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高速列車「あずま」で東海岸を行く、ロンドンーエディンバラ間鉄道の旅

記事投稿日:2020/08/23最終更新日:2020/08/23

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先日、所用でエディンバラを訪れる機会がありました。今回の移動で利用したのは、ロンドン・ノース・イースタン鉄道(London North Eastern Railway、略称LNER)の高速列車、「AZUMA あずま」。今もまだ、新型コロナウィルス対策のため、なかなか自由に旅行ができるような状況ではありませんが、英国で日本の鉄道技術を体感しながら、美しい自然の眺めが満喫できるイギリス東海岸の旅を、今後のご参考までにご紹介します。

ロンドン、キングス・クロス駅のコロナ対策情報の看板

なお、今回の移動・訪問・滞在については、英国内での地域間移動が許可されている時期に、しかるべき規則に従って行った行動であったことを付け加えておきます。英国における新型コロナウィルス対策も、他国同様、規制やルールが随時更新されているため、お出かけの際には必要に応じた最新の情報をご確認ください。

目次

LNER(ロンドン・ノース・イースタン鉄道)とは?

LNERは、ロンドンの主要鉄道駅のひとつ、キングス・クロス駅から、北東イングランドを北上してスコットランドへと至る鉄道です。こちらのイースト・コースト本線の都市間列車運行は、2018年6月、ヴァージン・トレインズ・イースト・コーストからLNERへと継承されています。経由していくのは、ヨーク、ダラム、ニューカッスルなど、グレード・ブリテン島東側の都市になります。

ロンドン、キングス・クロス駅の構内

こちらはロンドン始発駅のキングス・クロス駅の構内。映画好きの方には、「ホグワーツ特急」の始発駅としても、よく知られている駅かもしれませんね。

イギリス、ニューカッスル駅構内

途中駅のニューカッスル駅。ニューカッスルはイングランド北東部を代表する大都市です。

高速列車の「AZUMA あずま」って?

「あずま」は、2019年9月にLNERに登場した、高速鉄道車両の名称です。車体を制作したのは、北東イングランドに拠点を置く日本企業として英国でも名高い、日立製作所。ダラムにある日立製作所の鉄道車両組み立て工場で、日本の新幹線の技術を駆使し、イングランド北東部から供給された部品を用いて作られているのが、まさに東を意味する「あずま」なのです。

イギリス、LNER「AZUMA あずま

途中駅に停車するたびに、「ウェルカム・トゥ・アズーマ」(イントネーションは「ズ」にアクセント)というアナウンスが。誇らしげに何度も流れてくる名前には、日本人としてこちらも嬉しくなってしまいます。

LNERのウェブサイトによると、他にも次のような「あずま」の特徴が挙げられています

  • ディーゼルと電気のハイブリッド
  • 軽量素材を使用した環境にやさしい車体
  • 今までよりもスムーズで静かで、より信頼性のある鉄道の旅を提供、など。

イギリス、LNER「AZUMA あずま」車体

ファーストクラスの車内。ゆったりとした座席の造りです。7月後半の利用時には、コロナ対策のため、残念ながらファーストクラス利用客向けのサービスは休止中のものがほとんどでしたが、現在では、車内での無料ドリンクやスナックの提供サービスなどが再開しているようです。駅構内でのファーストクラス・ラウンジの利用や、車内売店の営業状態など、サービスの最新情報はウェブサイトで確認できます。

LNERウェブサイト:https://www.lner.co.uk/

イギリス、LNER「AZUMA あずま」車体

東海岸の鉄道の旅の魅力

ロンドン・キングス・クロス駅からエディンバラのウェイヴァリー駅(Edinburgh Waverley)への所要時間は、4時間半ほど。東海岸を北上していく鉄道の旅は、その車窓からの美しい眺めについてもよく知られています。特にニューカッスル駅を過ぎ、イングランド最北の町、ベリック=アポン=ツイード(Berwick-upon-Tweed)辺りからの眺めは圧巻です。

ベリック=アポン=ツイードの街並み

ベリック=アポン=ツイードの可愛らしい街並み。ツイード川にかかる石橋の姿は、車窓から一瞬見られただけでも感動です。

また、ベリック=アポン=ツイード付近では、海岸線のかなり端のあたりを走っていくのですが、こちらもまた何とも言えない感情になってしまいます。どんな天候であれ、特別な風景が楽しめることは間違いありません(写真にちゃんと写せないのが悔しい限りです・・・)。

イングランド北東部の海岸線、鉄道の車窓からの眺め

エディンバラ・ウェイヴァリー駅近くのおすすめ、カールトン・ヒル

最後にエディンバラについても少しだけ触れておきます。エディンバラの中央駅であるウェイヴァリー駅は、旧市街と新市街の間の谷間の部分にある駅で、観光の要、ロイヤル・マイルからも目と鼻の先です。ウェイヴァリー駅の近くでおすすめなのが、カールトン・ヒル(Calton Hill)。市の中心部に位置し、ウェイヴァリー駅からは徒歩10分ほど。エディンバラの絶景が360度見渡せるポイントとして人気のある小高い丘です。

エディンバラ、アーサーズ・シード

アーサ―ズ・シード、丘の景観。

エディンバラ市街地

エディンバラ市街。エディンバラ城も見える。

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記事投稿日:2020/08/23最終更新日:2020/08/23

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