公開日:
最終更新日:
【海外旅行にこれ持ってけ!!】添乗員がおすすめするホテルへの持ち物!
こんにちは、たびこふれライター兼現役添乗員の山上やすおです!
今日は12月31日(執筆時)、いよいよ2022年も幕を開けますね。
なんだか思い返してみると、私の海外添乗は2020年3月のポルトガルを最後に、もう1年半以上も添乗がない時間を過ごしてきました...。添乗に明け暮れていた時には「もうちょっと日本にいさせろ~!!」とよく暴れていたものですが、いざ日本にここまでいると「早く添乗に出させろ~!!」と思うだなんて、人間はなんて罪深いものなのだろうと感じている次第です...(私だけ?)。
と、いうことで2022年はコロナも落ち着いて、いよいよ海外旅行も戻ってくる...はず!という期待を込めて記事を書いてみることにしました♪
テーマは、「海外旅行にこれ持ってけ!ホテル編」です!
しばらく海外に行っていなくて、「海外旅行って何を持って行くんだっけ...?」という状態になっている方も多いはず!私もそんな状態でしたが、一生懸命現役時代(今も現役のつもりだけど)を思い出して書いてみましたんで、よかったら最後までご覧くださいね♪
では、いってみましょう~♪
目次
第1章 ホテルといっても...どんなホテル?
ということで、ホテルに持って行くべきものをズラッっと上げさせていただきますが、その前に...
やっぱり「海外のホテル」と言っても海外にもいろいろあるし、ホテルのランクや国によっても設備って変わってくるんですよね。ですので、今回の記事は「ヨーロッパ」の「中級レベルのホテル」を想定して書いています。ここを基準くらいに考えて、その上で、実際に行かれる国が決まった時に微調整をしていただければいいと思います♪
では、実際の持ち物に行く前に、ホテルに「あるもの」のお話をしておきますね。
まず、どんなホテルでもあるものは「せっけん・シャンプー・タオル」の3兄弟です。この3つはどんなホテルに泊まろうと、きっとあなたを待ってくれているはず...なので、この3つに関しては心配することはありません!
ただ裏を返すと...
この3つ以外は置いていないことがある!ということ。
日本のホテルはどんなビジネスホテルに泊まってもある程度アメニティって揃っていると思うんですが、海外のホテルはそうではありません。エコの観点が日本より進んでいますんで、使い捨てのものはほとんど置いていないんですよね!ですので、ここを踏まえて持ち物を整理していきましょう!
今回は「必須編」と「応用編」と分けてみましたので、どうぞご覧くださいね♪
第2章 【必須編】持ってけグッズ5選
必須編1. アメニティ一式
先ほど記した通り、ホテルに最低限置いてあるアメニティは「せっけん・シャンプー・タオル」の3つのみ。
ですので、それ以外のものはご自身で持って行く方が無難です。
具体的に上げると...リンス・コンディショナー・化粧水・歯ブラシ・綿棒・髭剃り・女性用品...などでしょうか。
「あ、こんなものまで置いていないんだ!」となる前に、ご自身でご準備をお願いします。
ただ、もうちょっというと、せっけんとシャンプーも持って行かれた方が無難かも...。
というのも、置いてあるにはあるんですが、やっぱり質まではわからないんですよね。翌日、ごわごわになるシャンプーなんかも山のようにありますんで、気になる方はこの2つもお持ちくださいね。(ごわごわになってもいい私は持って行かないけどさ...)
必須編2. パジャマ
日本のホテルだと、室内には室内着や浴衣が置いてあると思いますが、海外のホテルにはほぼ100%そんなものは置いていません。パジャマを持ってこないと私服で寝ることになってしまいますので、どうぞ忘れないようにしてくださいね。
必須編3. スリッパ
スリッパは、置いてあったりなかったりするんですが、持っていかれた方が無難だと思います。
そして、そこで私からのアドバイスなんですが、スリッパは布製ではなくできればゴム製のもの、靴としても使えそうなものだと尚良しということです。
どういうことかというと、ヨーロッパのホテルはユニットバス、お風呂とトイレが同じ空間にあることが多いです。
そしてお風呂を使うのにシャワーカーテンを使ったりするものの...、トイレの周りが水浸しになってしまうこともよくある話です。
そんな時に、通常の布のスリッパだったら水を吸ってしまうので、一度床を拭いてからしか入れませんよね。ただ、ゴムのスリッパだとそのまま中に入ることができるのでとても便利です。また、ホテルに入ってからロビーやスーパーに行く際、ちょっと朝食に行く際などに、わざわざ靴を履くのってちょっとめんどくさかったりしませんか?
でもゴムの、靴っぽくなっているようなスリッパならそのまま気楽に外に出ることができます。ということで、布製のスリッパよりゴム製のスリッパの方がカバーできる範囲が大きいんですよね!
スリッパを持って行かれる際にはぜひ、ゴム製のものをお持ちください♪
|
必須4. 変換プラグ
海外が日本とコンセントの差込口が違うため、「変換プラグ」というものが必要です。
本当は電圧も違うので「変圧器」も必要なんですが、スマホやモバイルバッテリー・カメラなどは海外で使うことを想定して作られているので、海外の電圧に対応しているものがほとんどだと思います。(もちろんその製品によります。必ず対応電圧をご確認ください。)
そしてややこしいのが、ヨーロッパと言えども、コンセントの形が一様でないことです。
ヨーロッパのほとんどの国では「Cタイプ」という形で対応できますが、念のため行先が決まったら必ずコンセントの形もご確認くださいね。
必須5. 海外旅行用ドライヤー
これは必須...というものでもないんですが...。
ドライヤーは大体のホテルに置いてあるとは思いますが、たまに置いていないところがあったり、置いてあっても風力が異様に弱かったりすることがあります。
ですので、心配な方はお持ちいただく方が無難かな、というくらいのものです。
第3章 【応用編】持ってけグッズ5選
ではここからは、必須...というわけではないんですが、これがあったら絶対役に立つ!!という私のおすすめの品を紹介していきたいと思います。
なんなら、これを伝えたくてこの記事を書いたくらいですので、ぜひ参考にされてくださいね!
応用1. タコ足配線
これはね~、もう必須に入れようかと思ったくらい、今は必須だと私は感じているものです!
私、前々から薄々気がついていたんですが...ヨーロッパのホテルって、やたらとコンセントが少ないんですよね!しかも、そんな貴重なコンセントになぜか部屋のスタンドライトが刺さってて...みたいな。
結局、使えるコンセントは部屋に1個と洗面所に1個...のようなことがよくありました。
しかも、それに反比例するように最近の機械って充電式のものが多くないですか!?
私の持ち物だけでいっても、スマホ・モバイルバッテリー・カメラ・Wi-Fiのルーター・イヤホン...などなど、もう充電式のオンパレード!電池は死語なのか!?と思ってしまいます。
そして、私は添乗員として1人部屋ですから、1つ充電できれば引っこ抜いて次へ...でなんとかなるけど、2人部屋だと×2で10個くらい充電するものがあるんじゃないでしょうか?
これを解消してくれるのは...たこ足配線しかありません!!
...という、今までのグッズとは熱の入り方が違う推しようなんですが、それくらいおすすめです!
ただ、気を付けていただきたいのは、必ず「海外旅行用のたこ足」を持って行ってくださいね。
たまに日本で使用しているたこ足を持ってきて、変換プラグだけ付けて使用しようとする方がいらっしゃるんですが、スマホやカメラ自体は海外対応でも、肝心のたこ足が海外対応でなければ、最悪そこでショートが起こります。
しかも、繋がっている全製品巻き込んで大爆死!!
もはやダイ・ハード状態!!
に、なりかねません。あぁ恐ろしや...。
ということで、必ず海外旅行用のたこ足をお持ちくださいね♪
応用2. なんでも入られる折り畳み箱
さて...(急にクールダウン)、お次におすすめなのは「折り畳み箱」です。
あ、ここからはちょっと見栄え的にぐっとしょぼくなりますが、お気になさらずに。
これは何かというと...
すぐ物をなくすタイプの人っていませんか?いや、私のことなんですけどね。
私ホテルの部屋の中でよくものを無くしていたんです。というのも、お部屋に入ったらカードキーは棚の上、イヤホンガイドは机の上、帽子はベッドの上とか無意識に適当に置いてしまう癖があったんですよね。
でも、どうしてそんなことをしてしまうかっていうと、彼らの置き場所がないんですよね!
ということで、私が部屋に入ってまずすることは、スーツケースを空けてこの箱を出す。
そして、腕時計やらスマホやらタブレット・帽子など、ありとあらゆるこまごましたものをこの中に放り込んでいきます。
これだけで無くしもの、とっても減りました!!というアイテムなんです。
整理整頓が上手な方からしたら、「いや、そんなもんなくても無くしたりせんわい」と思われるかもしれませんが、きっといるはず。私と同じような人が...O型の人におすすめアイテムです♪
応用3. 海外旅行用ポット
ポットはホテルに置いてあったりなかったりするんですが、ホテルによる、というよりもその国によるところが大きいと思います。
というのも、紅茶文化のイギリスのような国ではお部屋にポットがあればそれで紅茶を楽しんだりすることができますが、コーヒー文化のイタリアやフランスだとお湯を入れてインスタントコーヒーを飲んだりしないので、ポットがあっても彼らは使わないんですよね。なので国によってポットのあるなしは変わるんです。そして、ポットが置いていないようなホテルに泊まる場合だったら、ぜひポットを持って行っていただければと思います。
なんと言っても、お部屋の中でお茶やお味噌汁が飲めることほどホッとする瞬間はないですよ☆(もちろんお茶もお味噌汁も持って行ってくださいね。)
でもそれよりも何よりもポットが活躍するのは冬のヨーロッパ。ポットとコーヒーと水筒を日本から持って行って、朝コーヒーを作って水筒に入れます。そして寒~~~~い午前中の観光が終わった後、バスに戻って暖かいコーヒーが飲める!!
これはとんでもないことです!!(ちょっと大げさだけど。)この時に他のお客様からの羨望のまなざしといったらありませんね。
最近はこんな、コンパクトにたためるポットなんかもありますしね!
ぜひ、温かいコーヒータイムをお部屋でも外でも楽しんでくださいね♪
|
第4章 最後に...
いかがでしたでしょうか?正直、たこ足配線をご紹介するために書いたような記事だったんですが、それ以上の収穫があったらいいなと思っています☆
なかなか、この知識が役立つ機会は訪れませんが、2022年こそはどうか海外旅行に出られますように...!!そして、私も添乗員として復帰できますように!!(もう瀕死..)
そして瀕死の私はこのコロナ禍で添乗がない中、なんとYouTuberとしてデビューしてしまいました☆
その名も【海外旅行添乗員】こやぎ先生の中の人ちゃんねるです!!(こやぎ先生が何かはちゃんねるにて。)
今回の記事に収まりきらなかったお話や、その他旅行に役立つ情報を諸々発信しておりますので、良かったらご覧になってくださいね♪
>>「【海外旅行添乗員】こやぎ先生の中の人ちゃんねる」はこちら
>>「こやぎ先生の美術ちゃんねる」はこちら
では、良いお年をお迎えくださいませ~...
は、とっくに過ぎていると思いますのでHappy New Year!!
本年もよろしくお願いいたします!!☆
関連記事
Ranking海外エリア記事ランキング
-
山上やすお
- 国内外の添乗員として1年の半分ほどを現地で過ごすかたわら、日本にいるときには各地で美術のカルチャー講師をしています。博物館学芸員資格保有。「旅に美術は欠かせない!」の信念のもと、美術の見方、楽しみ方を記事にしていきます。