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【ウガンダ】観光名所3選!北部グル県の見て聞いて感じて楽しむ穴場スポット

記事投稿日:2022/06/09最終更新日:2022/06/09

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ウガンダ

東アフリカに位置するウガンダは「Parl of Africa(アフリカのパール)」と呼ばれるほど魅力がいっぱいです。

今回は、そんなウガンダの北部にある、隠れた名所をご紹介します。

目次

1. グルグルヒル(Guru guru hill)

ここは、ラモギ(Lamogi)という民族の地を占領しようとやってきたイギリス人と、それに抵抗したラモギが戦った場所です。イギリス人にウガンダ人が対抗したのはこれが初めてで、ここは歴史的な場所になっています。

Lamogi

先進的な武器を使うイギリスに対して、ラモギの人々は多くの犠牲を払いながらも必死に抵抗し、追い払うことに成功しました。

Guru guru hill

舞台は岩だらけの場所であるため、両サイドの藪の中も通りながら見学します。虫もたくさんいて、滑りやすいところもあるので、長靴を履いていくことをおすすめします。12月から3月の乾季は草を焼き払うそうで、観光のベストシーズンはそのころです。

Guru guru hill

血痕や弓矢、剣などでできた傷が残っていてかなり生々しいですが、当時の様子がよくわかります。

Guru guru hill

今回は生い茂った草で近づけませんでしたが、写真奥に洞窟があります。(乾季で草を焼き払っている時期は近づくことができます。)イギリスの兵士たちが、戦闘がない間ここに身を潜めていたそうです。岩崖のため、毒が塗られた弓矢にあたり崖の上から落ちて、苦しみの中で無惨な死に方をされた兵士もいたそうです。

ゲームの跡

写真だと分かりづらいかもしれませんが、よく見ると小さなくぼみが規則的に並んでいます。これは兵士たちが、戦闘が止まっている間に仲間と共にゲームをして息抜き(暇つぶし)をしていた跡です。東アフリカで伝統的なボードゲームなのですが、ここでは小さい粒の穀物などを使ってこの岩で遊んでいたそうです。案内してくださった地元のガイドは「戦いがない間だから」と言っていましたが、戦争中に呑気な気がしてしまいます。

Guru guru hill

周囲も岩だらけですが、とても見晴らしがよく気持ちがいいです。美しい景色と共に記念写真を撮ることもできます。ここでかつて激しい戦闘があり、多くの人が亡くなったとは信じられません...。

水飲み場

こちらは兵士たちの水飲み場です。水がなぜ白いのかはガイドさんも知りませんでしたが、当時から白く、現在のLamogiに住む人々が飲む水も同じ色だそうです。私も飲んでいいか聞くと、ムズング(黒人じゃない人)はやめた方がいいと止められたので、やっぱり綺麗な水じゃなさそうです。

当時の様子が残っている上、地元の住民がガイドをしてくださるため、ウガンダ北部の歴史を体感することができます。また、見晴らしのいいところなので、広大な景色の中で写真を撮るのも醍醐味です。

Guruguru

  • 料金:地元住民のガイドと地域政府に合わせて30,000sh(約900円)※sh=ウガンダ・シリング

2. アムール温泉(Amuru Hot Spring)

こちらは、地熱で沸いたウガンダの温泉です。

Amuru Hot Spring

写真だと分かりにくいかもしれませんが、よく見てみるとふつふつと気泡が地面から上がっています。手を入れてみると肌感40度くらいの熱いお湯です。近くに火山があるわけではなく、なぜ自然の中でお湯が湧いているのか地元の人も分かっていないようです。

Amuru Hot Spring

水が澄んでいるので、周りの自然と空が反射してとても綺麗です。

静かな空間で、陽射しがあっても若干ひんやりしているので、神秘的な雰囲気が漂っています。地域の子ども達も入ることがあるようなので水着を着て浸かることもできると思いますが、パワースポットとして、力をもらったり、写真を待ち受けにするのもいいかもしれません。

地元の人でもあまり知らない、穴場スポットでとてもおすすめです。行く際は、近くまで行ったら大人ではなく子どもに場所を聞くのが確実です。(子どもは遊びまわっているためその地のことをよく知っています。)

Pagak

  • 料金:案内してくれる子どもへのお礼

3. フォートパティコ(Baker's Forto Patiko)

Baker's Forto Patiko

ここは、奴隷貿易の跡地の1つです。 パティコと呼ばれていたこの地に、アラブ人(サウジアラビア)がやってきて、象牙の貿易を始めました。徐々に貿易は不平等なものにかわっていき、最終的にはアティコという、この地域に住む人々が奴隷としてトルコなどに連れて行かれるようになったそうです。

Baker's Forto Patiko

かつての貿易場の入口です。現在は補強のためにセメントも使われていますが、当時は粘土質の土のみで作られていたそうです。 象牙の貿易をしていた初期はこの門から入り、中でアラブ人が持ち込んだもの(ウガンダの人にとっては目新しいものばかり)と象牙を交換していたそうです。しかし、奴隷貿易が始まると、「入ったものは二度と通ることができない門」になってしまいました。

Baker's Forto Patiko

中に入っていくと、入口と似たような囲いが3つあり、それぞれゴマ、ミレット(稗や粟のようなもの)、ピーナッツの貯蓄庫だったそうです。とらわれた人々を助けるために来た人に、保釈金としてこの貯蓄庫をいっぱいにさせる試練を与えていたそうですが、決してとらわれた人が釈放されることはなく、助けるために来た人も殺されていました。

保管場所

この大きな岩は奴隷貿易のために捕まえた女性たちを"保管"しておく場所です。写真だと分かりづらいかもしれませんが、入口は身長161cmの私が丸まったくらいの高さで、中は寝そべってぎりぎりの幅です。ここに15人以上の女性が無理やり押し込まれていたようです。強い人間が求められていたため、ここに押し込められ飢えに耐えた者たちが奴隷として選ばれたのです。

保管場所

男性はこちらの岩の下に入れられたようですが、女性より高さも奥行きも広いです。理由は奴隷として人気のある男性の方が100人単位で連れられてきていたからだそうです。

入口がもう1つあり、そこはキッチンに繋がっていて、男性は労働もさせられていました。ガイドによると、何も食べさせてもらえず空腹なのに、キッチンから食べ物の匂いがして、男性は精神的にも苦しめられたそうです。(意図していたどうかは分かりませんが...。)

Baker's Forto Patiko

この広場で奴隷たちの選定が行われます。女性は美しさ、男性は強さが基準です。選定された奴隷たちは、写真中央の出口から出て、南スーダンの国境まで約19kmの道のりを歩かされます。その後はボートに乗って、マーケットのあるトルコに連れていかれたそうです。

Baker's Forto Patiko

上記の場所で選定されなかった奴隷候補たちや、奴隷を助けに来た人々は、ここで首を落とされました。頭と胴体2つに分けられてしまった身体は、蹴られて岩の下に落とされます。当時は獣もいたそうで、食べられてしまうことも多かったそうです。 岩の表面をよく見ると、刃でできた傷や血痕が残っています。

Baker's Forto Patiko

ここでは兵士たちの訓練も行われており、周囲にたくさんある岩々を飛び越えながら訓練が行われていました。岩と岩の間はかなり空いていて、現代人で飛び越えられる人は少ない気がします。ルーティンでぐるぐる同じところを走りながら回っていたようで、この隙間に落ちて大けがを負った人や死んだ人も少なくなかったのではないでしょうか。

監視台

この大きな岩は監視台です。簡易の梯子を立てかけて兵士(主に子ども)が上り、敵の襲撃がないか見張っていたそうです。

Fort Patiko

  • 料金:1人45ドル、カメラ持ち込み5ドル(ガイド付き)、+10ドルで近くの山のハイキングをつけることもできます

いかがでしたでしょうか。今回は自然の中にある観光地をご紹介しました。豊かな自然を楽しみながらも、ウガンダ北部の歴史を知ることのできる観光地です。ぜひ、ウガンダに来られた際は立ち寄ってみてください。

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