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【神奈川・横浜】横浜市最高峰『大丸山』お気軽ハイキングでちょっと山頂へ♪
ある日、昼食を食べ終わったあと、ソファーに腰をかけ、ベランダ越しに見える山をボーっと眺めていました。
「横浜で一番高い山ってどこだろう?」ふとそんな疑問が浮かび調べてみたら、なんと自宅から近い所にその山があることを知りました。天気もいいし散歩するにはいい季節でしたので、早速水筒に麦茶を入れて家を出発しました。
目次
「大丸山」までのハイキングコースについて
大丸山(おおまるやま)は金沢文庫から鎌倉天園を結んだハイキングコースの途中にあります。このハイキングコースは、江戸時代によく歩かれていた周遊路で、自然と歴史に溢れ、四季の花で彩られる金沢自然公園を通り抜けていくルートです。
ハイキングコースへのアクセス
コースの起点は横浜駅から京急線で20分の「金沢文庫駅」です。駅の近くからスタートできるという手軽さで初心者にもおすすめです。
ハイキングコースのスケジュール
コース内容は以下の通りです。
金沢文庫駅・・<30分>・・能見堂・・<60分>・・金沢自然公園・・<40分>・・大丸山(おおまるやま)
※記号: ・・徒歩
ハイキングレポート
コース起点の金沢文庫駅から30分くらい、自宅に近い能見台緑地からコースに入ります。
<入口>
スタートからいきなりきつい階段がきました。
昔から村人から信仰の厚い不動さまであり、境内の滝不動は谷津川の水源地になっています。
ここで旅の安全を祈願します。
このような山道が続きます。トレッキングシューズなんて立派なものは持っていないので、スニーカーです。この先、大丈夫なのでしょうか。
このような標識がところどころにあります。金沢自然公園・鎌倉方面に向かいます。
大量の栗が落ちていたので今晩は栗ごはんと思いましたが、殻だけでした。残念!
秋の虫の声と鳥の鳴き声しか聞こえない静かな世界に突然、背後から人の気配が!
びっくりして後ろを振り返ると小学校1~2年生くらいの子がこちらを見て様子を伺っています。こんな山奥なので、親が後から来るのだろうとしばらく歩いていましたが一向に来る気配がありません。家でもないのに座敷童か、なにかの妖怪かと薄気味悪くなってきたので、途中で止まって先に行かせることにしました。結局、その後も親らしき人が来ることはありませんでした。一体あの少年は何者だったのでしょうか....。
なんだか不気味な思いをしたところで、小さくて綺麗な花を見かけホッと胸をなで下ろします。
高速道路の高架下です。かなり高い位置にいることが分かります。
金沢動物園に到着しました。こちらでトイレ休憩です。
草木が生い茂り、非常に道幅が狭い場所もあります。昔の人はわらじを履いてこんな山道を歩いていたのでしょうか。
ひょうたん池という人工の池のようです。
慣れない山歩きで大量の汗をかき、後先考えず水分を補給していたので水筒の麦茶が残っていませんでした。綺麗に見える池の水を口にしたい気分でしたが、しばらくの辛抱です。きっと私のような人間が山で遭難したら真っ先に死んでしまうのでしょう。
途中、コースの分岐で若干迷う場所があったので少々不安でしたが、大丸山の標識に一安心。
ここから目的の山頂までひたすら登り続けることを、この時は知る由もありませんでした。
傾斜がどんどんきつくなり足が上がらなくなってきました。「あとどれくらい歩くんだー!」と心の中で叫びます。
自宅を出発して約2時間、ようやく山頂に到着しました。
<大丸山|標高156.8m>
山頂は小さな広場になっており、ベンチ数個とテーブルがあります。
山頂からの景色です。左に八景島、正面に東京湾、右に横須賀が見えます。
ハイキングのまとめ
コースのおさらい
- コースの起点が金沢文駅から近くて便利
- 子どもが一人でも歩けるぐらいのコース
- スニーカーでも問題なし
- 眺望良し
- 復路は動物園から駅までバス利用可
- 体力次第で動物園も楽しめる
反省
- 肌が露出しない服を着る
- 水分補給は計画的に
持参した方が良いもの
- 虫よけスプレー、かゆみ止め
- タオル(念のため着替え用のシャツも)
- 少量のお菓子
- 多めの水分
感想
たかがお散歩程度のハイキング、と十分な水も持たず近所を出歩くような恰好だったため、のどの渇きと全身を虫に刺されるという自然の洗礼を受けることになりました。そんな不快な場面もありましたが、近所にこんな素晴らしい自然があることに感激しました。次回はしっかり準備をして臨もうと思います。
おまけ
せっかくなので十数年ぶりの金沢動物園に寄ってみました。園内で人気の動物をご紹介します。
シマウマような模様のあるキリン科の「オカピ」です。オカピは世界三大珍獣のひとつであり、日本では同じ市内の「よこはま動物園ズーラシア」で初めて展示されたことでも有名です。
今日は運よくコアラが動いている姿を見られました。コアラの睡眠時間は、なんと1日に22時間といわれています。主食としているユーカリの葉には毒素が含まれていて、コアラには毒素を分解する酵素があるので食べることができるそうです。しかし、解毒のためにエネルギーを必要とするので、長い時間眠り続けなければならないとされています。
不動の人気者です。「金沢動物園でみんなを待ってるゾウ」...(笑)
横浜市立金沢動物園
- 住所:横浜市金沢区釜利谷東5-15-1
- TEL:045-783-9100
- 開園時間:9:30~16:30(入園は16:00まで)
- 休園日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日休園)、12月29日~1月1日
- 入園料金:大人500円、高校生300円、小・中学生200円
- 公式HP
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ポンコツおやじ
- お酒が大好きなどこにでもいるただのおっさんです。