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【南アフリカ】ヨハネスブルグで自然を堪能!ハイキングコース5選!
本日は、南アフリカヨハネスブルグ在住者がおすすめする、ヨハネスブルグ中心地から気軽に遊びに行けるハイキング・トレイルコースをご紹介します。
アフリカというと、大自然!サファリ!を想像する人も多いと思いますが、ここヨハネスブルグはというと、高層ビルが立ち並ぶエリアがあり、おしゃれな服に身を包んだ若者が闊歩していたり、スーツに身を包んだビジネスパーソンがカフェで仕事をしていたり、アフリカの都会な一面を見ることができます。
地下鉄こそないものの、2010年のFIFAワールドカップにあわせて作られた電車「ハウトレイン」は、スイカ(Suica)のようなカードを使って支払いをするスタイルで、Uberなどの配車アプリも普及しているので便利に移動できます。
そんな南アフリカの大都会、ヨハネスブルグですが、少し車を走らせると、気軽に楽しめることができるハイキング・トレイルコースがたくさんあるのです。大きなビルの間に、膝丈よりも大きな鳥が休んでいたりするのですが、近くに自然があるからこその光景なのかもしれません。
今回は、ヨハネスブルグの都心から、車で10分~45分ほどで到着するハイキング・トレイルスポットをご紹介します!
どのスポットも、3~5キロほどの短いコースから、15キロくらいの中級者向けのコースまでさまざまなルートがあるので、ご自身の体力に合わせてコースを選んでくださいね。
目次
- 1. Walter Sisulu National Botanical Garden(ウォルター・シスル・ボタニカル・ガーデン)
- 2. Klipriviersberg Nature Reserve(クリップリバースバーグ自然保護区)
- 3. Modderfontein Reserve(モデーフォンテイン保護区)
- 4. Melville Koppies Nature Reserve(メルビル・コピス自然保護区)
- 5. A Walk in the Wild(ウォーク・イン・ザ・ワイルド)
- ヨハネスブルグでハイキングするときの注意点
1. Walter Sisulu National Botanical Garden(ウォルター・シスル・ボタニカル・ガーデン)
こちらは、国立のボタニカルガーデンです。
ウォルター・シスルという名前を聞いたことはあるでしょうか?アパルトヘイト政策(かつて南アフリカで実施されていた人種差別的政策)に対する抵抗活動をした中心人物の一人で、南アフリカを旅していると、彼の名前がついている道などを見つけることができると思います。
こちらのガーデンは、川や滝があり、さまざまな植物があり、ハイキングものんびりピクニックも楽しむことができます。週末は入り口付近でマーケットが開催されていることもあり、軽食を買うこともできます。
- 住所:End of Malcolm Rd, Poortview, Roodepoort, Gauteng, South Africa
- 時間:8:00~17:00(無休)
- 料金:大人60ランド、学生35ランド
- Webサイト:https://www.sanbi.org/gardens/walter-sisulu/
2. Klipriviersberg Nature Reserve(クリップリバースバーグ自然保護区)
こちらはヨハネスブルグ南部にある自然保護区です。CBDと呼ばれる中心地から車で10分ほどの立地にありますが、山あり川あり動物あり、かなり本格的なハイキングを楽しめます。
ハイキングコースの上に、動物の排せつ物が合ったり、自然の中に人間が都市を作ったんだなあ、と実感させられます。
- 住所:129 Peggy Vera Rd, Kibler Park, Johannesburg South, 2091
- 時間:6:00~18:00
- 料金:無料
- Webサイト:http://klipriviersberg.org.za/
3. Modderfontein Reserve(モデーフォンテイン保護区)
こちらはヨハネスブルグ中心部から少し東の郊外にある保護区です。中上級のコースもあるので、がっつりハイキングを楽しみたい人にもおすすめです。
- 住所:Modderfontein Reserve Arden Road (off Ardeer Road) Modderfontein
- 時間:6:00~18:00
- 料金:大人R30、子どもR15
- Webサイト:https://modderfonteinreserve.co.za/
4. Melville Koppies Nature Reserve(メルビル・コピス自然保護区)
メルビルという、古くからの住宅街があったり、おしゃれなカフェ、古着屋さんがある一角にある自然保護区です。
初心者でも楽しめるコースから、10キロの中距離コースまであります。東、西、中央の3つのエリアに分かれていて、それぞれルールが異なるので注意です。
- 住所:4 Judith Rd, Emmarentia, Randburg, 2195
- East(東)
時間:日の出から日の入りまで(毎日)
料金:無料 - West(西)
時間:第一土曜日8:00~
料金:R30 - Central(中央)
時間:エントランス8:00~11:30、日曜日のみ
料金:大人R80、子どもR40 - Webサイト:http://www.mk.org.za/
5. A Walk in the Wild(ウォーク・イン・ザ・ワイルド)
こちらは今回紹介した中で一番小規模のコースです。都心にあり、高台になっているところから、ヨハネスブルグの大都会を眺めることができます。
1時間強くらいで、手軽に自然を堪能できるスポットです。近所に住んでいる方が、犬を連れて散歩に来ていることも。
- 住所:Houghton Dr, Johannesburg, 1682
- 時間:8:00~17:00
- 料金:無料
ヨハネスブルグでハイキングするときの注意点
最後に、ヨハネスブルグでハイキングをする時に、注意点をいくつかシェアします。
あまり知られていませんが、ヨハネスブルグの標高は、1,753メートルもあるのです。東京にある高尾山の標高が600メートルなので、いかに標高が高いかお分かりになると思います。
日本と同じ運動強度でも、より疲れを感じると思います。既に標高が高い状態から、さらに丘を登ったり下りたりするので、特に短期間滞在の人などは、軽い高山病のような症状が出るかもしれません。その際は無理せずに、休むことをおすすめします。
また、日射病にも注意です。ヨハネスブルグは1年を通してとても過ごしやすい気候です。
夏(南半球なので11月~2月ごろ)でも気温が30度超える日は少なく、夕方には織物やジャケットが必要になります。1日の寒暖差が10度ほどある日は珍しくありません。それでも、夏の日差しは強烈です。日焼け止めと帽子は忘れずに行きましょう。
自然保護区自体は、常に入り口にセキュリティがいて、休日の天気がいい日には、たくさんの人が訪れます。家族連れやカメラを抱えて撮影に来る人の姿も見られます。しかし、オフシーズンや平日など、人気が少ない時は、身の安全にも注意しましょう。
それでは、安全・健康に気を付けて、ハイキングを楽しんでください!
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ばん
- 南アフリカヨハネスブルグ在住。コワーキングスペースでリモートワークをしながら、南アフリカ人のパートナーとの南アライフを満喫中。