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【沖縄】石垣島で満天の星空スポット8か所を紹介します
こんばんは!たびこふれライターの中尾です。
石垣島は日本初の「星空保護区」に選ばれた島(厳密にいえば石垣島など八重山諸島)。晴れていればいつでも満天の星空を観ることができますが、それでも市街地では町灯りに邪魔されて満天の星空まで観ることができません。でも、ちょっと郊外に出れば星が降ってくるような満天の星空を眺めることができます。1日の半分は夜。昼間はもちろん夜も星空ウォッチングが石垣島では楽しめるので、晩御飯を食べて部屋でのんびりなんてもったいない!それではどこに行けば満天の星空を観ることができるのかをご案内しま~す。
※すべて僕自身が現場に行って状況を確認しました(逆に状況を確認していないところはまだ載せていません)
目次
- 1. 玉取崎(たまとりざき)展望台
- 2. 平久保崎(ひらくぼさき)灯台
- 3. 川平湾(かびらわん)を望むパーキング
- 4. 川平湾(かびらわん)
- 5. 底地(すくじ)ビーチ
- 6. 御神崎(おがんさき)灯台
- 7. 名倉湾(なぐらわん)の一本マングローブ
- 8. 野底岳(のそこだけ)展望台
- 全体的な注意事項
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1. 玉取崎(たまとりざき)展望台
玉取崎展望台は石垣島の東海岸に位置し、昼間はサンゴ礁の海岸線を見渡すことができる高台の展望台です。昼間の観光スポットとしても有名。市街地から車で約40分、石垣空港から車で約20分のところにあります。
駐車場
駐車場でも星空を観ることができます。広い駐車場と左側の建物はトイレです。
駐車場は二手に分かれていてこちらはバスも駐車することが可能。
夜になると真っ暗。トイレの灯りしかありません。
【東の空】海岸線となり水平線から上ってくる星を眺めることができます。
【西の空】内陸に向きますので、少し山が視界を邪魔します。
【南の空】この先は海なのですが、駐車場からは木々が邪魔になりますが、高い位置までありませんので、それほど気になりません。
【北の空】北部方面を見渡すことができます。
展望台
駐車場から展望台まで徒歩3分程度。ぜひ展望台まで行ってみましょう!
駐車場から遊歩道を歩いていきます。夜は真っ暗です。懐中電灯やヘッドライトがないと歩けません。
【東の空】水平線が広がります。
【西の空】駐車場と同じく内陸部の山が連なります。
【南の空】展望台まで来れば南の空も見渡すことができます。少し石垣市内の町灯りが気になります。
【北の空】駐車場同様に北部の風景が広がります。
※夜は真っ暗です。懐中電灯やヘッドライトなど灯りを持参してください
※駐車場(無料)にはトイレと飲料の自動販売機があります
2. 平久保崎(ひらくぼさき)灯台
平久保崎灯台は石垣島の北端に位置し、右手に太平洋、左手に東シナ海を見渡すことができる絶景スポットです。市街地から車で約60分、石垣空港から車で約40分のところにあります。
駐車場
観光地ながら駐車場は10台程度しか置けません。夜は誰も来ないのでそれほど心配いりません。
夜はトイレと自動販売機の灯りだけです。
【東の空】太平洋が広がります。
【西の空】駐車場から西の空は水平線が見えませんが、それほど気になりません。
【南の空】こちら側には大きな岩山がそびえます。※この岩山には登ってはいけません。とても危険です
【北の空】灯台に面した岩山がそびえます。※この岩山にも登ってはいけません。とても危険です
灯台
灯台まで駐車場から徒歩3分程度。しかし、夜間は真っ暗なのでライトが必要です。
【東の空】駐車場同様に東シナ海が広がります。
【西の空】東シナ海が広がります。
【南の空】駐車場同様にこちら側には大きな岩山がそびえます。※この岩山には登ってはいけません。とても危険です
【北の空】太平洋と東シナ海が広がります。
※夜は真っ暗です。懐中電灯やヘッドライトなど灯りを持参してください
※駐車場(無料)にはトイレ(ただし数少ない)と飲料の自動販売機があります
※風の通り道なので常に風が強いです
※周囲の岩山には登ってはいけません
※写真を撮影される場合は灯台の灯りが気になるかもしれません
3. 川平湾(かびらわん)を望むパーキング
川平湾全景を一望できるパーキングです。市街地から車で約35分、石垣空港から車で約35分のところにあります。
【東の空】少し木が邪魔になります。
【西の空】山が正面に見えますが視界は悪くありません。
【南の空】山が連なり、あまり視界がよくありません。
【北の空】川平湾が見渡せます。
※駐車場はあります(無料)
※夜は真っ暗です。懐中電灯やヘッドライトなど灯りを持参してください
※トイレはありません
※飲料の自動販売機はありません
4. 川平湾(かびらわん)
石垣島の代表的な観光地・川平湾(かびらわん)です。天気が良い日は真っ青な空とサンゴ礁の真っ青な海を見ることができます。市街地から車で約35分、石垣空港から車で約40分のところにあります。
【東の空】川平湾に浮かぶ小島越しになります。
【西の空】ビーチにいると背後に木々が迫ります。
【南の空】山が連なりますが、視界には影響ありません。
【北の空】西の空同様に木々が広がります。
※駐車場は有料です
※夜は真っ暗です。懐中電灯やヘッドライトなど灯りを持参してください
※駐車場に面したトイレが夜間閉鎖されています。公園内のトイレは使えると書いてありましたが、ライトがないと行けません
※飲料の自動販売機はたくさんあります
5. 底地(すくじ)ビーチ
川平湾には観光客が大挙しますが、川平湾から車で5分のところにある底地(すくじ)ビーチは穴場だと思います。市街地から車で約40分、石垣空港から車で約45分のところにあります。
【東の空】背後に木々が迫り、満潮時には天頂まで木が迫る感じがします。
【西の空】海に面していますので視界は開けています。
【南の空】東の空同様に木々が迫ります。
【北の空】ビーチ越しに視界が開けています。さすがに夜は綺麗な海は見ることができませんね。
※夜は真っ暗です。懐中電灯やヘッドライトなど灯りを持参してください
※駐車場(無料)にはトイレがあります。飲料の自動販売機はありません
6. 御神崎(おがんさき)灯台
御神崎灯台は夕日の名所として夕方になるとたくさんの観光客が訪れる観光スポットです。市街地から車で約40分、石垣空港から車で約45分のところにあります。
【東の空】灯台からの東の空。背後に山が迫ります。
【西の空】東シナ海の大海原が広がります。
【南の空】こちらも視界が良いです。この時、曇っていたので分かりにくいですが、この先には八重山諸島の島々を見ることができます。
【北の空】こちらも視界が良いですね。
※夜は真っ暗です。懐中電灯やヘッドライトなど灯りを持参してください
※駐車場(無料)があります
※自動販売機があります
※トイレがとても汚いです。夜はトイレの電気が点いていません
※写真を撮影される場合は灯台の灯りが気になるかもしれません
7. 名倉湾(なぐらわん)の一本マングローブ
名倉湾も夕日の名所。夕日、星空、海、マングローブを組み合わせて撮影することができます。市街地から車で約20分、石垣空港から車で約30分のところにあります。
【東の空】干潮の時は浜に降りることができます。貝殻の多いビーチなので靴を履いて行きましょう。防波堤がありますが、それほど高くありませんので気になりません。
【西の空】名倉湾が広がります。
【南の空】こちらも名倉湾が広がります。遠浅みたいで沖までいって釣りをしていました。
【北の空】東の空と同じく防波堤と山があります。
※夜は真っ暗です。懐中電灯やヘッドライトなど灯りを持参してください
※トイレがありません
※飲料の自動販売機がありません
※交通量が多いので道路の横断には注意が必要です
※明確な駐車場はなく、道端のくぼみに車を停めます
8. 野底岳(のそこだけ)展望台
野底岳展望台は正面に野底マーペーを望む展望台です。昼間でも地元の方もほとんど来ない隠れスポットなので、夜になると満天の星空を観ることができます。市街地から車で約20分、石垣空港から車で約30分のところにあります。
野底マーペーに関する記事『絶景が広がる石垣島の野底マーペー』もぜひご覧ください。
展望台の手前に階段があります。
車は2~3台程度駐車可能です。
約50m手前にも駐車スペースがあります。
【東の空】太平洋が広がります。
【西の空】山の木々が気になりますがそれほど視界には影響しません。
【南の空】こちらも太平洋が広がります。
【北の空】野底マーペーが見えます。特に視界は悪くありません。
※夜は真っ暗です。懐中電灯やヘッドライトなど灯りを持参してください
※トイレがありません
※夜のアクセスの道路が怖いです。道幅はそれほど狭くありませんが落石に注意が必要です
※一人で行くには勇気がいるかも...
※明確な駐車場がなく、手前や奥の広いスペースに車を停める
※飲料の自動販売機がありません
全体的な注意事項
実際に現地へ行ってみて昼と夜を訪問しました。
- 夜は普段体験できないくらいの暗さです。自分の足元も何も見えません
- 車の移動になります。郊外に出ると街灯もなく真っ暗なので運転には十分気をつけてください
- 島内はスピードを出さないようにお願いします
- 熊はいませんが、イノシシなどの動物、鳥類、カエルやハブ、カニ、カメなど多種多様な生き物がいます
- ゴミは持ち帰ってください
- コンビニエンスストアは市街地くらいしかありません
- 飲料や夜食を持参しましょう
- 12月から1月にかけての石垣島は雨季になります
- 地元開催の星空ツアーが多数催行されています。詳細は検索してみてください
※当記事は2022年10月訪問時に視察したものです。できるだけ昼間にどんなところかを確認することをおすすめします
※まだ確認したい場所がありますので、次回訪問時に更新するように努力します
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中尾勝
- 旅が大好き!国内海外を問わず飛び回っていますが、海外へは2011年に渡航して以来、出国していません。今は原点に戻り国内を旅しながら日本の良さを体感中。