たびこふれ

ブラジルのカーニバルをおうち時間で楽しもう!

記事投稿日:2021/03/24最終更新日:2021/03/24

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2月と言えばブラジルではカーニバル。今年は残念ながらコロナの影響でブラジル全国でカーニバルは延期、あるいは中止になってしまいました。

今年のカーニバルは2月12日から灰の水曜日にあたる17日までの6日間。本来ならブラジルの路上は人であふれかえり歓喜に満ちますが、噓のように閑散としていました。「密がダメなら、バーチャルで」と言うわけで、おうち時間でカーニバルを楽しむために、今年は場所をYouTubeに移し、開催されました。

日本ではリオのカーニバルが有名ですが、実はブラジル全土で行われていてサルバドールやヘシーフェも、リオに引けを取らないぐらい人気だということはご存じでしたでしょうか?またブラジルのカーニバルでは何をするのかご存じですか?名前だけが先行して、意外と内容は知られていないカーニバルという祭り。

そんな訳で、今回は、Youtube番組を見ながら、各地のカーニバルの特徴を紹介していきたいと思います。日本にいながらにして、ブラジルのカーニバルをぜひ体験してみてください。

目次

ブラジルのカーニバルの歴史

ブラジルのカーニバルの歴史は古く、植民地時代にポルトガル人が持って来たのが始まりです。

16世紀から17世紀にはすでに定着していましたが、まだ今のような形態ではなく、「エントゥルード」と呼ばれる遊びで、仲間内で汚水や香水をかけあったりするお祭りだったそうです。18世紀ごろになると、ヨーロッパの貴族の間で流行っていた仮面舞踏会を、上流階級が導入。

19世紀に庶民の間にも広まると、カーニバルを実行する団体が出現するようになり、仮装パーティーは路上へと広がっていきます。これが現在のカーニバルの原形です。

20世紀になると、「マルシーニャ」「サンバ」「マラカトゥ」「フレボ」「アフォシェ」といったブラジルの大衆音楽でカーニバルが彩られるようになります。それ故に、ブラジルのカーニバルは大衆の祭典と言われています。

リオのカーニバル

リオのカーニバルは、一年を通じて最も観光客が多い時期で、2020年は200万人もの国内外の観光客が来訪し、市内は700万人もの人出だったそうです。

リオのカーニバルの代表格は、もちろん世界三大カーニバルの一つで、日本からも多くの観光客が観戦に来るサンバの祭典です。

サンボードロモというパレード専用の会場で、4日間、踊りや歌(サンバ)、演奏などを競います。目玉のパレードは、後半二日のランキング1~13位のスペシャルチームのもの。各チーム、何千人という人が、きらびやかな仮装をしてパレードする様子には胸を打たれます。連夜、夜9時半からスタートし、翌日4時半まで競演は続きます。豪華絢爛、熱気あふれる会場には、一度は行ってみたいものです。

2020年の優勝チーム、ヴィラドーロ(Viradouro)のパレード

観戦では物足りない、パレードに参加したいという人には、「ブロッコ」という路上カーニバルチームに入ってみてください。2020年は441団体のブロッコが、6日間にわたり、街頭を歌って踊って練り歩きした。リズムはサンバとマルシーニャがメインです。

参加方法はいたって簡単。仮装して、ブロッコの後をついていくだけ。入場料も参加予約もいりません。

コルダオン・ダ・ボラ・プレタのような、結成から100年以上が経つ伝統的なグループは、今も人気が高く、2020年の参加者数は63 万人。セントロ地区の大通りが人で埋め尽くされる様子は圧巻です。

コルダオン・ダ・ボラ・プレタ(Cordao da Bola Preta)のライブ

若者に人気のブロッコ、モノブロッコ(monobloco)のライブ

▼Googleマップ:リオデジャネイロ

サルバドールのカーニバル

サルバドールのカーニバルも路上カーニバル(ブロッコ)で、参加型です。2020年の人出は約1,650万人で、今や1、2を争う人気のある町です。ブロッコへの参加は有料で、事前にチケットを購入しなければなりません。

特徴は

  • アフォシェと呼ばれるアフリカの影響を受けたリズム
  • トリオ・エレトリコと呼ばれる大音響スピーカーとステージが設置されている特別なトラックが、路上カーニバルを先導
  • サルバドールの有名なミュージシャンによりリード

有名ミュージシャンの中でも、サルバドールのカーニバルの女王と呼ばれている、下記で紹介する三人のものは、必見です。

ダニエラ・メルクリ(Daniela Mercury)のライブ

イヴェッチ・サンガロ(Ivete Sangalo) & クラウジア・レイチ(Claudia Leite)のライブ

▼Googleマップ:サルバドール

ヘシーフェのカーニバル

ヘシーフェのカーニバルも路上カーニバルで、パレードに参加できます。同市にはギネスブックに「世界最大のブロッコ」として登録されている「ガロ・ダ・マドゥルガーダ(暁の鶏)」というブロッコがあり、その時の参加者数は150万人です。この町のリズムは、ヨーロッパとアフリカのリズムの影響を受けて誕生したフレヴォで、小さな傘を持ってアクロバット的なダンスをするのが特徴です。

ガロ・ダ・マドゥルガーダ(Galo da Madrugada)のライブ

▼Googleマップ:ヘシーフェ

まとめ

他にもカーニバルで有名な町はありますが、今回はカーニバル三大都市を紹介しました。各都市、独自のカーニバル文化があるのが分かっていただけたと思います。来年のカーニバルは、今年開催できなかった分だけ、さらにエネルギッシュなものになると思います。今から楽しみです!

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記事投稿日:2021/03/24最終更新日:2021/03/24

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