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人生初体験!瓦割り体験道場で7枚割ってきました!<兵庫>
友達とのお茶会、飲み会、海外旅行。今となっては、過去のストレス解消法になりつつあるこの頃。今まで以上に溜まるストレスを発散させるべく、新しいストレス解消法を見つけたい!そんな中、淡路島で「瓦割り体験道場」を発見。さっそく訪ねてみました。
目次
きっかけは「ここで瓦を割らせてもらえませんか」という女性のひと言
明石海峡大橋を降りてから、海沿いをのんびりドライブすること約1時間。瓦割り体験道場がある、南あわじ市の有限会社谷池健司製瓦所に到着しました。淡路島は、愛知県三河地方、島根県石見地方と並ぶ日本三大瓦産地のひとつで、同社は創業から100年以上の歴史を持つ瓦メーカーなんです。
道場を始めたきっかけは、工場を突然訪ねて来た女性の「ここで瓦を割らせてもらえませんか?」というひと言だったそうです。当時、割るための瓦はネット販売だけでした。ところが、この女性が工場で瓦を割ったのを機に、噂を聞きつけた人が次々と割りに来たのだとか。そこで、正式に瓦割り体験道場を開くことにしたのだそうです。
誰もがヒーローになれる演出がたくさん!瓦を割る前から楽しい♪
さっそく工場の2階にある道場に案内していただき、瓦割り体験開始です。
「たのもー!」。なんと、まさかの道場破りからスタート!
続いて、みなさんの勇姿を鑑賞し、ワクワク感を高めます。胴着に身を包む外国人や格闘技ゲームのキャラクター衣装を着ている女性。全部割れて飛び跳ねる人もいれば、うまく割れずに悔しがる人もいるなど、観ているだけで楽しい気分になりますよ。
瓦割りのイメージが沸いたら、次は衣装選び。チャイナドレス、全身タイツなどの衣装に加えて、カツラまでありますよ。手を守るサポーターも貸してもらえるので安心です。
そして、割る瓦の種類と枚数を決めます。割れやすさに応じて、絶対に割りたい人向け(ワレール)、子どもや女性向け(白帯)、男性向け(黒帯)の3種類があります。標準で用意されている瓦5枚に、1枚200円で追加することもできますよ。今日は初めてなので、ワレールを7枚割ることにしました。
うまく割れるコツやこれからの流れの説明を受けたら、ついに瓦割りに進みます。
「登場は、正面の壁の裏から出てくるのと、横の襖から出てくるのとどちらがいいですか?」とスタッフ。登場の仕方まで選べるなんて、なんて凝った演出!
人生初体験!瓦を7枚割ってみた!
さて、ここからが本番。まるで瓦割り選手権に挑むみたいで、ドキドキします。
正面の壁から登場した私を、スタッフが拍手で「頑張って!」と迎えてくれます。
「押忍ッ!」と叫んで気合を入れたら、緊張のひととき。
瓦の中心をめがけて、迷いなく一発ぶち込みます。拳に瓦の硬さを感じた瞬間、パリーンッ!という音とともに、真っ二つに割れた瓦が地面に崩れ落ちました。全部きれいに割れたときの快感といったらありません!
興奮冷めやらぬうちに、インタビューコーナーへ移動します。マイクを向けられながら、「今の気分はいかがですか?」「まだまだ割れそうですね」「全国のファンにひと言!」などと質問され、なんだか有名選手になった気分です!
ここで、登場からインタビューまでの自分の姿を、プロジェクターで鑑賞します。瓦を割る前の緊張している姿、割れた後の嬉しそうな顔、インタビューに答える笑顔の自分を観ていると、楽しさが倍増!
最後に、瓦を割っている写真が付いた賞状をいただいて終了。瓦割りをここまでエンターテインメント化させられることに脱帽です!
ストレスがあったことをすっかり忘れる
4歳から92歳まで、幅広い世代が訪れる瓦割り体験道場。「せっかくやるなら、非日常感を高めたい」と、社長自らがこの一連の演出を考えたのだそう。始めは割るのを渋っていた子どもも、割れると胸を張り男になって帰っていくのだとか。
「みなさんの笑顔を見られるのが嬉しい」と話す社長とスタッフからは、人に喜んでもらいたいという温かなホスピタリティが溢れ出ていました。
道場破り、胴着、瓦割り、インタビュー。未知の体験に興奮し、たくさん笑って、帰る頃にはストレスがあったことをすっかり忘れた筆者。今でも賞状と瓦を割っている自分の写真を見る度に、当時の楽しさを思い出して明るい気持ちになります。
道場内はマスク着用と手指消毒はもちろんのこと、他の人と予約が重ならないようにするなど、感染対策はバッチリ。
みなさんも空手家の気分で瓦を割って、スカッとしませんか!
瓦割り体験道場(有限会社谷池健司製瓦所)
- 住所:兵庫県南あわじ市津井1764
- 電話:0799-38-0362
- URL:https://karatekawara.com/ ※HP「体験ご予約」から予約できます。
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にっしー
- 国内外と転々としながら、好きなことをしている関西人。お茶の産地を旅するのがライフワーク。