでしょう。
ベルリンには多くの湖がありますが、開発が進んでいたり湖上に多くのヨットが行き交うなど、落ち着いて自然を楽しめない場所もあります。しかし、ここは落ち着いて美しい景観を楽しむことができるのです。
冬には湖が凍結して別世界に
美しい景観を楽しめるのは木々の緑が美しい時期だけではありません。
ベルリンはドイツの北部に位置しており、1月から2月にかけて氷点下の日々が続きます。そして湖が完全に凍結するときもあるのです。
湖が凍結すると夏とは全く異なる姿を見ることができます。真っ白な氷が湖を覆い、湖岸に打ち寄せていた波が、まるで時間を止めたかのように固まってしまいます。ですが、氷が割れて湖に転落する事故が起きていますので、たとえ氷の上に人がいても氷の上を歩くことはおすすめしません。湖岸を歩いたり風景を楽しむだけに留めた方が良いでしょう。
湖の脇に広がる森。散策だけでなく野生動物との出会いの場
湖周辺には広大な森が広がっていますので、湖と併せて訪れることができます。森の中には多くの道があり、森の中で散歩を楽しむことができるのです。
森の中には車が入り込めないため、都会の喧騒から離れた静けさを楽しむことができるでしょう。自転車で入ることはできるので自然の中でサイクリングを楽しむこともできます。
また、森の中では野生の動物と遭遇することもあります。鹿が周辺に生息しており、実際に私も鹿と出会ったことがあります。運が良ければ、野生の鹿に遭遇できるかもしれません。
湖から流れる川では水際の風景を満喫
湖は、ここからベルリン中心部へと川が流れています。
川の横には森が近くまで迫っており、そこには川沿いの風景を楽しみながら散歩を楽しめるような道が伸びています。そのような道を歩いていくと楽しめるのは、森の中から見る水際の風景です。場所によっては草地となっているため、そこに腰を下ろしてゆっくりと流れる川の眺めを楽しむことができるでしょう。
自然を身近に感じられるだけでなく、ゆったりとした時間を楽しむことができ、日々のストレスから開放されるかもしれません。
まとめ
このようにミューゲル湖周辺には多くの自然が残されており、水辺の風景や木々の緑を楽しむことができるでしょう。
湖はベルリン中心部から1時間足らずで訪れることができます。日帰りでも半日のスケジュールでも楽しむことができるでしょう。もしベルリンの旅行で自然を満喫したくなったら、ぜひミューゲル湖を訪れてみてください。
ミューゲル湖 / Müggelsee
公式サイト:ベルリン市
Rankingドイツ記事ランキング
-
K.Hayashi
- 大学卒業後に渡独。フリーランスライターとしてドイツの文化について多くの記事を執筆中。