【埼玉県鴻巣市】川沿いに広がるコスモスが真っ盛り!爽快な秋風と突き抜ける風景~荒川河川敷~

荒川河川敷コスモス

目次

鴻巣市と花々と水管橋

園芸センター

埼玉県鴻巣市。埼玉県のほぼ中央に位置し、南西部には荒川の流れを擁する中山道の宿場町として栄えた町です。昭和20年代から、気候風土に適していることから、パンジーの生産が始まり、花の生産地として全国的にも名高い存在として知られるようになりました。また、フラワー通りと呼ばれる一帯では、花の生産農家が集まり、中心の設けられた園芸センターには多くの園芸ファンが訪れています。

コスモス

その鴻巣市に流れる荒川沿い、コスモスアリーナふきあげ周辺には、約1,000万本のコスモスが河川敷を埋め尽くします。従来は、毎年この時期にコスモスフェスティバルが行われ花摘みなどのイベントが行われるのですが、コロナ禍で中止に。それでも花を観賞することはできますので、ぜひこの絶景は見ておきたいところです。土手のベンチでは、お弁当を広げてくつろぐ家族連れやのんびりとお散歩する人で賑わっていました。

水管橋

また、少し上流には日本最長の水管橋(1100.95m)の荒川水管橋が架けられています。1984(昭和59)年に完成しました。白くまっすぐに伸びる水管といくつも連なる真っ赤なアーチの配色が実に美しく、土木建築ファンにも興味深いスポットです。

荒川河川敷のコスモス

吹上コスモス畑

さて、吹上コスモス畑です。黄色、白、ピンクなどのコスモスの花々の競演が見頃でした。河川敷に駐車し、土手に上がると、先に咲き始める「キバナコスモス」の黄色の鮮やかで圧倒的な景観が目に飛び込んできます。

キバナコスモスは、キク科のコスモス属の多年草。花言葉は「野性的な美しさ」。黄色の花が空のブルーと重なると非常に美しく映えますね。

キバナコスモス

去り行く夏の名残を惜しむかのような、その鮮やかな黄色。バトンタッチをするように秋の訪れを告げるコスモスの白やピンクとのコントラスト。河川敷ならではの広く吹き抜ける大変美しい空間を作り出しています。

コスモス

まずは、キバナコスモスの絨毯に飛び込んでみましょう。胸ぐらいまである黄色の花に抱かれるととてもハッピーな気分に。多くのカメラを抱えた人たちが、レンズを向けてシャッターを切っていました。ちなみに足元は泥地なので汚れてもよく歩きやすいスニーカーがおすすめ。サンダルやヒール付はNGです。

キバナコスモス

道にしゃがみこんで、空を入れて撮影するとなんだか異空間に紛れ込んだような錯覚すら覚え、時間を忘れてしまいそうです。

キバナコスモス

そして、コスモス。紅色、白、薄いピンク色の花々がこれからの見頃。

コスモス

見渡す限りのコスモス。遠景、接写と様々な角度から花と風景を切り取って楽しめるオープンな空間ならではの醍醐味。

コスモス

コスモス

コスモス畑の遥か遠方には、秩父の山並みを眺めることができます。手前にコスモス・先に水管橋・遠くに秩父の山並みと実に奥行きのある景観。これを見るだけでも爽快な気分になること間違いなし。

秩父の山並み

地図

吹上コスモス畑は、鉄道ではJR高崎線吹上駅から、「コミュニティーバスフラワー号」の乗車し、「コスモスアリーナふきあげ」で下車。

看板

車では東北自動車道の久喜白岡、加須からそれぞれ約40分。一足延ばすと吉見百穴などもありますので、天気の良い週末はお弁当をもって、ドライブがてら訪れてみてはいかがですか。

吹上コスモス畑

  • 住所:埼玉県鴻巣市明用636
  • 駐車場:あり

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BOZU

横浜市出身。新卒から旅関連の事業に携わっており、日本国内は離島以外すべて訪問。海外も10か国30都市以上渡航しています。タイのバラマンディー釣りと手長えび釣り屋さんで釣って食べた手長えびの入りトムヤムクンとビールの体験と味。奄美大島の鶏飯と黒糖焼酎の味が忘れられません。焼酎・歴史・釣り・キャンプ・高校野球そしてシウマイ弁当を愛する元野球部。

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