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トロントのコロナ感染状況とショッピングモールの様子(2020年11月10日現在)
11月に突入すると、ここトロントではいよいよ冬モードに突入する日が増えてきます。寒い日は気温一桁の日があったり、朝に霜がおりていたり、屋根にうっすらと雪が積もっていたりしていて、そろそろ真冬に向けて冬支度を始めないとなと感じます。
コロナウイルスの第二波と言われている昨今、トロント含むオンタリオ州も例外ではなく、9月の中旬からその感染者数は増え続けています。一旦は二桁まで落ち込んでいたものの、11月10日の新規感染者数は1,400人を突破しました。
オンタリオ州の人口は、およそ1,400万人ちょっと。東京都の人口が1,400万人弱なので、その感染者数の多さが伺えます。
今回の記事では、私が住んでいるトロントの最近の状況と、先日行ったショッピングモールの様子について、ご紹介します。
目次
感染者は増えている、けれども
9月に学校が再開したからか、その頃から徐々に感染者数は増え続けています。そしてついに、11月には過去最高の感染者数となりました。にもかかわらず、学校は閉鎖されていないし、以前まで閉まっていたショッピングモールや小売店は、営業時間を変えたりしながらも、営業を続けています。
また、第二波に伴って一旦休業を余儀なくされていたスポーツジムも、来週からまた営業を再開するようです。さらに、以前は公園の遊具も使用禁止でしたが、今のところ再び禁止にはなっていません。
これは予測ですが、コロナウイルスの状況があまり改善されない上に、かなりの長期化となってしまっているので、現在の経済状況を踏まえると、簡単に全ての場所を封鎖というわけにはいかなくなっているのではないかと思います。確かに、この状況がいつまで続くかわからないまま、闇雲にロックダウンしてしまって経済を止めてしまうことは避けたいのでしょう。
理解は出来るのですが、厳しく取り締まらないと、感染者数は一向に減らないと思います。カナダは日本のような島国ではないし、多民族国家なので、私の思う常識が通用しないことが非常に多いです。そんな状況で、中途半端に対策していても、効果がないような気がします。
とにかく、政府が対応してくれないのであれば、自分の身は自分で守るしかありません。買い物などは必要最低限で済ませ、子供が遊具を使って遊ぶのを控えるようにし、他人との接触を出来るだけ減らし、極力リスクを減らすようにしています。
コロナ流行以来初めて行ったショッピングモール
今までは、食料品の買い出しや必要最低限の買い物でしか、店頭に足を運んでいませんでした。が、先日用事があったので、3月のロックダウン以来初めてショッピングモールに行ってきました。混雑を極力避けたかったので、平日の開店時間に行くことにしました。
実際に入ってみた様子
ショッピングモールの入り口の様子です。ここに限らず、人の出入りが多い場所では、出入りの際に一方通行であることが多いです。他人との接触を少しでも減らす工夫です。
入口には、消毒液が置かれています。また、大きなパネルが置かれていて、マスク着用、ソーシャルディスタンス、手指消毒・洗浄、体調不良であれば外出しないように徹底しましょうとの案内がされています。
また、モール側も感染リスクを減らす対策として、消毒液の設置、清掃の強化、営業時間の短縮、モール外での商品受け渡しを行っています、との表示があります。
かなり人が少なく、閑散としていました。モールの至る所に、コロナウイルス対策喚起のサインがありました。
ディズニーストアの営業時間も、コロナの影響で変更されていました。各店舗入り口には、最大入店可能人数など、コロナウイルスに対する注意書きが貼られています。
映画館は現在コロナの影響で閉館中でした。
ひと昔のトロントでは考えられない!!フェイスマスクが店頭で販売されています。こんな時代がやってくるとは・・・
無印に来てみました。感染対策として、入り口が広いので多方面からの出入りが出来ないように、テープが張られていました。
現在、室内での飲食が禁止されているので、フードコートはテイクアウトのみ営業中です。座席部分は閉鎖されていました。
お昼時だったのですが、かなり閑散としていました。
最後に
今回の記事では、2020年11月現在のトロントのコロナウイルス対策の現状と、ショッピングモールの様子を写真でご紹介しました。
これから冬本番を迎えるので、さらに感染者が増えそうで心配です。いつになったら落ち着くのでしょうか。まだまだこの状況は続きそうです。
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もも
- 2012年よりトロント在住。自営業、ブロガー、2児の母。