【カナダ】夏真っ盛り！ニューマーケットのファーマーズマーケットと街を散策

今年の夏はごく一部の猛暑日を除いて、とても涼しくて過ごしやすいここトロント。真夏が短く、活動しやすいことから、半袖で出かけられる陽気になると、各地で様々な種類のフェスティバルやイベントが至る所で一気に開催されるので、毎週のお出かけがとても楽しい時期です。

カナダでは、コロナによる規制もほぼなくなり、コロナ前のようにほとんど不自由なく生活できるようになってきました。今までステイホームで家にいる時間が多かった分、その反動で、ここ最近は出かけたり旅行をする人がかなり増えたように感じます。

今回の記事では、トロントから車で北に1時間弱行くとある「ニューマーケット」という街に行ったので、その時のことをご紹介します。小さな街ですが、毎週開催されるファーマーズマーケットと、古き良き街並みを見るには楽しい場所で、思った以上に満足な訪問になりました。それでは早速、ご紹介していきましょう！

ニューマーケットの場所と建造物

ニューマーケットは、カナダのオンタリオ州ヨーク地方にある小さな街で、2021年の人口統計によると87,942人が住んでいます。

元は1800年代頃、農家の集まりと鉄道の主線を通る場所であることからこの地域一帯が栄え始め、今に至ります。現在も残っており、実際に見ることができた建造物は、なんと1840年代！今もなお実際に使用されている建造物なので驚きです。

外装・内装共にかなり改装されていましたが、最初に建てられたのは1842年です。

Old Post Officeと呼ばれているこの旧郵便局は、1915年に開局した建物です。1984年には、歴史的遺産として登録されました。

1863年に建造された建物。綺麗に改装されて、150年以上の歴史があるようには見えません。この他にも教会やレンガ作りの古い建物が、メインストリート沿いを中心に多く見られました。

毎週開催！ファーマーズマーケット

そんな歴史のある古き良き街、ニューマーケットの夏の名物が、毎週土曜に開催されるファーマーズマーケットです。野菜や果物の販売はもちろん、ローカルの屋台が出店しているので、食べ歩きも楽しめます。たくさん写真を撮ったので、写真を交えてご紹介していきますね。

毎週ここで地産の野菜や果物を買って帰る人も多く、朝から多くの人で賑わっています。車社会なので、基本車で移動しないといけないのですが、朝10時には駐車場が埋まってしまっていました。

とはいえ、朝8時からマーケットは開いており、朝一で来た人が帰り始め、出入りが多く割と簡単に駐車することができました。

マーケット会場の横には水遊びができる場所とトイレが併設されており、子連れの親やおじいちゃんおばあちゃんが大勢いました。足首より少し高いくらいの水深ですので乳幼児でも遊べます。筆者が訪れた日は暑い日だったので、足を入れて涼んでいる大人もいました。カナダは子どもが遊べるスペースが至る所にあるので本当に助かっています。