コロナ禍ではありますが、万全の感染対策を施し、思い立って京都へ出かけて巡り合った特別拝観。

小さな古刹には、手入れの行き届いた見事なもみじが幾本も植えられ、春・秋2回の特別な期間のみ訪れる旅人を迎え入れてくれるそうです。

知らずに訪れた私は、見事な青もみじの美しさに、日ごろの自粛生活の疲れが一気に開放され、しばらくその場を離れられませんでした。

目次

• 瑠璃光院へのアクセス
• 瑠璃光院の中へ
• 打ち水された玄関
• 小窓から180度視線を移した途端
• 静寂のなかで
• 最後に...動画をご覧ください

瑠璃光院へのアクセス

＜京都東山にひっそりと佇む瑠璃光院＞

地下鉄烏丸線で国際会館前で降り、そこからバスに乗換え。三千院に続く道をバスで進むと、緑に囲まれた景色に変わっていく。緑が十分深くなった景色を7分ほど楽しんで、【八瀬駅前】で下車。

比叡山に向かうケーブルカーの駅をこえて少し進むと、数寄屋造の書院がありました。　

瑠璃光院の中へ

＜古刹の入り口に続く階段＞

木戸を入ったすぐ横で拝観料を払い、中へ。庭木の生い茂った階段を上り進みます。

＜苔むした庭＞

朝露が残る少し湿った空気間が、苔むした庭と相まって、緑の濃い香りがしました。

＜階段を上がった先の小さな橋＞

打ち水された玄関

打ち水された玄関から入り、2階へ続く階段へ。

木の手すりはつややかに光っており、毎年の訪問客の多さがうかがえます。

階段を上った先は小窓が開け放たれており、開放的な景色が広がっていました。屋根越しに見る窓の外は、思ったよりも山深く、大きく深呼吸をして、山の空気をいっぱいに吸い込みました。

小窓から180度視線を移した途端

小窓から180度視線を移した途端に目に飛び込んできた、圧巻の緑の景色。

まるで湖面に映る緑の様に見えるこの景色は、つやつやに磨かれた漆塗の大きな座卓に映り込んだ庭木が、より幻想的な情景を醸し出しているのです！

＜湖面に映る景色の様に見える座卓の相乗効果＞

瑠璃色に輝く浄土の世界をあらわしたとされる庭の景色に、目を奪われました。

静寂のなかで

ひとしきり感動を写真に収め、心が洗われた気分になった後は、庭の見える縁側で写経を体験。丁寧にひとつずつ文字をなぞって、精神統一ができた？気持ちになりました。笑

庭の樹木の多くを占めるかえで。秋には真っ赤に染まり、春とは違う情熱的な景色を見せてくれるということです。

秋にもう一度訪れてみようと思います。真っ赤な景色は、公式HPでご覧いただけます。

瑠璃光院の基本情報

• 住所：京都府京都市左京区上高野東山55
• TEL：075-781-4001
• HP：瑠璃光院　

最後に...動画をご覧ください

とびっきりの動画をご覧ください。

無風だった庭に、一瞬風が吹き込み、青もみじがたなびく様子が、撮影した中で一番のお気に入りになりました！

風の音を感じてみてください。

関連記事

• インスタ映え間違いなし★ため息が出るほど美しい瑠璃光院の紅葉