ミシュラン星付きの本場香港の味を東京で!ティム・ホー・ワン(添好運)

ティムホー ワン

「世界一安いミシュランレストラン」と言われる香港の人気点心専門店「ティム・ホー・ワン(添好運)」。本格点心がリーズナブルに楽しめるため、日本でも大人気です。日本では東京に2店舗(日比谷と新宿)あります。おすすめの人気メニューと、混雑や行列を避けて楽しむコツをご紹介します。

目次

香港のミシュラン一つ星点心専門店の味を東京で

添好運
<コロナ前は、週末は2〜3時間待ちということも>

ティム・ホー・ワン(添好運)は美食の街、香港でミシュラン一つ星に輝く点心専門店。2018年の日比谷店オープン以来、日本でも連日行列の絶えない人気店になっています。

ここまで人気の理由は、お料理のおいしさもさることながら、なんといってもそのリーズナブルさ。メニューは一皿380円~。ボリュームゾーンは580円、680円で、高いものでも880円です。3人でお腹いっぱい食べても、一人あたり3000~4000円ほど。

1人で行っても2人で行ってもいいのですが、お料理が3点以上ずつのったメニューが多いので、「ちょっとずついろいろ食べたい」ニーズを叶えるには3人以上で行くのがおすすめです。

Mak Kwai Puiシェフ
<フォーシーズンズホテル香港の「龍景軒」で点心師を務めたMak Kwai Puiシェフ>

ティム・ホー・ワンは、もともとフォーシーズンズホテル香港の広東料理レストラン「龍景軒」の点心師を務めていたシェフが独立し、よりカジュアルに本物の味を楽しめるようにと2009年にオープンしたお店。

一流ホテルの味がリーズナブルに楽しめることから評判を呼び、2010年にはミシュラン一つ星を獲得しました。日本では2018年にオープンした日比谷店と、2019年5月24日にオープンする新宿サザンテラス店の2店舗があり、香港店同様のコンセプトで、本格点心を楽しむことができます(日比谷店、新宿店ともメニュー・価格は同一。料理代金に加え、席料10%がかかります)。

一番人気はこれ! みんなが食べているおすすめメニュー

注文
<後から追加注文することも可能>

日比谷店と新宿サザンテラス店のメニューは共通で、料理は全部で25種類、デザートは3種類、ドリンクは11種類です。注文用紙に注文したい個数を記入してオーダーするシステムです。

ベイクドチャーシューバオ
<ティム・ホー・ワンと言えばこれ! >

ティム・ホー・ワンで一番人気のメニューは、ダントツでベイクドチャーシューバオ(680円)。特に日本人のお客さんは必ずと言っていいほどこれを頼んでいて、1日に2,000個出ることもあるという人気ぶり!

見た目はメロンパン。甘みのある焼きたてパンのなかには、チャーシュー餡がたっぷり入っています。サクッとしたパンの食感とチャーシューに絡まる餡の取り合わせが、不思議なハーモニーを生み出します。

ベイクドチャーシューバオ
<甘さとしょっぱさが不思議とよく合う>

皮から手作りでぷりぷり食感! チョンファンと餃子

チョンファン
<つるっとした皮の食感がたまらない>

二番目に人気なのは、同率でチョンファン(腸粉)と餃子。どちらも皮からお店で手作りしているこだわりのおいしさです。チョンファンのつるっと&もちっとした皮と、中国醤油の組み合わせがくせになりそう。

チョンファンは3種類あり、一番人気は海老と黄ニラのチョンファン(780円)です。皮のつるっとした食感と、海老のぷりぷり感を同時に楽しめます。

チョンファン
<パクチー好きならこちらもおすすめ。パクチーの入りのチョンファン>

パクチーが好きな人におすすめなのは、牛挽肉のチョンファン(780円)。パクチーとスパイスの風味が効いています。

海老蒸し餃子
<ぷりっぷりの海老がおいしい海老蒸し餃子>

蒸し餃子を頼むのも忘れずに! 皮から中身が透けて見えそうで、見た目も美しく食欲をそそります。餃子は3種類ありますが、なかでも人気なのは海老の蒸し餃子(680円)です。

具だくさんでボリューム満点! 蓮の葉ちまき

蓮の葉ちまき
<具沢山で食べ応えのある蓮の葉ちまき>

どーんとインパクトのある見た目の蓮の葉ちまき(880円)も、多くの人がオーダーしている人気メニューの一つ。

丁寧に折りたたまれた大きな蓮の葉を開くと、湯気とともに蓮の葉の香りやもち米の混じり合った甘い香りが立ち上ります。

蓮の葉ちまき
<中から具がゴロゴロ出てくるのも楽しい>

ずっしりとした重さがあり、ボリューム満点。蒸されたもち米の中には、鶏肉や豚肉がゴロゴロと入っています。女性に人気です。

蓮の葉ちまき
<ボックスに入れて持ち帰りもOK>

いろいろ食べてみたいと思うと、胃袋がいくつあっても足りなくなってしまいますが、食べきれないときはボックスをもらって持ち帰ることもできます。

ちなみに上の写真の右側に少し写っているのは、中国系のお客さんに非常に人気があるという鶏足の香港式煮込アワビソース(580円)。日本ではあまり馴染みがなく、ややグロテスクにも見えてしまう鶏足ですが、食べてみるとコラーゲンたっぷりでぷるぷる。ビールにもよく合います。

小さな骨がたくさんあるので、香港の人たちは鶏足のかたまりごと口に入れて、まとめて骨を出して食べるのだそうです。

行列を避けるコツはある?

席
<店内での食事のほか、テイクアウトやデリバリーも>

日比谷店の席数は84席、新宿店は66席(個室を除く)あり、比較的規模の大きなレストランですが、大人気のため常に行列が絶えず、数時間待たなくてはいけないことも......。何か行列を避ける方法はあるのでしょうか。

まず一つ目は、比較的行列が短めの平日の午後を狙うこと。お昼のピークを過ぎた14時半~16時頃が狙い目です。

もう一つは、テイクアウトやデリバリーを利用すること。お店の入り口とは別にテイクアウトコーナーがあり、すべてのメニューがテイクアウト・デリバリー対応です。

新宿店の個室
<新宿店の個室(要予約、別途部屋代が必要)>

日比谷店は予約不可ですが、新宿店では個室を予約することで、並ばずに入れるのも嬉しいポイント。個室は4席、6席、8席の部屋、合計3室あり、4席と6席の部屋はパーテーションを外して1室10名で利用することも可能です。

※別途部屋代(4席部屋4,000円、6席部屋6,000円、8席部屋8,000円)がかかります。

ティム・ホー・ワン(添好運)店舗情報

>>>ティム・ホー・ワン(添好運)公式サイト

ティム・ホー・ワン(添好運)日比谷店

ティム・ホー・ワン(添好運)日比谷店
<©ティム・ホー・ワン(添好運)>

  • 住所:東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ別館1F
  • 営業時間:11:00~23:00(LO 22:00)
  • 電話番号:03-6550-8818

ティム・ホー・ワン(添好運)新宿サザンテラス店

ティム・ホー・ワン(添好運)新宿サザンテラス店
<©ティム・ホー・ワン(添好運)>

  • 住所:東京都渋谷区代々木2-2-2
  • 営業時間:11:00~23:00(LO 22:00)
  • 電話番号:03-6304-2861

まとめ

ティム・ホー・ワン(添運好)は本場の点心をリーズナブルに味わえるおすすめのお店です。

記事で紹介したメニューのほかにも、蒸点心のマーライコウ(中華風カステラ)やデザートのミルクフライ(ミルクゼリーを揚げたもの)など、ぜひ食べてほしいおすすめのメニューがたくさんあります。お出かけの際にはお腹をペコペコに空かせて行くことをおすすめします。

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比嘉麻友

トラベルエディター。旅行ガイドブックの編集者を経て、ウェブメディアの編集者へ。特にアンテナを張っているジャンルはグルメ。エスニック系が好き。

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