【ポーランド】規制緩和で活気を取り戻しつつあるクラクフ

4月20日から段階的な規制緩和がはじまったポーランド。3月15日から続いていた国境閉鎖も、6月12日にリトアニア国境の通過制限が解除されたのを皮切りに、17日からはイギリス、スウェーデン、ポルトガルを除くEU発の国際線が、7月1日からは日本を含む国際線も再開されました。夏休みもはじまり、観光客が戻りつつある現在の状況をお伝えしたいと思います。

目次

現在も続いている規制

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一時期は、外出中必ずマスク(もしくは口と鼻を覆えるもの)を着用、違反者には罰金という措置がありましたが、現在は少し緩和され、2mの距離が保てるのであれば、マスクは着用しなくてもOK。ただし、バスや電車などの公共交通機関、店内、映画館や劇場、病院や教会などでは引き続きマスクなどで口と鼻を覆う必要があります。カフェやレストランなどでは入店時はマスク着用、席についたらマスクを外してもOK。テーブル間隔も以前より広くとられ、換気にも注意し、アルコール消毒が常備されるようになっています。テラス席は人気で、週末は満席のお店も少なくありません。

また、イベント、会議、結婚式などの開催は最大150人まで、サッカーの試合は観客数を最大収容人数の25%に制限されていますが、再開されています。

規制緩和当初の様子

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4月20日から4段階、徐々に規制緩和が進みましたが、5月の段階(国境閉鎖中)では、ご覧のとおり。クラクフの中央広場はまだ人気が少なく、広場の中心にある織物会館(お土産屋さんが並ぶ)も営業自粛中。

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5月初旬に野外エリアの見学が再開されたヴァヴェル城も貸し切り状態でした。

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例年、この季節はヴァヴェル城下のヴィスワ川沿いは散歩、ピクニック、日焼け、観光を楽しむ人で賑わっていましたが、

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このとおり。ガラガラ。

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街中でよく見かける広告塔も、普段はイベントのポスターが何重にも重ねて貼られ、カラフルで目をひきましたが、

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初めて目にする真っ白な姿にショックを受けました。

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ピエロギ(ポーランドの餃子)祭りや、クラフトフェアなどが行われる広場も、今年は多くのイベントがキャンセルになり、寂しい雰囲気が漂います。

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賑わいが戻りつつある現在の様子

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現在は、国境が開放され、徐々に観光客が戻り、少しずつ以前のような活気を取り戻しつつあります。7月になり、馬車も戻ってきました!

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営業自粛していた、中央広場の中心にある織物会館のお土産屋さんも再開し、

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観光名所を歩いてまわるフリーツアー(ポーランド語、英語、スペイン語などに対応)や、団体のツアー客なども戻ってきました。

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規制緩和は着々と進んでいますが、日々の感染者数は減っていないのが現実。夏休みのバケーションシーズンがはじまったこともあり、感染者が増加する可能性もあります。9月からは学校の再開が予定されています。これからも引き続き感染予防をしっかりとしながら、新しい生活様式に慣れていきたいと思います!

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EliilE

結婚を機に2010年よりポーランド、クラクフ在住。文化の違いや言葉の壁にぶつかりながらも子育奮闘中!
趣味はカフェ巡りと旅行。まだまだ知られていないポーランドの魅力をお伝えします!

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