【福岡県】小さな旅とシュガーロードと長崎阿蘭陀珈琲館

コロナ真っ盛りの4月中旬。

多くの人々は買い物すら行くのをためらう時期でした。そもそも三食を家で食べるなんて、母からよくデベソと呼ばれていた窓子にはなかなかない事です。そんな閉塞して鬱々としている中、小さな店で客が少ない、不便な場所に喫茶店があった事を思い出しランチに行きました

目次

山の上から下界を望む

この店「長崎阿蘭陀珈琲館」はちょっとした小高い山の上にあるので福岡市内が一望出来ます。

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高い所から下を見るのは気持ちが優しくなりますよね。お庭も素敵です。

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どれもオススメ!阿蘭陀珈琲館の絶品ランチ

ランチと書きましたが夕食のメニューもランチと同じです。窓子は記事を書くまでここを喫茶店と思っていたけれどHPを見たら実はレストランでした。

けっこう昔からあるので常連さんでいつもいっぱいです(これもこの後、度々訪れて判明)窓子の客が少ないイメージはどこから来たのだろう?

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今回はハンバーグを頂きましたが、ジャポネソースが絶品でした。カレーも長崎ちゃんぽんの出汁を使うためコクがあり美味しかったです。レモンステーキや長崎ちゃんぽんも食べられますから、まさにリトル長崎ですね。

シュガーロード生まれのミルクセーキ

長崎から佐賀を抜けて北九州に行く旧長崎街道を現在ではシュガーロードと呼んでいます。

16世紀後半からヨーロッパより輸入された砂糖が上方へと運ばれる道だったためそう呼ばれたようですが、近年の研究でこのシュガーロードは裏ルートであった事がわかりました。正規ルートは海路で、文字通りおこぼれがこの裏ルートを席巻して行き、長崎のカステラ、小城の羊羹とあちこちに甘いお菓子の道を伸ばして行ったのです。小城の羊羹なぞ、練り物というよりシャリシャリ感があるまさに砂糖菓子ですから(笑)。

かつて「長崎のとおか」といえば砂糖をケチった意味だったとか。"とおか"は方言で"遠い"という意味です。この意味の指すところは嫌味?(笑)

この店が出すミルクセーキも長崎生まれ。皆さまの考えるミルクセーキとは異なります。窓子も初めて食べた時はその濃厚さに唸りました。そう、飲むんじゃないんです。ここのは食べるミルクセーキなのです。例えるならばシェイク系か?カキ氷状態の溶けたところをストローで飲むとさらに濃い味が楽しめます。

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<阿蘭陀珈琲館のミルクセーキ>

あとがき

コロナは私達の世界を変えました。ほんのちょっとの外出すら、すごく遠くに思えたのです。残念ながらこれを書いている時点でも収束してはいません。

だけど私達は少しづつこのコロナがいる不思議な世界にも慣れてきました。

まだまだ遠くには行けないけれど、そろそろまわりにある「小さな旅」から始めてみませんか?

しかしシュガーロード探索は太りそう...。

>>>長崎阿蘭陀珈琲館のホームページを見てみる

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窓子

10年来の飛行機嫌いを克服して海外旅行が趣味になりつつある映画好きのSWオタクにしてトレッキー、さらに新撰組熱血ファン。勤務先は旅行会社 コールセンター。たまに不要な知識を暴走させてお客様と長話をしてしまう難癖あり。

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