公開日:
最終更新日:
8か月ぶりのタイ:日本出発前の準備から帰国まで
2022年7月下旬にタイに行ってきました。
日本はまだ入国規制があります。8月現在の出発前と現地での必要な手続きに関してご報告します。
なお、これはタイに観光旅行者として行った場合のケースです。状況は日々変化しておりますので、あくまでも参考として見ていただければ幸いです。
目次
日本出発前までにやっておくこと
タイへの入国はそれほど難しくはありません。ワクチン接種証明(最低2回)を出発時の航空会社チェックインの際に提示すればOK。見せるだけです。書類は返却してもらえました。
※情報は外務省のホームページで必ず確認してくださいね。
日本へ帰国の際にはファストトラック(入国時の検疫手続きの一部の事前登録)をしておくと簡単です。これにはアプリのダウンロードが必要になります。現地へ行ってからでもできますが、せっかくのタイ滞在時間を無駄にしたくはないですよね。
日本でできるだけやっておくことをおすすめします。
>>ファストトラック(入国時の検疫手続の一部の事前登録)の詳細はこちら
現段階では、日本入国には出発72時間前以降のコロナ陰性証明が必要です。もし、陽性だった場合は帰国を延期しなければなりません。
現地の病院で治療しなければならないこともあります。海外旅行保険は必須。
クレジットカード付帯の保険を利用する場合は、補償内容がコロナ適用になっているかどうかを確認しましょう。
タイの医療機関はレベルが高いですが、非常に高額です。観光や出張でタイに来たものの、検査で陽性判定が出て帰国できない人が少なからずいました。その場合は、滞在延長のためのホテル代、帰国の航空券代など自己負担になります。
私は、カード保険にプラスして補償内容を追加できるタイプの保険に入りました。
成田空港から出発
今回は日本航空の子会社LCC、ZIP AIR(ジップエア)を利用しました。
出発は17:05、成田空港第一ターミナル北ウィングです。
空港には14:30ごろ着きました。北ウィングはガラーンとしています。寂しい。。。
<出発便が少ない>
ZIP AIRのカウンターだけが行列。ワクチン接種証明の確認と荷物のチェックで結構時間がかかります。
LCCあるあるですが、重量制限が厳しい。7kgを超える荷物は、事前に追加購入をしておかないと高い料金を取られます。
チェックインが完了すればあとは楽勝。人が少ないので手荷物検査、出国手続きは全く並ぶこともなくあっという間でした。
出国スタンプは、現地で旅行保険を利用する事態になった時のために、必ず押してもらいましょう。
空港内のショップやレストランは、まだ一部のみの営業でした。夕方だったこともあり、どこも大行列。特にひとつしかないコンビニはレジに長い長い列ができていました。
食料やおやつなど、コンビニでの買い物は、出国手続き前に済ませておくことをおすすめします。
飲み物は機内に持ち込めませんが、給水機があるので飲料水は確保できます。水筒か空のペットボトルとティーバッグ等を用意しておくと便利です。
タイ・バンコクに到着
<バンコク空港のお店は開いています>
バンコクに到着後、空港はほとんど元の様子に戻っていました。
入国の際も書類や証明書の提示を求められることもありませんでした。現在、試験的に入国カードもなくしているので、以前よりも簡単になったくらいです。
バンコク街中の様子
朝起きて、ホテルの窓から外の通りの様子を見ると。。。大渋滞。
コロナ前のバンコクの姿です。1年前までは、移動制限や在宅勤務奨励で幹線道路も空いていました。
元に戻ったわけですが、これは喜ぶべきことなのかな。
タイの人たちは日本と同じようにほとんどの場所でマスクをしていました。していないのは、欧米、インド、オーストラリアからの観光客たち。
韓国からの観光客はマスク着用。日本人は。。。観光客はほとんどいません。在住の方々のみ。
バンコクではタイ在住当時の諸々の残務処理、税金、年金、銀行口座などの手続きをしつつ、
<いつものフードコートでカオマンガイ>
<お気に入りの麺屋さん>
行きつけのお店を再訪したり、
タイでやった方が圧倒的にお得なネイルやマッサージをしていました。
<みっちりタイマッサージ>
日本への帰国と準備
バンコク滞在を楽しみつつも、頭から離れないのは帰国時のコロナ検査。陰性の証明をもらわないと帰国はできません。
症状のないまま感染している可能性だってあります。
到着早々、薬局に行ってATK(検査キット)を買ってきました。日本では2,000円位する自宅用ATKは、タイならどこでも150円~300円位で手に入ります。
これで毎日検査していました。感染しているなら早く分かった方が準備ができるからです。
バンコクには帰国用の検査と書類を用意してくれる医療機関がいくつもあります。
費用は様々で、日本語対応不可の安いところは500バーツ、日本語対応クリニックで2,000~2,500バーツ、日本語対応総合病院で3,000~5,000バーツ。
私が利用したのはアソーク駅から近いBlez Clinic(ブレズクリニック)。日本語対応で、ウェブサイトから予約ができます。予約の確認もちゃんとメールで送られてきました。
>>Blez Clinic(ブレズクリニック)公式サイト
>>Blez Clinic(ブレズクリニック)Facebookページ ※予約状況を確認できます
検査方法は唾液採取の抗原定量検査。2,000バーツ。11時半の予約で、検査所要時間は15分。結果は同日の夕方6時ごろにメールで送られてきました。めでたく陰性。
添付されている証明書をアプリにアップロードすると、帰国の手続き完了。
すべての入力が完成すると、背景が赤色だったアプリのページが青色に代わります。
やったー、予定通り帰国できます。
帰国便のチェックインはカウンターで青色になったアプリのページを見せるだけ。証明書も見せてください、と言われたのでメールの添付書類をスマホの画面で見せたらOK。
印刷の必要はありませんでした。
プライオリティパスで利用できるラウンジもオープンしていました。ずっとクローズしていたので再開されていて嬉しかった。混雑している空港も、以前ならうんざりしていたのですが、今回は喜ばしい。
成田空港到着後、ファストパス(青色アプリ)があればほとんどの検問はパス。ただ、QRコードの読み取りがあるので、到着したらすぐWi-Fiに接続しましょう。
到着から20分程度で出てこられました。
日本の水際対策が解除されないと、まだまだ自由な海外旅行は難しい面があるかもしれません。
ただ、バンコクなら帰国用検査を簡単に受けて証明書も手に入るので、旅行先としてはよいのかな、と思います。
1日も早く、全面解除になって欲しいものです。
関連記事
Rankingタイ記事ランキング
-
まめ緒
- タイのバンコクに単身赴任していた10年間、週末に風情ある街角を徘徊しつつ、ローカルご飯を食べるのが楽しみでした。タイ各地と東南アジア周辺国の面白スポットをご紹介します。