日本最古の神社「大神神社」~三輪山がご神体。30m超えの大鳥居あり~

大神神社

歴史ある寺社がたくさんある、奈良。そのなかでも日本最古の神社とも言われているのが、奈良県桜井市にある大神神社(おおみわじんじゃ)です。大和国一ノ宮でもあり、昔から人々の信仰を集めてきました。

大神神社のご神体は三輪山で、本殿を設けず拝殿からお参りするという原初のスタイルが今も受け継がれています。それだけに大神神社の鳥居をくぐれば、どこか厳粛な空気を感じます。

今回は、そんな大神神社について余すところなく紹介します。

目次

<1. 大神神社ってどんなところ?>

<2. 国の重要文化財に指定されている大神神社の拝殿を参拝>

<3. 大神神社でパワーチャージ! 気になるスポットへ足を運んでみよう>

<4. 万病に効く神水も!? 病気平癒を願って狭井神社へ>

<5. 三輪山登拝で自然のパワーを!!>

<6. 目の前に広がる絶景に心奪われる......>

<7. 大神神社の広い境内にはほかにもご利益のある神社がたくさん!>

<8. 大神神社のお守りでご利益にあやかる!>

<9. 大神神社の行事にも注目!>

<10. 大神神社周辺のグルメを堪能する!!>

<11. 大神神社の周辺にはほかにも観光スポットが盛りだくさん!>

<12. 大神神社へのアクセス>

<13. 大神神社の基本情報>

1. 大神神社ってどんなところ?

大神神社の始まりは神話の時代にさかのぼります。出雲で国造りをしていた大国主神(おおくにぬしのかみ)のパートナーである少彦名神(すくなひこなのかみ)が急に常世(とこよ)の国に行ってしまい、いなくなりました。常世の国というのは、古代の人が信じていた遠くにある国のことです。

「これからどうやって国造りをしようか」と大国主神が悲嘆に暮れていたところ、海の向こうから神様が現れ「わたしは大国主神の幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)です。わたしを三輪山に立派にお祀りしなさい。そうすればいっしょに国造りに協力しましょう」と言いました。そこで大国主神は大物主神を三輪山にお送りになりました。これが大神神社のはじまりとされています。

なお、幸魂というのは人をしあわせにする霊魂で、奇魂というのは、物事を成就させる霊魂のことです。

そういうわけで、大神神社の御祭神は大物主大神です。配神として大国主神の別名である大己貴神(おおなむちのかみ)と少彦名神が祀られています。

大神神社 ご神体の三輪山

大神神社で祀られているのは、ご神体である三輪山です。三輪山は標高467メートル、周囲16キロメートル、面積350ヘクタールの見た目も美しい山です。昔から「御諸山(みもろやま)」とも呼ばれており、一木一草にいたるまで神が宿ると言われています。とりわけ杉の木はご神縁の深い神聖な木とされています。

大物主神と少彦名神はお酒の神様でもあり、拝殿には大きな杉玉がかかっています。ここ大神神社が杉玉の発祥といわれ、全国の酒蔵、酒屋の軒先でよく見る杉玉は大神神社から分けられているのだそうです。

毎年11月14日に、醸造安全祈願祭(酒まつり)が行われていますが、それに先立ち新しい緑の杉玉に架け替えられるのだとか。

2. 国の重要文化財に指定されている大神神社の拝殿を参拝

では、早速参拝していきましょう。

大神神社 三輪山の山麓案内板

三輪山の山麓はこのようになっています。

大鳥居

大神神社 大鳥居

昭和59年に昭和天皇の御親拝と在位60年を記念して建てられた鳥居です。高さ32.2メートル、柱の間は23メートルであり、日本でもかなり大きな鳥居の一つです。この鳥居の向こうには三輪山がきれいに見渡せます。

二の鳥居

大神神社 二の鳥居

大鳥居から10分ほど歩くと二の鳥居があります。二の鳥居をくぐるとあたりは鬱蒼とした森に。言葉では言い表せない清らかで神々しい空気に包まれていて、ここからは神様がいらっしゃるところなのだと感じることができるでしょう。

夫婦岩

大神神社 夫婦岩

二の鳥居をしばらく進むと、左手に夫婦岩があります。古くから神様が鎮まり信仰をあつめる磐座です。

大神神社 二つの岩が仲良く寄り添っている夫婦岩

二つの岩が仲良く寄り添っているところから夫婦岩と呼ばれています。夫婦円満や縁結びを願う人々に信仰されています。

拝殿(はいでん)

大神神社 拝殿

大神神社には本殿がなく、拝殿が神社の建物のなかでも最も重要な位置付けとなっています。現在の拝殿は1664年に徳川四代将軍家綱によって再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。

拝殿の後ろには三ツ鳥居があり、三輪鳥居とも言われていて、拝殿とご神体である三輪山を区切る最も神聖な地にあり、本殿にかわる最も神聖なものです。大神神社の古文書には「古来、一社の神秘なり」と書かれています。大神神社に古くより伝わる神聖な鳥居であり、鳥居は普段、参拝者の目に触れないようになっているのです。

手水舎(てみずしゃ)

大神神社 手水舎

参拝の前に身を浄める手水舎です。手水舎は神社ごとに特徴があってとても興味深いのですが、大神神社の手水舎は酒樽から蛇が出てきて、その口から水が流れ出ています。その蛇は宝珠を抱いています。大神神社の神様、大物主神が酒の神様であり、神話にも蛇の姿で伝わるなど、神様とご神縁が深い生き物とされています。

3. 大神神社でパワーチャージ! 気になるスポットへ足を運んでみよう

大神神社は、御殿などに彩色を施していないので、自然と一体になっているような、太古の昔の神社がそのまま残っているような感じがします。だからこそ、パワーを感じられるのでしょう。大神神社の境内でぜひ溢れるパワーを感じてみてください。

巳の神杉

大神神社 巳の神杉

拝殿の手前に大きな杉の木があります。これは「巳の神杉」と呼ばれているご神木です。とても大きな木で樹齢およそ500年とも言われています。拝殿で手を合わせた後、参拝者の皆さんはお酒と卵をおそなえして、こちらにも手を合わせていました。

御祭神の大物主大神は人前に姿を現すときに、蛇の形に姿を変えたとされ、この杉に棲みついた蛇も神様の化身と尊ばれたのです。

さらにこんな話も伝わっています。

崇神天皇の御代、巫女であった倭迹迹日百襲姫(やまとととびももそひめ)のもとへ、三輪の大神様が毎晩、通っていらっしゃいました。百襲姫は「神様のお姿をみたいので、一度昼にきていただけませんか」とお願いしました。大神様は「わかりました。では、わたしの姿を見せますが、絶対に驚かないでください。私は櫛の箱の中にいます」とおっしゃいました。翌朝、百襲姫が櫛の箱を開けてみると、そこには小さな蛇がいたのです。百襲姫は驚いて叫んでしまいました。すると、大神様は人間の姿になり、「あなたは約束を破って私に恥をかかせた」といって三輪山のほうへ帰って行かれたそうです。百襲姫は後悔に苛まれ、箸で体を突いて亡くなられました。大神神社の近くにある箸墓古墳は百襲姫のお墓だと言われています。

大神神社 巳の神杉 玉子のおそなえ

そして、蛇といえば、玉子を丸のみするのが好きということで、「わたしの願いももらすことなく叶えてください」という願いを込め、玉子をおそなえする方もいらっしゃるそうです。誰が始めたというのではなくて、参拝者がいつからか玉子をおそなえするようになったのだそうです。ですから、参拝の際は玉子を持参するといいかもしれません。でも、割らないように気をつけてくださいね。

4. 万病に効く神水も!? 病気平癒を願って狭井神社へ

くすり道

大神神社 くすり道

拝殿から左のほうに進むと、狭井神社へと続く道「くすり道」があります。鬱蒼とした森の中を進むと、なぜか心が洗われるように感じます。狭井神社までは数分ですから、ゆっくりと歩いてみてください。ちなみにこの道には神社を信仰する製薬会社などが奉納した薬木や薬草が植えられているのだそうです。

挟井神社

大神神社 挟井神社

狭井神社は正式には狭井坐大神荒魂神社(さいにますおおみわのあらみたまじんじゃ)といいます。その名前にもあるように、大神の神様の荒魂(あらみたま)をお祀りしているそうです。荒魂(あらみたま)というのは、魂の穏やかではない側面を表し、進取的な動的作用をもつ魂で、「病気平癒」や「疫病退散」の御神徳があると言われています。

薬井戸

大神神社 薬井戸

狭井神社の御殿左手には「薬井戸」と言われる井戸があります。古来より万病に効くと言われていることから、自身の健康のためにはもちろん、病床にある方のために汲みに来る人も多いのだそうです。

大神神社 薬井戸 ボタンを押すと水が出る

薬井戸はボタンを押すと水が出てくる仕組みです。紙コップが置いてあるので、その場でいただくこともできます。一口飲んでみましたが、気持ちがすっとするような爽やかな水でした。

大神神社 薬井戸 ペットボトルのご神水

ペットボトルを持参すれば、水を汲んで持ち帰ることも可能です。授与所ではペットボトルに入った「ご神水」も授与されています。

ただ、薬井戸の周りは狭く、土日祝は混雑防止のため、臨時拝戴所が設けられています。

5. 三輪山登拝で自然のパワーを!!

三輪山登拝口

大神神社 三輪山登拝口

ご神体の三輪山には登拝することもできます。登拝口は狭井神社のすぐ横にあり、登拝希望の方は、狭井神社で午前9時から12時までの間に申し込みをします。登拝にあたっては、神聖な場所への登拝ということになりますから、飲食や写真撮影ができないなど約束事がいくつかあります。その約束事を守って、敬虔な気持ちで入山しましょう。登拝には往復で2〜3時間ほどかかるとのことです。

ちなみに2021年9月時点では登拝は中止されていました。その後再開はしていますが、入山登拝禁止日もありますので、登拝希望の方は大神神社公式ホームページなどでよくご確認ください。

6. 目の前に広がる絶景に心奪われる......

山の辺の道

大神神社 山の辺の道

日本で最も古い道と言われているのが「山の辺の道」です。ちょうど大神神社の前も通っています。奈良盆地の山裾を縫うように南北に結ぶ道で、海石榴市(つばいち)から、大神神社を経て、天理市の石上神宮まで、また、そこから奈良へとも道が続いています。その道沿いには歴代天皇の御陵があったり、またひっそりとたつ小さな神社があったり見どころもあります。時間のある方は、じっくりと山の辺の道を歩いてみると万葉のロマンが感じられる旅になるかもしれません。

大美和の杜展望台

大神神社 大美和の杜展望台

狭井神社から、久延彦神社へ向かう途中の小高い丘の上に、大美和の杜展望台があります。こちらの展望台からは遠くに香具山(かぐやま)、畝傍山(うねびやま)、耳成山(みみなしやま)の大和三山、金剛山、二上山、葛城山などの山々を見渡すことができます。また、眼下には大鳥居や桜井市街が見えます。

大神神社 大美和の杜展望台 梅

写真は梅がほころんでいますが、大美和の杜展望台は桜と夕日で有名なスポットでもあり、春になるとソメイヨシノやしだれ桜が咲き誇り美しい景色を見せてくれるそうです。

7. 大神神社の広い境内にはほかにもご利益のある神社がたくさん!

祓戸神社(はらえどじんじゃ)

大神神社 祓戸神社

二の鳥居から拝殿に進む途中にあります。その名の通り、身の穢れや罪を祓う神社です。

御祭神は、祓戸四神と呼ばれる、瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)、速秋津姫神(はやあきつひめのかみ)、気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)、速佐須良姫神(はやさすらひめのかみ)です。

神社を参拝するときは穢れを祓うことが肝要ですので、まず祓戸神社を参拝して、穢れを落としてから拝殿に進むのがいいそうです。

成願稲荷神社(じょうがんいなりじんじゃ)

大神神社 成願稲荷神社

拝殿に向かって右側に山の辺の道を桜井方面に進むと成願稲荷神社があります。稲荷神社の朱の鳥居が目印です。また狛犬ではなくてやはり狐です。ご存知の通り、商売繁盛、開運招福の霊験あらたかな稲荷の神様です。

神宝神社(かんだからじんじゃ)

大神神社 神宝神社

拝殿に向かって右側にある神社で、熊野三神をお祀りする神社です。神社の名前の通り、お宝や財宝を守ってくれる神様だと言われています。

活日神社(いくひじんじゃ)

大神神社 活日神社

山裾にある活日神社です。日本書紀には、崇神天皇が、高橋活日命(たかはしいくひのみこと)に三輪の神様におそなえするお酒を造らせたところ、一夜にして美味しいお酒を造ったと書かれています。そのことから昔は「一夜酒社(いちやざけのやしろ)」とも言われていたのだとか。そういうわけで、杜氏の祖先神と崇敬されています。日本酒造りはまさにここからはじまったと言っても過言ではない神社で、酒造関係の方が熱心に参拝されているそうです。

磐座神社(いわくらじんじゃ)

大神神社 磐座神社

大神神社の拝殿から、狭井神社へ向かう道の途中にある摂社が磐座神社です。この神社の御祭神は神農さんとも呼ばれる少彦名神(すくなひこなのかみ)です。社殿はなく、神の鎮まる磐座が御神座として祀られています。

市杵島姫神社(いちきしまひめじんじゃ)

大神神社 市杵島姫神社

九州の宗像の神様である市杵島姫命を祀る神社。大神神社から挟井神社にむかって歩くと、ちょうど挟井神社のてまえ、左手に池があり、その中に赤いお社が見えるのが市杵島姫神社。水や海を司る神様で、弁天様とも呼ばれ、芸能の神様としても親しまれています。

久延彦神社(くえひこじんじゃ)

大神神社 久延彦神社

古事記によれば、御祭神である久延毘古命(くえびこのみこと)はなんでも知っている知恵の神様なのだそう。大国主神の前に少彦名神が現れたとき、誰も神様だとわからなかったけれど、久延毘古命だけは神様だとわかったと言われています。ゆえに、久延彦神社は学問の神様と言われています。絵馬にはたくさんの合格祈願のお願いが書かれていました。高い場所にあるので、周りがよく見渡せるすがすがしい神社です。

大直禰子神社(おおたたねこじんじゃ)

大神神社 大直禰子神社

久延彦神社の石段を下り、右に進むと、右手にあるのが大直禰子神社です。またの名を若宮社とも言い、社殿が国の重要文化財に指定されています。

大神神社 大直禰子神社

三輪の大神様の子孫である「大直禰子命(おおたたねこのみこと)」を祀る神社です。

8. 大神神社のお守りでご利益にあやかる!

大神神社 お札やお守り

大神神社にはたくさんの授与品(お札やお守り)があります。

大神神社 なで守り

こちらは「なで守」。なで守は、このお守りの真ん中の金のうさぎをなでると御利益があるというお守り。小さめで可愛らしいお守りでおすすめです。

大神神社 みまもり

「みまもり」は、大神神社の神の使いとされるへびの「巳」が形どられたお守り。しっかり守ってくれそうで、いいですね。

大神神社 モニターを使った最先端のおみくじ

大神神社と狭井神社には、モニターに向かって手を振ると番号が出て、その番号を伝えるとおみくじがもらえる最先端のおみくじがあります。ぜひトライしてみてください。

9. 大神神社の行事にも注目!

鎮花祭

大神神社 鎮花祭
<画像提供:三輪明神 大神神社>

大神神社とその摂社である狭井神社の両社が合同で毎年4月に行う祭が「鎮花祭(ちんかさい)」、別名はなしずめのまつりと言われています。春の花が散る頃になると病気が流行していたことから、この祭りが行われるようになったそうです。

大神神社 鎮花祭の様子
<画像提供:三輪明神 大神神社>

その歴史は古く、飛鳥時代から綿々と受け継がれてきた祭りなのだとか。「疫病」がなくなってほしいという願いはいつの時代も変わらないようですね。

大神祭(おおみわまつり)

大神神社 大神祭
<画像提供:三輪明神 大神神社>

大神祭は春と秋に行われる大神神社の例祭です。

大神神社 大神祭 神輿が三輪の町を練り歩く様子
<画像提供:三輪明神 大神神社>

春の大神祭は4月9日に神輿の渡御が行われ、神輿が三輪の町を練り歩きます。また、十日には三輪山会館の能舞台にて後宴能が披露されます。二千年続く歴史ある大祭です。また秋の大神祭は10月24日に行われ、氏子青年会による太鼓台や子ども神輿の奉納があります。

10. 大神神社周辺のグルメを堪能する!!

そうめん處 森正(もりしょう)

大神神社周辺グルメ そうめん處「森正」

参拝で歩き疲れたらそうめんがおすすめです。三輪の特産品は何といってもそうめんです。

冷たいものを「そうめん」といい、あたたかいものを「にゅうめん」といいます。

大神神社周辺グルメ そうめん處「森正」店内

大神神社の周辺にはそうめんのお店がたくさんありますが、今回は大直禰子神社のすぐそばにあるそうめん處 森正にうかがいました。お店は歴史ある民家のようで三輪の雰囲気にぴったり合っています。

大神神社周辺グルメ そうめん處「森正」 冷やし長そうめんと柿の葉ずし

注文したのはもちろんそうめん。冷やし長そうめん(1,650円)と柿の葉ずし(3個)のセット(そうめんとセットで480円)をいただきました。具沢山で見た目にも楽しいそうめんです。箸置きが椿の葉というのも粋な演出ですね。具がたくさんあるので食べ応えがあり、とても美味しかったです。

大神神社周辺グルメ そうめん處「森正」 柿の葉ずし

柿の葉ずしは押しも押されもせぬ奈良の名物として有名ですね。柿の葉で酢飯と魚を包んであるお寿司です。

大神神社周辺グルメ そうめん處「森正」 お土産用のそうめん

店内ではこのようにお土産用のそうめんも販売しています。そうめんの「ふし」というのはそうめんを作る時の切れ端のようなものです。これをお吸い物やお味噌汁の中に入れると美味しいです。お土産にいいですね。

11. 大神神社の周辺にはほかにも観光スポットが盛りだくさん!

大神神社 鳥居

大神神社は三輪山登拝をしないなら、半日あればゆっくり見て回ることができます。有名な酒造会社や箸墓古墳など他にも見どころがあります。JRでは奈良まで万葉まほろば線で30分ほどですから、奈良市内と合わせて観光するとより深く奈良を知ることができると思います。ここからは奈良市内の観光スポットを紹介します。

興福寺

大神神社周辺の観光スポット 興福寺

JR奈良駅から東に進むとまず猿沢池(さるさわのいけ)と呼ばれる小さな池が右手に見えます。この猿沢池越しに見えるのが興福寺の五重塔です。この辺りからは奈良公園で、鹿をたくさん見ることができるでしょう。

興福寺は法相宗の大本山です。その始まりは669年で、「興福寺」と名付けられたのは、平城遷都と同じ710年で、それから数えても1300年くらいの歴史があります。

興福寺の見どころは何といっても五重の塔。その美しい姿をぜひ写真におさめてくださいね。

春日大社

大神神社周辺の観光スポット 春日大社

奈良といえば、鹿。奈良公園にどうして鹿が多いのかといえば、実は鹿は春日大社の神の使いだからです。春日大社の神様が常陸国から御蓋山(若草山)に来られる際に白鹿に乗っていらっしゃったことから、春日大社では鹿は神様の使いとして大切にされています。

大神神社周辺の観光スポット 春日大社の燈篭

春日大社の見どころは、平安時代から奉納が始まった約3,000基もあると言われる燈篭です。なんと室町時代に作られた燈篭の7割が春日大社にあるのだとか。古いものも合わせて参道にたくさんの燈篭が立ち並ぶ様子は圧巻の一言です。

12. 大神神社へのアクセス

大神神社へのアクセス JR三輪駅

京都からはJR奈良線で奈良駅まで行きましょう。大阪からはJR環状線の天王寺駅から大和路線でなら駅まで行けます。奈良駅で、万葉まほろば線(桜井線)に乗り換えます。ワンマン電車で本数も少ないので、時間をしっかりと確認するようにしてくださいね。

大神神社へのアクセス JR万葉まほろば線

奈良駅から三輪駅まで各駅停車で30分ほどです。JR三輪駅は無人駅です。でも、ICOCAなどの交通系のプリペイドカードを使えば問題ありません。

大神神社へのアクセス JR三輪駅を出た道

三輪駅を出たら、大神神社を案内する看板がたくさんありますので、それに従って歩いてください。大神神社の二の鳥居まで5分ほどです。小さな商店街や参道を歩きますので、お土産を見たりしながら歩くのも楽しいです。

大神神社へのアクセス 参道

大神神社は自然を神様として崇めてきた神社で、太古よりそこにある自然のパワーをもらえるところです。また大神神社の周りには小さな神社もたくさんあります。ぜひゆっくりと歩いて、万葉の昔に思いを馳せてみませんか。

13. 大神神社の基本情報

  • 住所:633-8538 奈良県桜井市三輪1422
  • 参拝時間:境内自由(ただし授与所は9:00〜17:00)
  • 定休日:年中無休
  • 電話番号:0774-42-6633
  • FAX:0774-42-0381
  • 料金:参拝料無料
  • 駐車場:JR踏切より西側に4つの駐車場(すべて無料)
  • アクセス:
    <車利用の場合>
    (大阪方面より)西名阪自動車道 天理IC出口より国道169号線で約30分
    (京都方面より)京奈和自動車道 木津IC出口より奈良バイバス国道24号線経由国道169号線で約60分
    (名古屋方面より)東名阪自動車道 亀山IC出口より名阪国道25号線から県道51号線、大和神社前交差点を経て国道169号線で95分

    <鉄道利用の場合>
    (京都方面より)JR奈良線奈良駅で万葉まほろば線(桜井線)に乗り換えて三輪駅下車、徒歩5分
    (大阪方面より)JR環状線鶴橋駅で近鉄大阪線に乗り換え桜井駅でJR万葉まほろば線(桜井線)に乗り換え三輪駅下車、徒歩5分

  • 公式HP:大神神社

※この記事は2021年9月に取材したものです。期間限定の情報もありますので、最新情報は公式HPをご確認ください

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若林佐恵里

京都在住。歴史をみつけにいく旅行をこよなく愛しています。好きな歴史上の人物は土方歳三です。外国人に日本語を教える日本語教師もしています。双子の母。

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