リュック一つで国内旅行!男女どちらにも役立つコツを解説します

アクティブに旅を楽しみたいなら、身軽なのが一番! 1泊2日や2泊3日の国内旅行には、思い切ってリュック一つで出かけてみませんか? 必要なものをリュックに詰めて、背中に背負ってふらりと旅する----リュックの旅には、そんな自由なイメージがありますよね。国内旅行になぜリュックがおすすめなのか、そのメリットや魅力のほか、男女どちらにも役立つリュックの選び方や正しい背負い方、コーディネートの考え方などもあわせて解説していきます。

目次

<1. 国内旅行ならリュック一つの身軽な旅も実現しやすい!>

<2. 国内旅行をリュックで楽しむコツ リュック選び>

<3. 国内旅行をリュックで楽しむコツ 出発時は余裕のある荷物量に!>

<4. リュックで国内旅行するときの注意点>

1. 国内旅行ならリュック一つの身軽な旅も実現しやすい!

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<写真はイメージです。Photo by 写真AC

観光名所を巡ったり、お店をはしごしてみたり。なにかと移動することの多い旅行中は、荷物が少ないと楽な場面がたくさんあります。両手が空いて、荷物を預ける必要のないリュックの旅なら、旅先でのフットワークも軽くなります。国内旅行を身軽にリュックで楽しむメリットや、その魅力について解説していきます。

1_1. 国内なら身軽に移動しやすい

1泊2泊の国内旅行なら、いつものリュックに少しの着替えとお泊まりセットを詰めて、思い立ったらすぐに出かけられます。足りないもの、必要なものも、コンビニなどで買えばいい。そんな手軽さ、身軽さがリュックで出かける国内旅行最大の魅力。

リュックは、とにかく移動が楽。飛行機に乗る場合も、リュック一つなら手荷物として機内持ち込みでき(各航空会社によりサイズや重量の制限などが異なりますので要確認です)、エレベーターやエスカレーターを探す必要もないので電車の乗り換えもラクラクです!

絶景や自然を見に行くアウトドアな旅も、観光名所を巡るタウン旅行も、山の中にある寺社仏閣を巡る旅も。デコボコ道でも、階段の多い土地でも大丈夫なリュックは、旅の行動範囲を広げてくれます。

1_2. リュックなら観光や散策もラクラク

リュックなら、目的地でも移動中でも、背中に背負ったまま観光や散策が可能です。荷物を先にホテルに預けに行ったり、ロッカーを探したり、ロッカーの荷物をピックアップするためにまた駅に戻ったり......という手間や時間的コストがいらないというのは大きいですよね。

浮いた時間で、より多くの観光名所を巡るもよし、その分ゆったりと過ごすもよし。快適に過ごすことができます。また、ホテルに荷物を置いて観光の支度をするときにも、リュックから着替えやお泊まり道具を抜くだけなのでスーツケースで行った場合と比べて早く完了しやすい、というメリットも。

2. 国内旅行をリュックで楽しむコツ リュック選び

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<写真はイメージです。Photo by 写真AC

アウトドアや通勤・通学にも活躍するリュックですが、最近はトラベル用のものも充実しています。また、どんな旅をするのか、その目的や用途によって使いやすいサイズも異なります。まずは、国内旅行をリュックで楽しむための第一歩、リュック選びについて、男女を問わず役立つコツをご紹介します!

おすすめ商品は関連リンクを載せていますので、そちらも参考にしてください。

2_1. リュックは20L~30Lの大きさで背負いやすいものを

リュック選びで大切なのは、目的に合ったサイズを選ぶこと。1泊か2~3泊が多い国内旅行なら、リュックの大きさは20~30Lの容量がおすすめです。これより小さいと荷物が入りにくく、大きすぎると背負うのに疲れてしまいます。行き先や季節、目的にもよりますが、着替えの量も少ない1泊なら20L前後、2~3泊の場合にはもう少し大きめの30L程度がよいでしょう。体格に合った背負いやすいものを選ぶようにしましょう。

コロンビア(Columbia) スターレンジ30L バックパックII

クッション付きスリーブにタブレットやPCも収納可能な30L。シンプルなデザインでタウンユースしやすいモデルです。小物収納に便利なオーガナイザーポケットや、はっ水加工の特殊生地を使用しているので、耐久性も高く、突然の雨でも安心です。

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ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ジェスター

日常でもアウトドアでも使いやすい多機能な大容量リュック。通気性とクッション性に優れた素材のショルダーと、快適な背負い心地を追求した背面構造で疲れにくい。サイドのボトルポケットや、フロントのバンジーコードも荷物携行に便利。

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2_2. アウトドアのブランド? それともタウン向けブランド?

リュックはたくさんのブランドから発売されていますが、ブランドごとにデザインや素材、便利な機能などに違いがあります。まずはアウトドアブランドにするか、タウンユース向けブランドにするかを絞り、その中で自分の欲しい機能やサイズのものをピックアップして比較検討していくと良いでしょう。

防水加工や軽量素材を使ったものなど、機能面を重視したいならアウトドアブランドが、普段使いできそうなモダンなデザインが好みならタウン向けブランドがおすすめです。最近は、アウトドアブランドが展開するタウンユースしやすいデザインも増えたので、より自分好みのものを探し出せるかも。

マムート(MAMMUT) Rock Courier 20 SE

デイリーユースや旅行にぴったりなモダンデザイン。中身が取り出しやすいラップトップ型で、蓋付きのフロントポケットは内側にジッパーポケットがあり小物収納にも便利です。外から背中部分にはPC用のクッション付きスリーブも内蔵しています。

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ポーター(PORTER) UNION RUCKSACK

工具用バッグをモチーフに作られた「ユニオン」シリーズは、ワークテイストあふれるデザインが魅力です。コットンよりも軽量で丈夫なポリエステルキャンバス生地を使用した、トートバッグとしても使える利便性の高い2wayリュック。

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2_3. リュックを愛用するなら色柄や素材にもこだわりたい

リュックの魅力は、たくさんのサイズやデザインの中から選べるところ! どんな服装にも合わせやすいブラック、ホワイト、グレーなどを選ぶもよし、逆にモノトーンコーデの差し色にカラフルな色柄のリュックを選ぶもよし。ブランドによってはカラフルなデザインも豊富なので、どんな旅のおともにするのか、自分の旅スタイルと合わせてイメージしてみましょう。

また、見た目のデザインだけでなく、その多機能性や、水や汚れに強い素材かどうか、本体の重さなど、ギミック面にも注目していくとリュック選びの面白さが深まります。

ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) BCヒューズボックス2

ザ・ノース・フェイスを代表する、ボックス型のロングセラー・デイパック。個性的なデザインが特徴で、カラーバリエーションも豊富です。取り出しやすい大きな開口部を持ち、本体内部のパッド付きPCスリーブや、取り外し可能なオーガナイザー、デイジーチェーンも装備と、実用性もばっちり。耐摩耗性・耐久性に優れた特殊素材で、型崩れしにくく雨の日でも安心です。

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2_4. リュックを選ぶときはポケットやファスナーもチェック!

リュックを選ぶときは、ポケットの数や付いている場所、ファスナーの種類や位置なども重要なチェックポイント。内側、外側にどのぐらいポケットが付いているか、そこに自分なら何を入れるか、使い心地をシミュレーションしてみるとよいでしょう。飲み物や折りたたみ傘を入れられるサイドポケットや、背負ったまま中身が取り出せる背面ファスナーはあると便利な機能です。

ポケットが多いとインナーポーチを使わずに中身が整理整頓できますが、もともとポーチで整理整頓したい派はざっくり入れられる方が良かったりします。自分にとって何が使いやすい機能なのか、吟味しましょう。

レガートラルゴ(Legato Largo) 多収納リュック(10ポケット)

両サイドとフロントに4箇所のアウトポケット、内側にも6箇所のポケット付きで小物類をすっきり整理できるリュック。背負ったまま中身が取り出せる背中ファスナーも便利です。

>>>公式サイトでレガートラルゴ(Legato Largo)のリュック をもっと見る

チャムス(CHUMS)ポーチ各種

アウトドアブランド「チャムス(CHUMS)」は、マスコットのカツオドリ(ブービーバード)アイコンが特徴。リュックやショルダーバッグにプラスできるミニポーチやボトルホルダーを幅広く展開しています。今のリュックではどうしてもポケットが足りない、飲み物はいつでも飲めるように別のポケットに収納したい......そんなときはポーチを付け足すのも一つの手でしょう。

>>>公式サイトでチャムス(CHUMS)のポーチやケース をもっと見る

3. 国内旅行をリュックで楽しむコツ 出発時は余裕のある荷物量に!

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<出発前からリュックをパンパンにするのはNG。写真はイメージです。Photo by Yong_ on Pixabay(CC 0)

国内旅行をリュック一つで楽しむために、まずは荷物全体をリュックに収まる範囲まで減らしましょう。できれば、出発前はパンパンに詰まった状態ではなく8割ぐらいで、お土産などが入る余裕のある荷物量が理想的です。荷物をコンパクトにするために注意しておきたい4つのポイントと、参考になる関連記事を紹介します。

3_1. 旅先で買えるものを省く

食べものや飲みもの、日用品など、旅先でも買えるものは極力リュックに詰めないこと。子連れ旅行でお気に入りのおやつなどがある場合は別ですが、それらを調達するのも旅の楽しみ、と捉えてみるのもいいのでは。また、国内旅行なら急に必要になったものもコンビニなどで買い足しやすいので、旅支度が万全でなくても大丈夫! 荷物は減り、地域限定の食べもの・飲みものを探すという楽しみが増えます。

3_2. リュックに収めるためミニサイズにできるものは小さく

必要不可欠なものですが、お財布はバッグの中でも意外と場所を取るものです。できれば、トラベル用サイズのミニ財布に替えておくとよいでしょう。入れ替えることで、お財布の中の予算も明確になり、使いすぎも防止できます。せめて旅行に行く前に、溜まったレシートを整理したり、ポイントカードなど要らないものを抜くなりして、お財布はすっきりスリムにしておきましょう。

3_3. ウエストポーチやエコバッグなども活用

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<写真はイメージです。Photo by 写真AC

携帯やお財布などの貴重品は、ウエストポーチやサコッシュに入れて取り出しやすくしておくとスマートに動けます。リュックだからと荷物をひとまとめにしておくと、トイレ休憩やちょっとした買い物にもリュックを背負って行く羽目に......。また、脱いだ上着やお土産、カメラなどを入れておくサブバッグとして便利なので、エコバッグも活用しましょう。

3_4. 着回せる服装を意識

荷物を減らすには、着替えを減らすのが一番。まず、寝間着は宿のものを使うと割り切りましょう。念のため宿の情報はチェックしておくと安心です。旅先でおしゃれをしたい気持ちも分かりますが、上着やボトムスはそのままで2日間着回せるコーディネートにしたり、部屋着にも外出時にも着られる服をコーディネートに取り入れたり、と工夫次第でかなりコンパクトになります。暑いとき、寒いときの対策も含めて、重ね着などで温度調節もしやすいコーディネートを考えましょう。

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4. リュックで国内旅行するときの注意点

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<写真はイメージです。Photo by 写真AC

日本は海外に比べると「治安がいい」と言われていますが、油断は禁物。国内旅行でも、置き引きなどの旅のトラブルは完全にゼロとは言えません。楽しく旅を終えるためにも、疲れやすい背負い方も含め、踏まえておくべき国内旅行をリュックでするときの注意点を説明します。

4_1. 置き引きやリュックの取り間違いに注意

海外旅行ではよく聞く置き引き被害ですが、実は国内でも多発しています。旅行中は荷物も多く、ちょっと目を離した隙に被害に合ってしまうようです。被害に遭う場面で多いのは、買い物やおしゃべりに夢中になっているとき、荷物で場所取りをしているとき、新幹線など乗り物の網棚に置いて本やスマホを楽しんだりトイレに行ったりしているときなどだそう。

リュックを背中から降ろす際には、後ろや横ではなく足の間など持ち去りにくいところに置く、場所取りをする際には最低1人は見張り役を残す、など対策をして、リュックを網棚に置くときには貴重品は絶対に入れないようにしましょう。リュックの取り間違いを防ぐためにも、スカーフを巻いたり、カラビナやネームタグ、キーホルダーをつけたり、自分の荷物と分かりやすい目印をつけておきましょう。派手な色柄のリュックを選ぶのも防犯対策になるかも知れません。

4_2. 疲れるリュックの背負い方になっていないかチェックする

リュックは両肩に負担が分散されるため、重い荷物もラクラク背負えて疲れにくいのがメリットですが、ショルダーストラップが長すぎるなど間違った背負い方をしていると逆効果です。リュックは正しい背負い方を覚えておきましょう。

チェックするポイントは2つ。リュックの底辺が骨盤の高さよりも下にこないこと、リュックと背中が密着するようにすること。ショルダーベルトがあれば使った方が、密着するのでおすすめです。どちらもショルダーストラップの長さを調節するだけでできる簡単なことですが、効果は絶大。ぜひ意識してみてください。

また、ショルダーストラップは使ううちに緩んできたりもするので、背負ったときには長さを調整する癖をつけておくと良いでしょう。

4_3. リュックでの移動時にやってしまいがちなミス

リュックで旅行に行ったときにありがちな失敗に、「中身を壊してしまった・つぶしてしまった」があります。一番多い要因は、つい背負ったまま椅子に座って寄りかかってしまうこと。ハードなスーツケースとは違います。くれぐれも、荷物をぎゅうぎゅうと詰めすぎたり、上に重いものを重ねたり、落としたりしないように。重いお土産は衣服などで梱包してリュックの中に、お土産のお菓子などはエコバックにと分けて持ちましょう。

また、「リュックの奥にしまっていた荷物の存在を忘れて同じものを旅先でまた買ってしまった......」というのもよく聞く失敗です。リュックのポケットなどを活用して、荷物はざっくりとでも分類・整理を心がけましょう。

国内旅行であれば、旅先で必要なものも現地調達しやすいので、リュック一つで旅することは十分に可能です。また、リュックには、たくさんのタイプやブランドがあるのでリュック選びから楽しめること、背負ったまま移動できるので旅のフットワークが良くなること、など多くのメリットがあります。小さな荷物でスマートに、軽やかに旅行ができるとなんだか旅の上級者になった気分です。

とはいえ、国内旅行だからと気を緩めすぎない警戒心も必要です。気持ちとリュックのショルダーストラップはしっかりと引き締め、リュックを正しく背負って、置き引きなどのトラブルにはくれぐれも注意して旅行を楽しんでください。

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