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春のメキシコシティ・シティ近郊のおすすめ観光スポット7選【メキシコ】
しばらくメキシコを離れ、アメリカに行ったり、パナマに行ったり、コロンビアにしばらく滞在したりしていましたが、10ヶ月ぶりにメキシコに戻ってきました!やっぱりメキシコは中南米の文化の中心地と言われるだけあり、ご飯も多種多様でおいしいし、様々な文明の遺跡もあり、とても興味深い国。
今回はメキシコシティの春のハカランダを見に、2週間のメキシコ・シティ、シティ近郊の村とベラクルスの旅を決行しました。
この2週間の旅で訪れた、おすすめのスポットをいくつか紹介したいと思います!
目次
メキシコシティ(おすすめ観光スポット1~4)
アメリカ大陸最大の都市、メキシコシティ。春には紫色のハカランダ(ジャカランダとも呼ばれます)が咲き乱れて、とても綺麗です。
まずは、ハカランダを見るのに打ってつけのおすすめスポットを紹介します!日本のようにお花見気分で外でお酒を飲むのはできないのが残念ですが、タコスを食べながらジュースを片手にお花見ピクニックはいいですよ。
おすすめスポット1. パラシオ・デ・ベジャス・アルテス / Palacio de Bellas Artes
日本の春は桜で有名ですが、メキシコシティの春といえばハカランダです。
メキシコシティのセントロにあるビジャスアルテスの周りには沢山のハカランダが植えられていて、美しいヨーロピアン調な噴水とともに見ることができます。
実は、メキシコにハカランダが植えられたのは、松本辰五郎という日本人の植木職人のアイデアだったそうです。松本氏の半生はとても面白い内容なので、興味を持った方はWikipediaを読んでみてください。
おすすめスポット2. エル・アンヘル・デ・ラ・インデペンデンシア / El Ángel de la Independencia
メインストリートがあり、その両脇にハカランダがずらりと並んでいる様子が見れます。毎週日曜日には歩行者天国になり、サイクリングを楽しむ人が行き交います。
天使の像の前では、ジャカジャカ音楽が鳴り、ダンスを楽しむ市民の姿を見ることもでき、たくさんの人で賑わっていました。
>>関連記事『メキシコの桜!?紫の「ハカランダ」が美しい季節』
おすすめスポット3. ラゴ・マヨール・デ・チャウルテペック / Lago Mayor de Chapultepec
ロミオとジュリエットの撮影にも使われたチャウルテペック城や、素晴らしいマヤ文明などの出土品が展示されている博物館もあるチャウルテペック公園にある、ラゴマヨールデチャウルテペック湖の周りもとても美しいハカランダが見ることができます。
ボートのレンタルもあるので、のんびりとボートに乗りながらハカランダ鑑賞を楽しんでみては?
>>関連記事『80年の歴史を刻む。メキシコのチャプルテペック城』
おすすめスポット4. ラ・メヒカーナ公園 / Parque La Mexicana
ハカランダはありませんが、メキシコの発展が感じられる場所です。
あまりにモダンな建物が並んでいてびっくりしたので、"まさかここがメキシコ!?"とツイートしたら、メキシコに長く在住する方にはメキシコ舐めすぎ!とツッコまれてしまいましたが、私のメキシコのイメージが180度覆されました。アメリカの先進的な都市のような見た目のラ・メヒカーナは新たなメキシコの側面を垣間見られたような気がしました。決してメキシコを舐めているわけではありませんよ!笑
早起きをして早朝に訪れましたが、犬を散歩する人やランニングをする人がちらほら。公園の中には人工の湖や、おしゃれなカフェなどもあり、とても整備されていて美しい場所です。
>>関連記事『意外!?メキシコシティのカフェはとってもお洒落!おすすめカフェを5つご紹介します♪』
メキシコシティ近郊(おすすめ観光スポット5~7)
メキシコシティから少し離れて、プエブロ・マヒコ(マジックタウン)のチャルマとマリナルコに行ってみました。都会の喧騒から離れて、とても静かで歴史を感じられる場所です。
おすすめスポット5. チャルマ / Chalma
メキシコシティのグアダルーペ大聖堂に次ぎ、2番目にご利益のある場所と信じられているチャルマの教会。
教会のすぐ横には、清流が流れていて古くからたくさんの人を癒してきた歴史があります。
マーケットがあるなかでご飯を食べたり、川遊びをしたりする人々の姿を見ることができ、私たちもここで一休み。
おすすめスポット6. マリナルコの教会の壁画 / Capilla Santa María
プエブロマヒコになっているマリナルコですが、この町でとてもユニークなのが、植物や動物の壁画がびっしりと描かれた教会。
メキシコの先住民のアーティストが描いたとされるヨーロピアン調の壁画ですが、アステカの様式が取り入れられていて、この文化のミックスがまたとても面白い壁画です。
描かれている植物は1つ1つに意味があり、薬草として使われていたものなどがこうして壁画になっています。
動物もウサギや鳥がコミカルに描かれていて、凝ったディテールに驚かされます。
>>関連記事『マヤ先住民族の魂を描く巨匠・Akio Hanafujiの作品とその人生に迫る!』
おすすめスポット7. マリナルコ遺跡 / Zona Arqueológica de Malinalco
もう1つマリナルコで必ず訪れたいのが、アステカの残したマリナルコ遺跡です。
この遺跡はアメリカでも大変珍しく、山の岩を石器で削って作られた遺跡です。通常マヤ遺跡などは石を重ねて作られますが、この遺跡はわざわざ掘って作られたもの。
遺跡自体はとても小さく30分もあればすべて見られますが、歴史的に価値のあるユニークな遺跡の一つなので一見の価値はありです。
最後に
メキシコの春は本当に美しく、町全体が紫色でした。さらに、ちょうどタイミングが重なり国際女性デー(International Women's Day)には紫色のTシャツと、マスクをした女性たちが町中で女性の人権を訴える活動を見ました。
メキシコはアジア諸国に比べて女性の立場はしっかりと確保されているようには感じていますが、実際にここで長く暮らすとまた違うのかもしれません。
こういった地元の人々の活動を見るのも、色々な国を旅をしていて面白い部分のひとつです。
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Ai Nishino
- メキシコ大好きな旅するフォトブロガー。25歳の時に、青年海外協力隊としてタンザニアで2年間職業訓練校にて活動。そして、バックパッカーに。英語、スワヒリ語を話し、スペイン語を習得中です。ライター、デザイン、翻訳などをして海外ノマド旅中。AiWorld Exploreというサイトを運営。