ベルリンでサイクリングを楽しもう!ベルリンでサイクリングをオススメしたい5つの理由

海外で旅行をする際に、公共交通機関やタクシーを利用する人が多いかもしれません。ですが、ドイツの首都ベルリンを旅行するのであれば、自転車を利用してみてはどうでしょうか。自転車を使えば、タクシーを利用する場合に比べて安く移動することができます。そしてバスや電車に比べて小回りが効き、気軽に目的地を訪れることができるでしょう。このような一般的なメリットだけでなく、ベルリンでは(他のドイツの大都市でも)さらにメリットがあるのです。今回は、そんなベルリンで自転車を使うメリットについて紹介したいと思います。

目次

1. 自転車を電車や路面電車に持ち込めるため、訪問可能な場所の選択肢が増える

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ベルリンでは、自転車持ち込み用の切符を買えば、地下鉄、Sバーン、近距離鉄道などの列車や路面電車に自転車を持ち込むことができます(自転車を持ち込み可能と表示されている車両に持ち込み可能)。

自転車を持ち込むことができると、到着駅から持ち込んだ自転車で移動することができます。特に郊外にある観光名所は、バスの本数が少ない、最寄りの駅から遠いといった理由から訪れることは簡単ではありませんが、自転車と公共交通機関を組み合わせると、気軽に訪れることができるのです。

自転車を電車に持ち込むことで、思った以上に訪問可能な場所の選択肢が増えるので、ぜひ活用してみましょう。

>>>ベルリン市交通局の自転車の持ち込みについてのページ

>>>ベルリン市交通局の各チケットの価格について(自転車の持ち込みチケットは「Bicycle tickets」)

2. シェアサイクルが普及し簡単に自転車を借りられる

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現在、世界的に普及してきているのが、気軽に自転車を借りられるシェアサイクルです。ベルリンでもシェアサイクルは一般的になり、多くの会社がサービスを展開しています。

基本的には各社の利用方法は同じで、スマホのアプリにクレジットカードを登録して利用することになります。自転車を借りる方法は様々で、市内各所の自転車置き場から借りて返却する会社もあれば、利用可能エリア内であれば、好きな場所に自転車を乗り捨てられる会社もあります。

いずれにせよ多くの会社がサービスを展開しているため、使い方や料金から自分の好みにあったものを選択することができます。そしてベルリンで気軽に自転車を借りて楽しむことができるでしょう。

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>>>ベルリン市のシェアサイクル情報

3. 市内中心部に広大な公園や森があり、サイクリングを楽しめる

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大都市で自転車を利用するとなると、多くの人は移動手段であってサイクリングを楽しむことは難しいと考えるかもしれません。ですが、ベルリンでは市内中心部に幾つかの広大な森や公園があり、サイクリングも楽しむことができるのです。

例えば、ブランデンブルク門から西側に広がる広大な森、ティアガルテン。それは210ヘクタール(東京・明治神宮の3倍)の広さがあり、中には小川が流れ、湖が広がっているのです。森の中には自転車も通ることができる道路があり、街の中心部でも自然の中でサイクリングを楽しむことができます。ティアガルテン以外にも多くの広大な公園があり、例えば飛行場を公園として市民に解放しているテンペルホーフ・フェールドもあります。こちらでは滑走路として使われていた場所で自転車を走らせることができます。

このようにベルリンでは気軽にサイクリングを楽しむことができるので自転車を活用しない手はないでしょう。

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ティアガルテン(Tiergarten)

テンペルホーフ・フェールド(Tempelhofer Feld)

4. 自転車用の車道が整備されて安全に利用できる

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大都市で自転車を利用する際、心配になるのが交通事情です。自動車やバイクが自転車に配慮することなく行き来しているような場所であれば、気軽に自転車を乗ることは難しいかもしれません。

ですがベルリンではそれほど交通事情を気にする必要はないでしょう。なぜなら、多くの場所で自転車専用の車道が設けられているからです。自転車専用の車道があるので、自動車やバイクに怯えながら道路の端を利用する必要はありません。

また歩道を利用することで起きてしまう歩行者との接触も防ぐことができます。こうしたことから、気軽に自転車を利用することができるでしょう。

5. 市内中心部で自動車の通行を制限して自転車が乗りやすい

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2020年から市内中心部で試験的な取り組みが行なわれています。それは「Autofrei」と呼ばれる自動車の無い通りを実現することです。行なわれているのは街の中心部のフリードリヒ通りで、ショップや百貨店が並ぶ目抜き通りです。ここに自動車の乗り入れを禁止した「自転車専用道路」が設置されました。これによって自動車などを全く気にすることなく、街中心部の大通りを自転車で通り抜けることができるようになったのです。今回の動きは試験的なものですが、今後環境を意識した取り組みとして、ベルリンで自転車が主役となるような通りが多く出てくるでしょう。

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K.Hayashi

大学卒業後に渡独。フリーランスライターとしてドイツの文化について多くの記事を執筆中。

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