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個人旅行におすすめ!ベトナムの秘境・サパの観光スポット3選!
ベトナムの北西部に位置する町、サパ。棚田が広がる絶景や少数民族が暮らす村があることでも有名で、トレッキングの拠点として人気が高い場所です。
ベトナムの首都ハノイからサパへは、バスで約5時間の距離です。ベトナム国内でのバス予約の方法は以下の記事をぜひご参照ください!
>>『ベトナムで長距離バス移動するならこれ一択!?超便利な予約サイト"Baolau"を使って、サパに行ってみた!』はこちら
サパの情報を調べてみると、村や絶景スポットまでかなりの距離を移動する必要がありそうですし、ガイドがいた方が良さそうです。でも、私のような外国人個人旅行ではなかなか手配が難しいもの。
そんなわけで今回は、移動がしやすく、個人旅行でもおすすめの観光スポットを3つご紹介します!
目次
- もとはフランス人の避暑地!サパの町並みを楽しもう
- ロープウェイで20分!ベトナム最高峰・ファンシーパン山
- 民族舞踊も見られる!黒モン族が住むカットカット村
- サパの町を一望!ハムロン丘
- サパ観光で気をつけること
もとはフランス人の避暑地!サパの町並みを楽しもう
サパ旅行の拠点となるサパの町。ハノイからのバスはこの町の一角に到着し、ホテルも町の近くが多いです。
小さな町ですが、フランス統治時代にフランス人の避暑地として作られたそうで、ベトナムの他の街とは違った独特の雰囲気があります。
中央には広場があります。私が行った2021年5月のタイミングでは見ることができなかったのですが、普段はここで少数民族の方々が織物などを売っていたり、夜には催し物が開かれていたりするそうです。
また、この広場の前にフラワーガーデンがあり、美しい花々と民族の織物でできた飾りがとても素敵でした。
ロープウェイで20分!ベトナム最高峰・ファンシーパン山
一つ目のおすすめはファンシーパン山。標高は3,143m、インドシナ半島で一番高い山です。登るのはちょっと大変そう..という方、実は町の中心地からロープウェイを使えば、20分ほどで行けてしまうのです!
中央広場の斜め向かい側にある、サパ駅からの出発です。色合いがかわいらしい建物で、目立つのですぐに見つかるでしょう。
建物の中を進んでいくと、チケットのカウンターがあります。チケットは大人75万ドンです。この中にはロープウェイ乗り場までの電車代も含まれています。
チケットを買い、さらにまっすぐ進んでいくとロープウェイ乗り場行きの電車の駅に着きます。赤いレトロなかわいい電車です。
電車に乗っている時間は5,6分ほどでしたが、ここから見える景色も素晴らしい。
電車から降りると、広大な庭園を通ることになります。ヨーロッパ風で美しい!
大きな建物内をどんどん進んでいくと、やっとケーブルカー乗り場が見えました!
ケーブルカーからは棚田の様子がはっきりと見えます。
到着!
この日はあいにく霧が濃く、下の景色を見ることはできませんでした..でも、雲の上にいる気分を味わうことができます。
ここからさらに山頂に登るには、階段を使うか、別途チケットを購入してモノレールに乗る必要があります。
この日は少し疲れていて、チケットに並ぶ人も混雑していたため、山頂へ行くのは断念してしまいました...。
帰りも同じ道程で、町に戻ってくることができます。
民族舞踊も見られる!黒モン族が住むカットカット村
二つ目のおすすめはカットカット村。サパにはトレッキングできる村がいくつかありますが、黒モン族が住むカットカット村は、一番町から近くかつ観光地化されている村です。ただ、町からの道のりは坂道がかなり急なため、村の入り口までタクシーを利用しました。
入り口で入場料7万ドンを支払います。
この日はベトナムの連休とあってかなり多くのベトナム人観光客が訪れており、写真撮影のために民族衣装を着て入場する方々も!
道は石畳で舗装されており、両脇にはずらっとお土産屋さんが並びます。
観光客のための写真スポットも充実しています!
この道をずっと下っていくと、花畑と棚田が広がる場所へ。
さらに下っていくと、この村の目玉スポットである川と滝が。水車や木の橋があり、昔の村の雰囲気が再現されています。
また、滝の前では定期的に民族舞踊をやっています!傘を使った踊りが印象的でした。
かなり観光地化されてはいますが、ベトナムの昔ながらの村の雰囲気を味わうことができ、とても楽しかったです。
サパの町を一望!ハムロン丘
三つ目のおすすめはハムロン丘。こちらも町から行きやすい距離にある観光スポットです。頂上からサパの町を一望できます。
ずらりとお土産屋さんが並ぶ通りを進んでいくと、チケット売り場があります。チケットは一人7万ドン。
中は公園になっていて、花がたくさん咲いていました。
怪しげな某キャラクターに遭遇...!
ひたすら町を見下ろす展望台を目指しますが、道中岩をくぐっていく必要があります。本当に通れるのか?と疑うような岩の隙間をすり抜けながら、進んでいきます。
展望台に着きました!サパ湖と町並みを一望できるこんな絶景が広がっています!
丘というより山と言ったほうがよいくらいで、所要時間も40分ほどとかなり歩きますが、サパに来たらこの景色はぜひ堪能していただきたいです。
サパ観光で気をつけること
最後に、今回はじめてサパ観光をしてみて感じた、気をつけたいポイントをご紹介します!
1. 山頂はかなり寒い!寒暖の差に気をつけて
サパは高原の気候で、3月~5月と 9月~11月は日中暖かく、夜間は涼しくなるようです。私が訪れた5月は、日中は日差しも強く半袖で汗ばむほど、夜は冷房がいらない涼しさでした。ただ、ファンシーパン山は標高も高いので山頂付近はかなり寒く、厚手の上着を着るほどでした。この時期にサパに行く方は、暑さ寒さ両方に対応できるように準備をすることをおすすめします。
また、サパの冬(12月~2月)は、雪が降るほど寒いそうです。
2. 歩きで回るのは不可能!バイクのレンタル or タクシーの手配がおすすめ
サパは坂が多く、また観光先でも山道を歩くことになりますので、観光地間の移動にはタクシーかバイクが必要です。
しかし、サパでは、ベトナムの都市部ではあたりまえのGrab等の配車アプリが使えません。ホテルで一日の予定を伝えてあらかじめタクシーを手配してもらうか、バイクをレンタルするのが良いでしょう。
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Blue
- 2016年よりベトナム・ダナン在住。アジアを中心に海外旅行が趣味で、ASEANはすべて渡航済み。一番好きなベトナム料理は、バインセオ。