【新潟県上越市】知的好奇心とお腹を満たす"おとな旅"のすすめ。

上越の旅 イメージ

新潟県といえば、海の幸、お米、お酒などのグルメをはじめ、観光列車やスキー場、ものづくりなど、旅の魅力が溢れていますよね。

今回訪れたのは新潟県南西部に位置する「上越市」。上越妙高駅は乗り換えで通過したことがあるものの、そういえば降りたことがない・・・。どんな見どころがあるのか?どんなグルメを楽しめるのか?実際に1泊2日で体験してきました。

目次

上越市とは?

上越市は、新潟県の南西部に位置する都市である。施行時特例市に指定されており、新潟県内では新潟市、長岡市に次いで第3位の市域人口を擁する。都市雇用圏人口についても、当市を中心とする上越都市圏は県内第3位である。(Wikipediaより引用)

久しぶりの新幹線

銀の鈴 東京駅

旅の出発地は東京駅です。東京駅の待ち合わせ場所と言えば「銀の鈴」。今回は誰とも待ち合わせていませんが、つい寄ってしまいました。今はこんなにオシャレな鈴になっています。

東京駅 ホーム

久しぶりの新幹線にワクワクが止まりません。新幹線って、乗るだけでテンションが上がりますよね?今回は、上越新幹線はくたか559号に乗って新潟に向かいます。

カキフライ弁当

少し早めのお昼ごはんは、広島産カキフライ弁当(おこわ米八)。タルタルソース&林檎入りソースで食べるカキフライと、4種類のおこわが美味しかったです。

上越妙高駅

約2時間で上越越妙高駅に到着しました。さすが新幹線、あっという間でした。

上越妙高駅

微妙なキャラクター(失礼..)がお出迎えしてくれました。

さぁ、いよいよ"おとな旅"に出発です!

岩の原葡萄園でワインを学ぶ

岩の原葡萄園

最初に訪れたのは、岩の原葡萄園。"日本のワインぶどうの父"と言われる川上善兵衛が開いた葡萄園です。

この地域は、昔から豪雪に悩まされ、河川の洪水による被害もあり、農業は困難を極めました。善兵衛は14歳で東京に行き、川上家と親交があった勝海舟に知見を求めました。海外の話を聞くうちに、ワインの葡萄が荒地でも作れると知り、田畑をつぶさず葡萄を作れると考え、葡萄園をスタートしたのは明治23(1890)年でした。

農閑期に作業ができれば、小作人に給料を支払えると思っていましたが、雪が多く、葡萄の木が折れてしまいます。新潟は、フランス・ボルドーと気温は変わらないものの、降水量はボルドーの2倍。

「ならば、日本の気候に合う葡萄を作るしかない」と13,011回もの交配を繰り返し、ついに「マスカットベリーA」を生み出しました。さらに凄いのは、見学に来た方には、苗木を無料で提供していたこと。そのおかげで、マスカットベリーAは全国に広がったそうです。(だから、あちこちでマスカットベリーAのワインを見かけるんですね!)

そして、その後も新しい品種を次々と開発し、22もの品種を世に送り出したとか。

雪室
<雪室(ゆきむろ)>

こちらは雪室。冷却設備の無い時代、ワイン熟成庫に雪室を併設し、雪を保存して雪による冷却を実現したものです。2005年に復活し、現在も冷却やワインの熟成などに活用されています。

ワイン貯蔵庫
<石蔵:赤ワイン熟成庫>

雪室の隣にある石蔵は、年間を通して室温が一定になるよう、半地下式の構造になっています。

施設を見学したあとは、お待ちかねの試飲タイム♪

試飲用ワイン

無料で試飲できるワインと、有料のものがあります。

ヘリテイジ

せっかくなので、スタッフおすすめマークが付いた「HERITAGE(ヘリテイジ)300円」をいただきました。

うーーーーん、想像していたよりも濃厚で美味しい♪

マスカットベリーAといえば、軽くていちごジャムのような甘い香りと味が特徴だと思っていましたが、さすがにヘリテイジは全然違いますね。

岩の原葡萄園のワインは、2019年のG20大阪サミットで振舞われたほか、日本ワインコンクール2022金賞、FEMINALISE世界ワインコンクール2022金賞など、数々の賞を受賞しています。

深雪花
<写真中央は、2019年G20大阪サミットで提供された「深雪花 赤」>

試飲のあとはお買い物ですよね!たくさんの種類があるので、どれにしようか迷います・・。2階にあるレストラン「金石の音(きんせきのね)」も気になったので、ぜひまた訪れたいです。

岩の原葡萄園

上越酒造で日本酒を学ぶ

上越酒造

続いては、創業文化元年(1804年)、200年以上続く上越酒造の酒蔵見学です。今年から新しい設備での日本酒造りが始まりましたが、見学では昔ながらの雰囲気を体感できます。 

案内してくださったのは、工場長の川口さん。

酒造りの技術は、室町時代に確立されたもので、麹菌を使うのは日本独自だそうです。そして、2021年12月に日本が誇る文化として国の無形文化財に登録されました。

【酒造りの工程】精米 → 洗米・浸漬 → 蒸米 → 麹づくり → 仕込み → 上槽・熟成

麹室
<旧・麹室(こうじむろ):酒母・麹づくりをした場所>

麹づくりは特に重要な工程で、繊細な温度管理のために、昼夜問わず見守りが必要だそうです。

麹室
<すき間をふさぐために貼られた和紙。時代を感じます>

槽 ふね
<当時使用していた槽(ふね)。この中に、もろみが入った酒袋を積み重ねて搾ります>

IMG_2153.jpg
<新旧タンク。左が新しいものです>

当時の様子を聞きながら昔の道具を眺めているうちに、タイムスリップしたような気持になりました。

そして、お待ちかねの試飲タイム。

試飲 日本酒

今回いただいたのは、4種類の越後美人。

  • 純米酒
  • 吟醸酒
  • 純米吟醸酒
  • 純米大吟醸酒

私が好きな味は「純米酒」。フルーティだけど、スッキリしていて、食事にも合いそうな日本酒でした。

4種類もいただくと、さすがにほろ酔い気分ですね・・・。

樽 表と裏
<左は表から見た樽、右は内側>

店内に、昔使っていた大きな樽がありました。裏はどうなっているのかな、と気になって覗いてみたら、トイレの入口になっていました。そんな再利用が素敵でした。

上越酒造

本日のお宿はホテルうのはま

ホテル外観

本日のお宿は、ホテルうのはま。2021年7月にリニューアルオープンしたばかりだそうです。

ホテルエントランス
<エントランス。絨毯がピカピカですね~>

部屋
<今回泊ったのは和洋折衷のお部屋>

お宿に着いたら、まずは温泉に浸かりたい・・。ということで、食事の前にお風呂へGo!

内湯 女湯
<内湯(女湯)>

露天風呂
<露天風呂・潮騒の湯(女湯)>

タイミング良く、誰も入っていなかったので、貸切風呂状態でした。(ラッキー!)

サッパリ&しっとりした後は、お待ちかねの夕食タイム♪

夕食
<夕食>

さすがは海鮮の宿。お刺身はもちろん、ズワイ蟹に鯛にお鍋に、美味しいものが盛りだくさん!やはり旅の醍醐味はグルメですよね。

夕食 ホタテ 土瓶蒸し

このあと、焼ホタテ、土瓶蒸し、お蕎麦などなど・・・次々に平らげて、もうお腹いっぱい!!

ごちそうさまでした。(もうお風呂にも入ったし、あとは寝るだけ・・・笑)

ホテル 裏庭

おはようございます!ぐっすり眠って、すっきり起きました。

朝食まで時間があったので、小雨の降る中、ホテルの周りをぶらり散歩。

何かで見た「人魚の像」が気になっていたので、そこまで歩いてみようと思いましたが、場所がよくわからず・・・。看板を見つけた「人魚伝説公園」に行ってみました。

人魚塚伝説の碑

人魚塚伝説之碑がありました。

人魚塚伝説の看板

こんな伝説があったのですね。

人魚伝説公園からの眺め

日本海はそれほど荒れていなかったものの、天気がよければキレイだったのになぁ・・。少し残念でしたが、きっと「またおいで!」というメッセージだと思うことにしました。

朝食

ひと運動したあとは、ホテルに戻って、しっかり朝ごはんをいただいたら、出発です!

海鮮の宿 ホテルうのはま

高田の街をぶらり散策

高田駅

高田駅から街歩きができると聞いて、ぶらり散策してみました。

>>高田まちなか回遊マップ(PDF)はこちらから

町家交流館 高田小町

高田小町

高田小町は、明治時代に建築された町家・旧小妻屋を再生・活用した交流施設です。

吹き抜け

吹抜けや土蔵(高田の町家の特徴)を見学できるほか、ギャラリーや和室、ホールを借りることもできる施設です。

レトロな看板
<時代を感じるレトロな看板>

多目的ホール

多目的ホールでは、ちょうど町の方が集まって交流されていました。近所にこんな素敵な施設があったら助かりますね。

▼町家交流館高田小町

  • 住所:新潟県上越市本町6丁目3番4号
  • TEL:025-526-8103
  • 開館時間:9:00~22:00 ※夜間の貸館利用がない場合は閉館時間が早まります
  • 休館日:第4月曜日(休日の場合は翌日)、12月29日~翌年1月3日
  • アクセス:高田駅から徒歩10分
  • 公式サイト:町家交流館高田小町

高田世界館

高田世界館

1911年にオープンした高田世界館は、現役としては最古の映画館。もともと、芝居小屋から始まっていて、当時は畳敷きの小屋に靴を脱いであがるスタイルだったそうです。

当時の建物が残っているのは、高田地区ではこの高田世界館と陸軍司令官の邸宅だけとのこと。木造建築に、畳となんちゃって洋式建築。和洋折衷な建物は、なんとも言えないノスタルジーを感じます。

高田世界館

映画が上映されていない時間には、館内の見学(入館料500円)ができ、ガイド付き見学ツアー(1人700円)も不定期で開催されています。

天井

建物はもちろん、天井も椅子もレトロな雰囲気には味があって、またまたタイムスリップしたような気分になりました。

昔の映写機
<昔の映写機>

文化財プレート

▼高田世界館

  • 住所:新潟県上越市本町6-4-21
  • TEL:025-520-7626 (火曜定休)
  • アクセス:高田駅から徒歩約10分
  • 公式サイト:高田世界館

旧今井染物屋

旧今井染物店

続いてやってきたのは、江戸時代末期に建てられた旧今井染物屋。上越市に現存する中で、一番古くて一番大きな町家だそうです。この地域の建物は「雁木(がんぎ)造り」が特徴で、町家の庇(ひさし)などを長く張り出し、雪が多い時期も、通行ができるようになっていました。雪の多い土地ならではの知恵ですね。建物の梁が当時のまま残っていることもあり、建築関係者の見学が多いとか。

町家づくり(長屋)は、間口が小さく、奥行が深くなっています。間口の広さで税金が決まっていたため、入り口を小さく造っていたそうです。

明り取りの窓

高いところに、明かり取りの窓があり、玄関は土間になっています。

漆喰の壁
<漆喰の壁>

家の中の蔵
<家の中にある蔵>

家の中に蔵があるのも珍しかったです。

雪を切るのこぎり
<雪を切るのこぎり>

吉田バテンレース
<吉田バテンレースの作品>

バテンレースが展示されていました。

バテンレースとは、糸を幅1センチ程のテープ状に編んだ「ブレード」と呼ばれる縁飾りを、型紙のデザインに沿って組み合わせ、その内側にかがり縫いで模様を施すレース製品です。ここ高田で約130年続いてきた風土産業ですが、現在も制作を続けているのは「吉田バテンレース」のみになっているそうです。

ブレード織機
<ブレード織機>

▼旧今井染物屋

  • 住所:新潟上越市大町5丁目5番7号
  • TEL:025-520-9788
  • 開館時間:10:00~17:00
  • 休館日: 月曜日(休日の場合は翌日)、休日の翌日、年末年始(12月29日~翌年1月3日)
  • アクセス:高田駅から徒歩約10分
  • 公式サイト:旧今井染物屋

武蔵野酒造

武蔵野酒造

次に訪れた武蔵野酒造は、江戸時代から続く造り酒屋です。

武蔵野といえば関東のイメージが強いですが、「野見尽くされぬ程、広大な平野」という意味があることから転じて、「飲み尽くされぬほど大きな杯」と言う意味も持つそうです。

武蔵野酒造の看板商品はスキー正宗。"スキー"という言葉が使われているのが、なんともハイカラで面白い!大正時代までは「越山正宗」という名前で販売されていたものを、昭和2年に改称したそうです。

日本スキーの発祥の地・高田は、当時スキー産業のメッカで、様々なものに"スキー"という名前を付けていたとか。(スキー飯、スキー唄、スキー踊り、スキー羊羹、スキー飴などなど。)

武蔵野酒造 見学
<見学の様子、日本酒ができるまで>

武蔵野酒造でも見学させていただきました。365日酒造りができる施設になっていて、蔵が「雪」「桜」「蓮」と名づけられていたのが印象的でした。(実に上越らしいですね!)

日本酒は"糖化"と"アルコール発酵"を同時に行う「並行複発酵」で作られます。これは世界でも類をみない高度な醸造方法で、最大20度くらいまでアルコール度数を高くできるそうです。(ちなみに、ワインは単発酵、ビールは単行複発酵です。)

日本酒の色々をお勉強したあとは、お待ちかねの試飲タイム♪

無料で試飲できるのは2種類。有料(700円)で5〜6種類のお酒を試すことができます。

スキー政宗 狼煙
<左から、狼煙NOROSHI、スキー正宗(復刻ラベル)>

今回いただいたのは、こちらの2種類。

スキー正宗(1,150円)は、五百万石米を使用した本醸造のお酒です。食事との相性もよく、熱燗でもおいしくいただけます。

狼煙(NOROSHI/3,500円)は、山田錦を使用したお酒。大吟醸や純米などの特定名称酒が表記されていないのが特徴で、"今、飲んで欲しい酒"、"今、造りたい酒"を提案するもので、「日本酒業界にのろしを上げよう!」という意味を込めて名付けられたそうです。

どちらも美味しいお酒でしたが、NOROSHIのコンセプトと鮮やかな蒼い瓶がとても印象に残りました。一つのタンクで作られているので、200~300本の限定販売だそうです。また違うNOROSHIに出会ってみたいと思いました。

▼武蔵野酒造

  • 住所:新潟県上越市西城町4-7-46
  • TEL:025-523-2169
  • アクセス:高田駅から徒歩10分
  • 公式サイト:武蔵野酒造

ランチは「軍ちゃん」で海鮮を♪

海鮮丼 上

ランチは、海鮮丼(上)1,760円。なんと二段になっている豪華版です!

海鮮丼 上

並べるとこんな感じです。テンションが上がりますね~!

漬け丼
<漬け丼>

お隣さんが食べていた漬け丼(1,210円)も美味しそうでした。途中でお出汁をかけて、だし茶漬けにできちゃいます!

お店には夜のメニューが張り出されていて、どの料理も魅力的。次回はぜひ夜に行ってみたいお店でした。

▼軍ちゃん 高田店

蓮池

車窓から、ずっとずっと先まで続く蓮の葉が見えました。花が咲いたらキレイだろうなぁ・・。

上越の蓮について、詳しくはこちらの『東洋一の蓮が見られる?新潟県上越市の観蓮会(かんれんかい)』をぜひご覧ください。

水族博物館うみがたり

うみがたり 水族館

まだ少し時間があったので、最後に「うみがたり」にも寄ってみました。

うみがたりは、日本で一番たくさんのマゼランペンギンを飼育している水族館で、現在約120羽のペンギンがいます。2018年にリニューアルされていて、館内はとてもキレイです。

インフィニティプール

まずは、エスカレーターで3階まで一気に上がります。大水槽の一番上は、インフィニティプールになっています。

佐渡のカタチになっている島
<良く見ると、島が佐渡のかたちになっていました>

ペンギン

そして、お待ちかねのマゼランペンギンとご対面!

ペンギン

かわいい様子を動画でご覧ください。

窓のペンギン
<窓にはペンギンたちの絵が。気持ち良さそうに、空を泳いでいます>

もちろん、ペンギン以外にも、日本海の魚たちやクラゲ、イルカなどの展示もあります。泳ぐ魚や動物たちを見ていると、時間が経つのを忘れてしまいます。

そして、1Fのショップには、ぬいぐるみやキーホルダー、クッキーなどのグッズがたくさん。お土産におすすめですよ!

うみがたりについて、詳しくは『新潟県上越市・うみがたりを徹底攻略!シロイルカやイルカショーは必見!』をぜひご覧ください。

上越市水族博物館 うみがたり

  • 住所:新潟県上越市五智2-15-15
  • TEL:025-543-2449
  • 営業時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
  • 入館料:大人1,800円、高校生1,100円、小中学生900円、幼児(4才以上)500円、シニア(65才以上)1,500円 ※障がい者割引・年間パスポートあり
  • アクセス:えちごトキめき鉄道 直江津駅から徒歩約15分、タクシー約4分
  • 公式サイト:うみがたり

まだまだあります!おすすめグルメ

上越市には、おすすめグルメがまだまだたくさんあります。その一部を紹介します。

ホテルハイマートのお弁当

鱈めし弁当

ひと口だけ、味見をさせてもらった鱈めし弁当です。

見た目は茶色くて地味ですが(失礼...)、「駅弁味の陣2012」で大将軍を受賞しているだけあって、とっても美味しかったです。お土産に買おうと思い、上越妙高駅で探しましたが、残念ながら売り切れ。

次の機会には、ぜひ予約して食べたいと思います!

他にもたくさんのお弁当がありますので、詳細はぜひこちらの『【新潟】絶対に美味しい!ホテルハイマートの駅弁を紹介します!』をご覧ください。

食事処きすや

食事処きすや

海鮮チラシ
<海鮮ちらし定食>

魚勢 お店
<さかなや魚勢には新鮮な魚介類がたっぷり>

きすやの向かい側には、地元の方にも人気のさかなや魚勢があります。新鮮な地魚はもちろん、魚のお惣菜や加工品、お土産などが揃っていて、ついつい色々欲しくなっちゃいますよ。

▼食事処きすや

  • 住所:新潟県上越市大字大場625-10
  • TEL:050-5487-2282
  • 営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30)
  • 定休日:月曜日
  • 公式サイト:食事処きすやさかなや魚勢

富寿し(高田駅前店)

富寿し

富寿しは、高田駅から近くて、アクセス抜群です。

極み寿司
<極み寿司 3,500円>

いくらのどぐろ丼
<イクラのどぐろ丼 3,600円>

今回はひと口味見しただけでしたが、次はぜひイクラのどぐろ丼をガッツリ食べたいです!

▼富寿し 高田駅前店

  • 住所:新潟県上越市仲町4丁目7番26号
  • TEL:025-524-5181
  • 営業時間:11:00~22:00
  • 休業日:年始(1月1日・2日)
  • 公式サイト:富寿し 高田駅前店

最後に

ビール 風味爽快ニシテ

最後は、新幹線旅のお楽しみ「居酒屋 新幹線」(という名の一人飲みです)。いただいたのは、バスガイドさんから教えてもらった新潟限定ビイル「サッポロビール 風味爽快ニシテ」。

サッポロビールの生みの親は、新潟県人だった。
与板町(現在の長岡市)出身の中川清兵衛は、日本人で初めて本場ドイツで醸造技術を学んだ後、明治9年に開業した開拓使麦酒醸造所(サッポトビールの前身)でビールを完成させました。「風味爽快ニシテ」はその味を表現した当時の広告文。先人を生んだ新潟への感謝を込めて醸造した、「風味爽快」な飲み口のビールです。【缶に書かれた説明文より引用】

新潟出身者にはビールにゆかりが深い方が多いそうです。サッポロビールの中川清兵衛(なかがわせいべい)、アサヒビール創業者の外山脩造(とやましゅうぞう/長岡出身)、そして"キリンの天皇"と呼ばれたキリンビールの本山 英世(もとやま ひでよ/新潟出身)です。

今も残る町家や雁木づくり、昔から続く酒造、受け継がれたバテンレースで歴史を感じ、そして日本ワインの父、日本のスキー発祥の地、サッポロビールの生みの親など、いろいろな始まりにも出会えた旅になりました。

ぜひみなさんも上越に訪れて、歴史と美味しいものに触れる旅を楽しんでくださいね。

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よしだようこ

たびこふれ編集員兼ライター。ライターとしては発展途上中ですが、編集はお任せあれ♪
東京生まれの東京育ち。旅好きの原点は両親の実家(長野&岐阜)への帰省。美味しい食事とワインがあれば幸せです。

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