たびこふれ

2020夏、ドイツのリゾート地・ビンツの様子

記事投稿日:2020/09/07最終更新日:2020/09/07

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8月末、ドイツ北部のリューゲン島にあるバルト海沿いのリゾートの町、ビンツ(Binz)に行って来ました。

目次

太陽が燦々と輝く美しい場所を求めて

この夏は、新型コロナ問題がなければ、子供達とクロアチアに行く予定でした。

私が暮らすベルリンでは、物価が安い地中海の美しい町、美しい海を楽しめることから、クロアチアは夏の観光地として大人気です。

7月には、ヨーロッパ圏内の海外旅行に行く人も増え、私たちも航空券を調べたり、色々考えたのですが、いきなり感染者が急増したり、国境でのコントロールが始まったりして、ベルリンに帰ってこられなくなったら困るということで、諦めることに。

どこか、太陽が燦々と輝く美しい場所に行きたいなあ・・・とドイツ人の友人に相談したところ、バルト海の「リューゲン島」をオススメされました。

BER2008_01.JPG

バルト海。ベルリンからさらに4時間北上。お隣は北海、北はデンマーク・・・

寒そう・・・。私たちは、太陽が恋しいのですが。大丈夫でしょうか。

気になるのはもちろん新型コロナのことですが、7月に入ってからの毎日の感染者数は、ドイツ全国で200人程度。ベルリンは20人台、目的地のメクレンブルク=フォアポンメルン州ではずっと0人が続いていて、8月からは、通常通りの学校も始まるということ。

旅行先のホテルの情報を見ても、新型コロナに配慮した上で営業しています、と書かれていたし、レストランや宿、電車などは、あまり混み合わないように配慮されているだろうと思い、ビンツに出かけることにしました。

    長距離電車は満席

    ベルリンから、目的地、ビンツまでは約4時間の旅。公共交通機関の中では、マスクを着用することになっています。

    私たちの席は6人がけのコンパートメントでした。ほかの3席には、お母さんと1~2歳の小さな子が2人。

    子育てをしたことがある方なら想像がつくと思いますが、この小さな子供たちに、コロナ対策なんて無理です。狭いコンパートメント内で、歌う、飛び跳ねる、踊る・・・。とても人懐こく、可愛い子達で、私の膝にも登ってきて、こういう時でなければ嬉しいのですが、ちょっと心配でした。

    電車は通路まで人が座っているような満席。一応車内放送で口と鼻を覆って下さいと言って居ましたが、マスクをしていない人も多く、コロナ対策らしきものは皆無でした。

    終点のビンツ駅で下車、ホテルの車に乗り5分ほどで宿に到着しました。

    ホテルの様子

    • ホテルの共用部分では、マスクを着用。
    • 建物に入る時の動線が決められていること。
    • 入り口近くに消毒のディスペンサーが設置されていること。
    • チェックインの際に使用するペンが「消毒済み」と「使用済み」に分けられていること。
    • エレベーターの利用人数が決められていること。
    • 朝食ビュッフェの時間が2回に分けられて居たこと。

    ここで取られているコロナ対策は、ベルリンとほぼ同じです。でも、スパも、サウナ、ジムも普通に利用できるらしいのには驚きました。

    海辺は超ハイシーズン

    BER2008_02.JPG

    荷物を置いて早速海に出かけると、ビーチも通りも、超ハイシーズンの海辺そのもの。

    アイスクリーム屋さんの店先には長い列(間は空いてない)、ビーチチェアは翌々日まで予約でいっぱい、砂浜も敷物でいっぱいです。

    ベルリンに居た時の噂では、砂浜の上を歩くときはマスクを着用しなくてはならないとか、ビーチに入れる人数が決まっているとか、色々聞きましたが、私たちが見た限りでは、特に何の規制もありませんでした。

    6時すぎ、早めにご飯を食べて、食事が終わってから夕日を見に行こうということになり、レストランを探し始めたところ、どこも満席。店の外にはずらりと長い列。

    レストランを巡ること30分、ちょっと海から離れたイタリアンでやっと空席を見つけ、入ることができました。

    ベルリンでは、人混みを避けて生活してきたのに、ここにきてこんなに人が多いところにいて良いのでしょうか・・・

    朝食ビュッフェはカオス

    翌朝さらに驚いたことに、ホテルの朝食ビュッフェはカオスでした。

    ほとんどのテーブルが埋まっていて、テーブルの片付けが間に合っていません。そして、料理が置かれているコーナーの周辺はすごい人。

    スタッフは忙しすぎてコロナ対策どころではありません。

    ビュッフェの料理を取るトングは、きっと朝から100人以上の人が触ったもの。料理を取るために並ぶ人々の前後の距離も近すぎます。田舎なので、客席のテーブルが大きく、間が空いているのは良いのですが、ここに感染者がいたら、一気に広まると思いました。

    あとで聞いた話によれば、ビンツはもともと夏休みに家族でバカンスを過ごす場所として人気なのですが、今年は、ドイツ国外旅行を諦めた人々がどっと押し寄せ大変な賑わいになってしまったのだとか。

    最近のコロナ事情

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    <ベルリン中央駅に設置された「コロナ検査室」の看板>

    しばらくして夏休みが終わり、「夏の旅行客の帰国でコロナが増加」という報道が始まり、7月は一日200人台だった国内感染者数は、8月に入り1,000人を超えるようになりました。

    メインの駅や空港には、「コロナ検査室」が設置され、観光地から帰ってきた希望者が検査できるようになっています。

    ベルリン中央駅でも看板を見かけたので、ちらっと見に行ってきましたが、駅の端の端、ほとんど人気がない一角に設置され、利用者はほとんどいないようでした。

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    この記事を書いた人
    宮本 薫
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    記事投稿日:2020/09/07最終更新日:2020/09/07

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