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トロントで今話題のスーパーマーケットFarm Boy【おすすめ6選】
オンタリオ州はStay-home-order(在宅命令)が発令されているので(※2021年5月10日現在)不必要な外出はできません。エッセンシャルワーカー以外は基本的に在宅勤務となり、学生もオンライン授業が続いています。そんな状態なので、外食はもちろん、カフェでお茶することすら出来ていません。毎日のおうちごはんの献立に頭を悩ませながら皆さん頑張っています。
そんな中で唯一の息抜きになるのが、意外にも食料品の買い出しなんです。
今日は、食品スーパーマーケットの中でもここトロントで次々と店舗を増やしている噂のお店をご紹介します。こちらのプライベートブランド(PB)品がすごい!と話題なので私も早速訪れてみました。
目次
Farm Boyはカナダ版トレーダージョーズ!?
アメリカの大人気スーパーマーケットと言えばトレーダージョーズ(Trader Joe's略してトレジョ)ですね。ローカルもツーリストもみんな大好き。アメリカ土産の定番として、日本でもトレジョのエコバックを持っている方をよく見かけると思います。私も昔アメリカに住んでいた頃はトレジョによく通っていました。プライベートブランド(PB)品のクオリティが高い上にお洒落で魅力的な品揃え。新商品が出ると主婦の間でいつも話題に上がっていました。
そんなトレジョのカナダ版がFarm Boyなんです。
カナダの東部オンタリオ州のスーパーマーケットチェーンで現在37店舗。カナダの首都オタワを中心に店舗を増やしています。カナダの大手スーパーマーケットSobeysと同じ傘下ですが、差別化を図ってFarm Boyプライべートブランドを全面的に推しているのが特徴です。
私が感じたFarm Boy人気の秘訣はこちら。
- Farm Boyプライベートブランド(PB)品がとっても豊富
- ベジタリアン、ビーガンやグルテンフリー等といった食の多様化に合った食品をたくさん取り扱う
- 出来る限り、地元(カナダ)生産の品を取り扱う姿勢
- 店内がお洒落で清潔感がある
- 意外にリーズナブルな値段設定
では、実際に訪れた時の様子をみてみましょう(2店舗)。
店内の様子
店内に一歩足を踏み入れると、壁に描かれたデザインやインテリアがお洒落でワクワクしてきます。ちょっとしたアミューズメントパークに来た様な気になるのは私だけでしょうか。雰囲気だけで購買意欲を掻き立てられちゃうんです。
色鮮やかな野菜や果物がきちんと配列されているので清潔感があります。端から端まで見て回りたくなりました。
初めて見る野菜やフレッシュハーブもたくさん並んでいるので、いかにも海外のスーパーマーケットらしい雰囲気を味わえます。しかも、他のスーパーとあまり変わらない値段設定なので怯むことなく買い物かごへ入れることができるのも嬉しい限りです。
豊富なPB品から【おすすめ6選】
麦わら帽子が和やかな気持ちにさせてくれるFarm Boyのキャラクター。
プライベートブランド(PB)品にはトレードマークとしてキャラクターデザインが付けられているのですが、店内のどの商品を見ても麦わら帽子付きだと錯覚してしまうほど、たくさんのPB品が売られています。その数なんと1,200種類以上!生鮮食品から調味料まで、全てをFarm boyオリジナルで揃えることができるんです♪
そこで、私の目に留まったPBおすすめ品を6つに絞ってご紹介します。
1. ダブルロースト・ヘーゼルナッツ・ミルクチョコレート
優しいミルクの甘さとヘーゼルナッツの香ばしさで手が止まらない美味しさ。ヘーゼルナッツのクランチーな歯ごたえがアクセントになっています。
ホームページではダブルロースト・アーモンド・ミルクチョコレートとダブルチョコレートがベストセラーだと紹介されていましたが、私はちょっと高級感のあるヘーゼルナッツ派です。
2. フラットブレッド マッシュルーム&ブラックトリュフオイル
フラットブレッドは現在販売されている5種類のうち3種類を試してみましたが、我が家のNo.1はマッシュルーム&ブラックトリュフオイル味。シンプルな味付けながらトリュフオイルの香りがとっても贅沢。2種類のキノコと野菜がたっぷりで重たく感じません。家族で分けて食べたところ、最後の一切れは取り合いになりました...。
バジル味で洋ナシがアクセントのプロシュート&ペアも大人の味で美味しかったです。
3. メープルシュガー
メープルシュガーはお土産におすすめ!普通のシュガーよりも高級ですが、キメが細かくメープルの香りがふわっと広がるので、バタートーストにかけたり、紅茶に入れてメープルティーにしたりして楽しめます。溶けやすいのでヨーグルトに入れるのもおすすめです。
4. メープルクッキー味のジェラート
こちらもメープル系。カナダ土産の定番メープルクッキー味のジェラートなんてすごく気になります!このジェラートを発見した時は、残念ながら外出の途中だったのでまだ試せていません。メープルクッキーって結構甘いのでたくさん食べられませんが、ジェラートだったらサラッといけちゃいそうなので楽しみです。
5. 調味料各種
調味料は3ドル程度で買えてしまうので色々欲しくなりました。スパイスラックにずらりと並べたらきっと料理がもっと楽しくなりますね。
チキンやポークに擦り込ませて味付けをするドライスパイスも世界中の味があります。BBQが大好きなカナディアンにとってドライスパイスは欠かせない調味料の一つ!我が家も今年の夏に色々な味を試してみます。
ステーキや牡蠣料理に欠かせないホースラディッシュ(西洋わさび)のビーツ入りを発見して我が家の調味料に仲間入りしています。ビーツのビビットカラーがお洒落なので(栄養価も高いし!)気に入っています。辛すぎないところも家族皆で食べられるので重宝しています。
6. ケチャップ味のポテトチップス
カナダのポテトチップスにはケチャップ味があります。なぜかカナダでは定番だけどアメリカにはない味なので、ネタとして日本へのお土産でよく持って行くのですが、Farm Boyにもちゃんとありました。
チップスは厚めでバリバリ食感で食べ応えのあるタイプです。アメリカの人気チップス「KETTLE」の様な味わい。味付けも濃い目なのでビールのアテに手が止まらない大人(私も含む)が多そう。。
充実したヴィーガンオプション
カナダは若者を中心に健康志向の方が多く、ベジタリアンやヴィーガンの方がたくさん暮らしています。特に、バンクーバー、モントリオールそしてトロントはヴィーガンフレンドリーシティと言われていて、ヴィーガン専門店も数多くあります。
さすがFarm Boy!PB品でもたくさんのヴィーガン商品がありました。スライスチェダーチーズやチキンナゲットのヴィーガンオプションは、見た目も惹かれますし、ヴィーガンではない私もたまに取り入れてみようかという気にさせます。
べジタリアンやヴィーガンの方も暮らしやすい国、カナダに似合ったスーパーマーケットですね。
最後に
カナダ東部で今、店舗を増やしながらじわじわ人気が高まっているスーパーマーケットFarm Boyをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
アメリカのトレーダージョーズやホールフーズを思わせる魅力的なお店なので、オンタリオ州(ナイアガラやトロント、首都オタワ)へ遊びに来る機会があれば、近くのお店にぜひ立ち寄ってみてください。きっと、お土産になりそうなPB品がたくさん見つかると思います。
ここまで書くとお腹が空いてきました。仕上げたら冷凍庫にキープしてあるフラットブレットをオーブンへ入れようかな。
<お総菜コーナーも充実>
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Makiko
- アメリカ西海岸、シンガポール在住を経て、カナダに移住。現在、カナダ東部のトロントでカナダの魅力を日々ブログで配信。その名も「カナダ生活お酒と共に~モザイク文化の魅力」。人生の生き甲斐はお酒とお酒に合う料理を楽しむこと。
日本の食文化の一つで父の故郷の味である「寒天」の魅力をカナダに広める活動も行っている。ちょっと控え目だけど奥が深い日本とカナダの魅力を私なりに伝えるべく日々模索中。カナディアンワイン&カナディアンビールの事は何でも聞いてください!