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ハロウィン期間限定、コロナ禍はイベントもドライブスルー
10月に入ると、「ハロウィン」「サンクスギビングデー」「クリスマス」と、これから一気にくるホリデーに胸が躍るムードになるアメリカ。ハロウィンは日本でも最近ではだいぶ盛り上がりを見せていますが、やはりお祭り好きのアメリカ人にとっても欠かせないイベントです。子ども向けの「トリック・オア・トリート」をはじめ、アミューズメントパークでは会場内全てが「ゴースト系」に様変わりする肝試し的なものが定番です。
目次
コロナ禍も楽しむことを諦めないアメリカ
でも、やはり今年はコロナ禍ということで特別。テーマパーク系は、ほとんどまだ通常の営業すら再開されていないところも多く、例年の様なイベントは楽しめそうにありません。もちろん「トリック・オア・トリート」も、人のお家を訪ねて歩くものであり、さらに手渡しでお菓子が配られるので、感染のリスクは当然高くなります。そのため、トリック・オア・トリート自体に「禁止令」が出ている地域もだいぶ出ているようです。そんな中、いくつか「ドライブスルー」で参加することで楽しめるハロウィンイベントが出てきました。
高級住宅街に現れるハリウッドワンダーランド
今回は、ハリウッドスターやセレブたちが多く住む高級住宅街「カラバサス」という地域で開催される「ナイト・オブ・ザ・ジャック」というハロウィンイベントをフォーカスしたいと思います。
このイベントは、ジャック・オー・ランタンが何千も並ぶ、ハロウィンデコレーションを見て回るもの。通常は、その幻想的な光の世界の中を歩いて回るというイベントなのですが、今年はコロナ禍を考慮して、それを車の中から見る様に企画されたとのことです。
アーティストの手彫りジャック・オー・ランタン
このイベントに飾られているジャック・オー・ランタンは、プロのアーティストにより全て手彫り作られたもので、本格的な芸術品が楽しめるのもポイント。ただ単にカボチャに目・鼻・口が掘られているだけでなく、人気映画俳優やスポーツ選手、アニメキャラクターなどが繊細なアートとして刻まれています。その完成度は目を見張るものがあります。
ドライビングトレイル自体の長さは約1マイル(約1.6km)ほどで、車から降りずに5マイルの制限速度を守りながら、各自の運転で進みます。コースは全体で25分ほど。このイベントは、会場での当日券販売はしておらず、事前にオンラインからのチケット購入が必要になります。開催期間は、ハロウィンの翌日11月1日までとのこと。注意点としては、会場では一切、食べ物や飲み物は販売されておらず、公衆トイレのもないとのことなので、小さなお子さん連れの場合は特に事前に済ませる、用意をしていくなどが必要です。
Nights of the Jack
- URL:https://nightsofthejack.com/
- 会場:King Gillette Ranch
- 住所:26800 W Mulholland Hwy., Calabasas, CA 91302
- 料金:車一台につき$69〜
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SOLO
- ビーチ、青空、パームツリーのカリフォルニアに憧れて20年前に単身渡米、ロサンゼルス郊外オレンジ・カウンティー在住のライターおよび編集者。エクササイズ、新しいレストラン巡り、パーティー好き。最近の趣味は30年ぶりに始めたサクソフォーン。