地元客で大賑わい！トロントのファーマーズマーケットの様子

昨年末より、長い長いロックダウンが続いているここトロント。しかし、4月末よりワクチンの普及が急速に進み、ピーク時に4,000人を超えていた感染者数が、600人程度まで下がりました（2021年6月10日現在）。これに伴ってロックダウンが終わり、6月11日からは生活必需品以外の小売店も店内営業再開となり日常へ一歩前進しました。

さらには、6月に入っていよいよ夏本番！外に出かけることが気持ちの良い日が増えてきました。

とはいえ、コロナ禍における行動制限はまだまだあります。不便ではありますが、それでも一部の屋外のイベントは開催されています。先日、近くの公園でファーマーズマーケットを開催していると聞き、足を運んでみることにしました。今回の記事では、地元民に愛されているトロントのファーマーズマーケットについてご紹介したいと思います。

今回訪れたのはここ

今回やってきたのは、「The Leslieville Farmers Market」です。トロント都心部より東に位置する「Greenwood Park」という公園にて夏限定で毎週日曜の9時から14時まで開催されています。

子供としょっちゅう色々な公園に行きますが、ここの公園はかなり大きいです。原っぱはもちろん、遊具や屋外プールやスケートリンク、野球場やドッグランも併設されていて、とても広々とした敷地になっています。家族はもちろん、カップルやシニアの方も楽しめます。また、ここならコロナ禍でも広大なので密になることはありません。

訪れた日の公園の様子です。皆さんソーシャルディスタンスを保ちながら、マーケットで買ったものを食べてピクニックを楽しんでいました。

このだだっ広い公園の一角でマーケットが開催されていて、L字に沿ってベンダーさんが列をなして出店していました。

マーケットの入り口です。人数のコントロールや手指消毒を徹底するために入口からのみ入場ができるようになっています。9時オープンで、9時半頃に訪れたところ並ばずに入ることができました。10時以降は少しですが列ができていました。

入り口では、コロナ禍でのルールについての説明書きがありました。屋外なのでマスクの着用義務はないものの、着用は勧められています。スタッフは皆ボランティアでとてもフレンドリーな雰囲気でした。

マーケットエリア内は混雑を避けるため一方通行です。ごく一部逆走している人がいましたが、ほとんど皆ルールを守ってショッピングを楽しんでいました。

マーケットエリア内は、座ったり集ったりすることは禁止です。人が密になったり、立ち止まったりすることのないよう工夫されていました。飲食物を買った人はエリア外の公園の原っぱでなら飲食できます。

マーケットの至る所に可愛らしいチョークで書かれた案内がありました。ボランティアの中に中高生らしき子達もいたので、彼らが描いたのかもしれません。

出店していたベンダー

一部ですが、出店していらしたベンダーさんをご紹介します。

＜アフリカン料理のベジタリアンテイクアウト＞

＜オーガニックの材料を使ったドーナッツ屋＞

＜地元のパン屋。常に行列ができていました＞

＜地域の農家の市場。今が旬のルバーブが一押しでした＞

＜コーヒー豆を販売している屋台＞

＜ソーセージ、ジャーキーなどの干肉関連のお店＞

＜ジャマイカンバーベキューのお店＞

＜Magic Ovenというレストランの屋台＞

＜タピオカクレープの屋台＞

＜出口にはカフェ＞

食べてみたものはこれ

次に、実際に買って食べたものをご紹介します。

まずはドーナツ。1個4ドル（360円くらい）でお高めではありますが、そのサイズといったらそれはもう大きい！！

サイズはとても大きいのですが、ふわふわっと軽くて食べやすかったです。5歳の娘がとても気に入って、気付いたら1人でほぼ完食していました・・・！お店のおじちゃんいわく、その日の朝に作ったばかりだから美味しいよ！とのこと。その言葉通り、油がまわっている感じが全くなく甘すぎずで、ぱくぱくっといただけちゃいました。