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【新潟】老舗「東忠」は歴史をつなぐ料亭

記事投稿日:2021/05/22最終更新日:2021/05/22

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東忠 外観

こんにちは!たびこふれライターの中尾です。

今回は新潟県小千谷市(おぢやし)にある老舗の食事処「東忠(とうちゅう)」を紹介します。

目次

東忠について

僕が東忠を紹介する理由。

建物が登録有形文化財であること、そして歴史的にとても重要な意味を持つことからでもあります。東忠は江戸時代から続く老舗であり、外観から見てとても歴史を感じる3階建ての食事処です。また幕末の長岡藩総督の河井継之助氏の関係する施設でもあります。

今は「居・食・亭 東忠」としてカフェも併設され、誰でも気軽に利用できる施設として生まれ変わりました。

東忠の外観

JR上越線の小千谷駅から車で5分(駐車場あり)、徒歩で約20分のところにあります。外観を側面から見るとこのように坂道に沿って3階建ての木造建築。

東忠

横から見ると坂道の下部に東忠はあります。昔の名残なのか「割烹 東忠」の看板が今も掲げられています。

東忠

玄関には東忠の家紋が入った暖簾(のれん)がかかっています。

東忠

それでは店内へ入りましょう!

東忠

江戸時代から続く看板の横には、この建物が登録有形文化財である登録証が掲げられていました。

東忠

東忠の館内

東忠の玄関。「小千谷談判」の提灯が掲げられています。そうです。ここ小千谷市は小千谷談判が行われた地なのです。

東忠

東忠は靴を脱いで上がります。玄関には客人をお迎えする花がそっと置かれ、調度品は江戸時代から続くものです。

東忠

東忠

中の調度品越しに、緑に染まった中庭を見ることもできます。

東忠

中には池が配されています。

東忠

昔は料亭だった名残が各所に残っています。

東忠

懐かしい...。蚊取り線香の器。

東忠

廊下と階段には赤い絨毯が敷かれています。

東忠

中に進むと、料亭らしく建物を視覚で楽しめる造りになっています。

東忠

東忠

こちらは2階の廊下です。

窓枠、窓の手すり、そして電灯と計算しつくされた建物に思わずため息がでました。

東忠

こちらは中広間。各種会席に使われているそうです。

東忠

こちらは和モダンな中広間です。昼の部(ランチ)の会場になります。家具や内装で見え方と感じ方が一気に変わります。

東忠

こちらは2階から3階へ上がる階段。とても歴史を感じます。途中でX字になっていて後ろにも上がっていくこともできます。

東忠

3階から2階を見ると、階段がこちらからと向こう側から下っているのが分かります。ちょっと複雑な建物ですね。

東忠

3階の廊下から階段を見るとこんな感じに見えます。階段は急なので気をつけながらゆっくり下りないといけません。

東忠

3階の大広間です。80畳もあり約100名の利用が可能だそうです。

東忠

3階大広間の床の間です。シックなデザインなので古風な結婚式も行われるそうです。

東忠

東忠の昼の部(ランチ)

僕が東忠を利用したのは2020年の10月です。

季節によってメニューは変わりますが、僕が食べたのは「和(なごみ)膳」。御飯、味噌汁、茶碗蒸し、海幸山幸の膳にデザートが付いたお膳です。男性には少し量が少ないかなと最初は思いましたが、食べてみると昼食としては十分な量。何よりも見た目が美しく、一品一品が美味で大満足の昼食となりました。

東忠

一緒に同行していただいた方が注文した昼食がこちら。

「東忠蕎麦〜維新創作スタイル〜」です。香り高い十割蕎麦を季節の特製ソースと合わせてサラダ風に仕上げた御膳だそうです。十割蕎麦をこのようにアレンジするなんてちょっと驚き。意外にあっさりとサラサラと食べることができたと言っていました。

東忠

和モダンな空間の中で、中庭の緑景を眺めながらいただく"ひと工夫くわえた料理"はおすすめです。

>>東忠のランチについてはこちら

東忠カフェ

2階には東忠カフェがあります。食事ではなくカフェ利用も可能です。

東忠

ショーケースにケーキもあり、コーヒーは一杯一杯ハンドドリップで丁寧に抽出しています。

東忠

コーヒーカップにもこだわりを感じます。

東忠

歴史的建造物の中だということを忘れそうな店内です。

東忠

木漏れ日が入る明るい店内です。

東忠

天井からオブジェ(植物)がぶら下がっていました。

東忠

>>東忠カフェについてはこちら

河井継之助の部屋「梅の間」

東忠には「梅の間」という部屋があります。

東忠

1868年5月2日、長岡藩家老「河井継之助」は、なんとか戦争を避けようと新政府軍軍監の「岩村精一郎」と慈眼寺(小千谷市平成)において対談に臨みました。しかし、恭順か戦いかの二択で迫る岩村は、未だ態度を明白にせず、中立を申し出た河井に腹を立て、和平交渉「小千谷談判」はわずか30分足らずで決裂しました。談判が決裂した河井は、この東忠梅の間において遅い昼食をとりました。

現在はありませんが、当時はこの部屋から梅の木が見えたことから、東忠では今でもこの部屋を「梅の間」と呼んで、訪れる歴史ファンに公開しています。

東忠

東忠の店舗情報

●住所:新潟県小千谷市元町11-11

●電話:0258-82-2033

●営業時間:昼の部(ランチ)11:00〜15:00、夜の部17:00〜23:00、カフェは11:00〜16:00です。

●定休日:不定休になっていますので事前にご確認ください。

●アクセス:車の場合は関越自動車道・小千谷インターから車で約10分(駐車場あります)。電車の場合はJR上越線・小千谷駅より車で5分(歩くと約20分です)。

>>東忠公式ホームページはこちら

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この記事を書いた人
中尾勝
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記事投稿日:2021/05/22最終更新日:2021/05/22

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