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もう一度乗りたい!『指宿のたまて箱』
コロナの影響でひたすらステイホームをしつつ、いつか収束し旅行に行けるようになった時のイメージトレーニング(妄想)を毎日欠かさずしています(笑)
今回は過去に行った旅行で印象深かった・もう一度体験したい!と思う『指宿のたまて箱』をご紹介します。
以前1泊2日の弾丸鹿児島旅行(指宿メイン)に行きました。「砂蒸ししてみたい!」と思い立ち、友人と飛行機と宿だけ決めて挑んだ行きあたりばったり旅です(笑)。指宿駅で『指宿のたまて箱』を知り、急遽乗車してきました!
※運行についての最新情報は、JR九州の公式HPをご覧ください。
目次
『指宿のたまて箱』ってなに?
『指宿の玉手箱』とは、鹿児島中央駅と指宿駅を結ぶ観光列車(JR九州)のことです。白と黒の外装が特徴的です。また内装も普通の列車と異なり、通常のペアシート以外にもカウンター席やソファー席?があったりと鉄道ファンでなくても乗るだけでわくわくします。
鹿児島中央駅~指宿まで2,180円(大人1人分)で乗車できます。全席指定で、通常1日3往復しており、乗車時間は片道55分間です。
なぜ急に乗車しようと思ったのか・・・
今回の弾丸旅行の大まかなスケジュールは以下の通りです。
【1日目】
朝:羽田空港→鹿児島空港へ。着後、高速バスで指宿駅へ。
午後:レンタカーで指宿観光&砂蒸し風呂。
【2日目】
午前中:『指宿のたまて箱』で指宿駅→鹿児島駅へ。
午後:極寒&大雨の桜島。
夜:鹿児島空港→羽田空港へ。
バスか列車でどうとでもなるだろうと思っていたので、1日目指宿に到着した時もまだ指宿―鹿児島間の移動手段は未定でした。。指宿到着後に駅に行くと構内には大きな看板が。その時は到着した嬉しさで何も考えず写真撮影(笑)
1日目の夜、鹿児島駅への移動手段を調べていると、昼間に看板で見た『指宿のたまて箱』が出てきました。公式HPを見に行くと座席や内装を画像だけでなく、ストリートビューで見ることができたり列車の楽しみ方が掲載されていたりと見ているだけで楽しそう!という印象を受けるものでした。弾丸旅行ということもあり、"早く移動できるし、せっかくだから移動も楽しみたい!"ということで早速WEBから予約を試みました。座席は全席指定で1月の平日ど真ん中にも関わらず、残り数席のみでしたが、希望していた窓側を向いているカウンター席の中で唯一残っていた並び席(2号車の10Aと11A)を予約することができました。
※ちなみに指宿駅から鹿児島中央駅への移動手段は車以外に以下があります。
・観光特急『指宿のたまて箱』 大人1人2,180円(所要時間:約55分)
・JR指宿枕崎線 大人1人1,020円(所要時間:約1時間15分)
・直通バス 大人1人 950円(所要時間:約1時間40分)
乗車!!
ホームに列車が入ってきました。看板通り白黒半分!停車し、ドアが開くとドア上から浦島太郎を思わせる霧が。この演出に乗車前からテンションが上がります。
列車外観と一緒に記念撮影し、いざ乗車!中に入るとカラフルなシートと装飾が目に飛び込みます。
床・壁・シートの手すり・カウンター等の内装は基本が木で作られていてぬくもりを感じることができます。
座席は目の前が窓で、途中海を眺めながら列車の旅を楽しむことができます。
それぞれ席の前のカウンターにはペットボトルホルダーがついています。普通の列車に比べると揺れは大きく感じましたが、これがついていることで倒れる心配もないので良かったです。
※酔いやすい友人は後半に「少し酔った」と言っていましたので、乗り物酔いしやすい方は携帯の見過ぎなどにご注意ください。
カウンター席後ろの席も装飾がかわいくて素敵です!
乗車中に乗務員さんがやってきて写真撮影をしてくれますよ!専用プレートも貸し出してくれます。
途中、喜入駅で途中停車(1分ぐらい?)して鹿児島中央駅へ。
約55分の乗車時間は終始興奮気味であっという間でした!!(笑)
イチ押し!乗車したらまずやるべきこと。
乗車して車内見学をさっと終えたら、素早く車内の売店へ向かいましょう。
スイーツ大好きな私が絶対試していただきたいのは【いぶたまプリン】です!
『指宿のたまて箱』車内限定のスイーツで1個430円(税込)とケーキ並みのお値段ですが、買う価値あり!な絶品プリンでした。黒ごまプリンですが触感は割と硬めで、とにかく濃くて美味しいです!!
なぜすぐに買いに行っていただきたいかというと、、列車が発車するころにはスイーツ系はほぼ売り切れ状態になるからです。
食いしん坊な私は何も知らずとも早く買いたくてすぐに行きましたが、買って席に戻るころ(発車前)には、いぶたまプリン売り切れのアナウンスが。。セーフ!(笑)
また、売店に行くと記念の限定スタンプを押すことができます。専用の台紙(記念乗車証)もちゃんとあって(無料)、『指宿のたまて箱』のポストカードみたいな感じでしっかりしたものがもらえます。
<プリンの後ろが記念乗車証。裏面にスタンプを押せる枠があります>
私たちの隣に座っていた1人旅の男性はスタンプを押したポストカードを何枚も持っていて、それを並べて写真撮影をしていました。恐らく九州のほか観光列車に乗った際のものと思われます。すごい!!(話しかける勇気は持ち合わせていませんでした。。)
発車後はワゴンで車内販売が席にやってきます。友人は指宿温泉サイダー260円(税込)を購入。一口もらいましたが、味は普通のサイダーです。(失礼なことを言ってごめんなさい。。。)
ただ、瓶のラベルがかわいいのでかなり写真映えすると思います!
要注意なのは瓶でふたがないこと。すぐに飲まないと、ずっと持っていることになります。。。揺れる車内でカウンターに置きっぱなしは危険すぎます。。(ペットボトルもすぐ倒れる揺れ)
ペットボトル・ホルダーに入れるには少し細身なので入れても倒れちゃいそうな感じです。
失敗談!予約するときの注意ポイント
① 座席チェック
私は自分の予約した席へ向かうと・・・並び席でとっていたと思っていた席はドアの左右で別れてしまっていました。。
<約1,5m越しの並び席...笑>
公式HPにはしっかりとドアの位置や配置がわかる座席表が掲載されていたのですが、見落としてしまいました。予約画面の座席表にはドア位置等は表示されない(されなかったはず・・・)ので必ず事前確認が必要です!
乗ってみた私の個人的な感想ですが、2号車の10Aは窓が小さいです。ちゃんとチェックしていませんが、18Aも窓が小さいかも?11Aも目の前の窓は小さかったものの、続けて隣に大きな窓があるのでそれほど展望は悪く感じませんでした。
一番のおすすめは12A~15Aです!窓も大きく開放感がありますよ♪ちなみに子供用の席もあるのでお子さんがいらっしゃる方は専用席で喜ばれるかもしれません!
② お得なセットきっぷがあるかどうかチェック
『指宿のたまて箱』に乗車することが決まっているなら「指宿レール&バスきっぷ」が断然お得です。
着いてから移動手段を決めた私たちは、残念ながら後々このセットきっぷを発見し、かなり悔しい思いをしました・・・。
きっぷは鹿児島中央~指宿・西大山の区間で(1)往復JRタイプ(往復『指宿のたまてばこ』)と(2)片道バスタイプ(バスの途中下車OK)の2種類があります。どちらも大人1人 3,150円(こども1人 1,570円)で購入することができます。
『指宿のたまて箱』は片道2,180円なのでこのきっぷを使えば1,000円近くお得になります!!
最後に
いかがでしたでしょうか。きっと乗りたくなりましたよね?(笑)
九州には『指宿のたまて箱』以外に9つの魅力的な観光列車(JR)があります。私が次に九州に行った際はその場所の観光列車に乗車してみたいと思います♪
1月のど平日に行ったので前日でも席が取れましたが、非常に人気の路線で土日や観光シーズンは予約が取れないそうです。もしご興味のある方は早めに予約することをおすすめします。
今はまだあまり旅行に出かけることはできませんが、国内外問わず行きたい場所の<妄想プラン>を計画して、いつか収束した時のヒントにしてみてはいかがでしょうか。経済的な私おすすめのおうち時間の過ごし方です。妄想プランなので期間も料金も度外視でとにかく自分が好きなように楽しく計画してみてください!妄想するだけなら無料ですからね!
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