【函館】なぜ私がゲストハウス「Tune Hakodate」を薦めたいのか?

こんにちは!たびこふれ編集部のシンジーノです。

あなたはゲストハウスと聞いて、どんなイメージが浮かびますか?

・バックパッカーなどの若者がお金を節約して旅する時に利用する宿?
・昔でいうユースホステル?
・相部屋で2段ベッドとかに泊まる所?
・プライバシーがあまり確保できない?
・夜はサロンに集まって懇親会みたいのやる?
・やたら声かけてくる元気な人が多くて、ちょっとついていけない?
・外国人が多い?
・・・う~ん、なんか面倒くさそう・・・?

そんなイメージを持っているとしたら・・・私が教えてあげたいゲストハウスがあります。

北海道は函館、湯の川温泉街の近くにあるTune Hakodateというゲストハウスです。

tune外観写真.jpg

目次

私がゲストハウス「Tune Hakodate」をおすすめする理由

それは、

この宿が、「旅先にもうひとつ、自分の家ができたような気分になる場所」だからです。
とっても居心地がいいところです。ゲストハウスが初めての人でも楽しめるところです。
そして、旅の本当の面白さを教えてくれるところだからです。

なぜ「Tune Hakodate」を始めようと思ったのか?

このゲストハウスのオーナー 粕谷勇人さんです。

粕谷写真.jpg

粕谷さんはもともと北海道の札幌でゲストハウスを運営していました。
粕谷さんは言います。
「ある時、メキシコ人のお客さんがギターを持ってリビングに降りてきたんです。その時リビングでは、中国、韓国などさまざまな国のお客さんがガイドブックを読んだり、スマホをいじったり、それぞれ自由に過ごしていました。メキシコ人のお客さんはおもむろにギターを弾き始めました。曲はビートルズの「レットイットビー」。するとそれまでてんでバラバラに過ごしていた人たちが手拍子をしたり、口ずさんだりし始めました。私はその情景を見ていてとっても心地よかったんです。見知らぬ人同士が、言葉はわからないけど、音楽でひとつになれた瞬間に出会いました。それでいつか音楽をベースにしたゲストハウスをやりたいな、と思ったんです。」

なぜ函館に?

【粕谷さん】「最初はたまたま函館に物件を見つけたというのが正直なところです。しかも湯の川温泉地区という、函館の中心街からは少し離れた場所で「う~ん、どうかな~」と思ったんですが、とりあえず現地を下見に行きました。下見の後、近くにあった小さなおでん屋さんになんとなく入ったんです。そうしたらお店の人もお客さんもすごく魅力的で気持ちのいい人だったんです。それで決めました。「よし、この土地でやっていこう」と。人に惚れたんですね。」

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「Tune Hakodate」は、どんな人に向いたゲストハウスなのか?

【粕谷さん】
ずばり「ゲストハウスに初めて泊まる人」です。もちろんゲストハウス好きな人にもおすすめなんですが、ゲストハウスに泊まる人って、旅の達人というか、上級者的なイメージがありませんか?「Tune Hakodate」はゲストハウスに初めて泊まるっていうお客さんも多いし、宿のスタッフもゲストハウスのプロ(なんか山小屋の主人みたいな(?))ではない者も多いです。そういう、ある意味ゲストハウスに慣れていない人でも安心して泊ってもらえると思います。」

「Tune Hakodate」はゆるいゲストハウス?

【粕谷さん】
「ゲストハウスの中には、自己紹介を強制されたり、何かとルールが厳しいところもあります。「Tune Hakodate」はそういった強制的なことはしませんので、その意味でかなりゆる~いゲストハウスだと思います。笑(もちろん最低限のマナーは守っていただきますが)」

「Tune Hakodate」は1階のバーが真骨頂!

1階バー写真.jpg

【粕谷さん】
「1階のバーは宿泊者はもちろん、地元に住んでいる人たちなど、外から一般の(宿泊していない)人も入れる場所です。Tuneとは「調和」という意味です。ここのバーでライブやセッションなどが開かれるんですが、誰かが音楽を奏でる、その時、ある人は手拍子をとったり、ある人はその音楽をつまみにお酒を飲んだり、どう過ごすのかはその人次第。自由です。
バーにはピアノ、ギター、ベース、ドラムが置いてあります。」

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「奏でられる音楽のジャンルはいろいろですが、どちらかというとアコースティック系やジャズが多いですね。あまり賑やかすぎるジャンルの音楽は周辺への気配りもあってやりません。音楽ライブ以外にもたこ焼きパーティーや英会話教室など、なにかしらイベントがほぼ毎日開かれています。もちろん参加不参加は自由です。」

実際にTune Hakodateに泊まったお客さんの声

これまでホテルにしか泊まったことがない人がTune Hakodateに宿泊した時、寄せられた声です。
「たまたまバーで隣り合わせた外国人とつたない英語で会話したことがとても楽しかったんです。それで旅行後、英会話教室に通い始めました。海外旅行もしてみようと思います。ありがとうございました。また来ます」

現在「Tune Hakodate」泊まるお客さんの約15%はリピーターだそうです。

Tune Hakodateができた時の地元の人たちの反応はどうだったのか?

「Tune Hakodate」を始めた時、近隣の人たちの反応は正直いってよくなかったそうです。

【粕谷さん】
「よくなかった、というよりはそもそも「ゲストハウス」という形態がよくわからなかったらしく、なんか怪しいところと思われていたようです(笑)オープンして約2年経ちますが、今では地元の人たちも1階のバーに来てくれます。また「Tune Hakodate」ができた時、周りに飲食店は少なかったのですが、今はお向いや斜め前に居酒屋やおしゃれなバーが出来ました。

そのお店の人たちに聞いてみると、「Tune Hakodateに人が集まっているのが見えたのでここに店を出すことに決めたんですよ。」と。湯の川温泉街がにぎやかになっていくことに私たちが貢献できているとしたら嬉しいですね。」

tune hakodate 居酒屋写真.jpg

人はなんのために旅するのか?

旅の楽しみってなんでしょうか。
私たちはなんのために旅をするのでしょう。
きれいな風景を見たり、美味しい物を食べたり、珍しいモノを買ったり。。。
それも旅の楽しみのひとつではあると思います。

でも旅を通じて「人」との出会い、ふれあいを感じたい、ってあるんじゃないでしょうか?

そういう出来事が、一生忘れられないかけがえのない思い出になったりすることがあります。思い出になるだけじゃなくて、自分の人生を変えるきっかけになったり、新しい気づきがあったりもします。それって旅の醍醐味です。旅はモノではないのでカタチには残らないですけれども・・・記憶にはいつまでも残る。

旅ってやっぱりいいですね。

ゲストハウスとは・・・

「ゲストハウスとはなにか?」を表すこういう言葉があるそうです。


ゲストハウスとは、「旅の向こう側を感じられる場所」

施設の豪華さ、立地の良さ、食事の美味しさ、も旅の価値を決める重要な要素ですが、「人(ゲスト、地元の人たち、スタッフなどすべて)」の価値が加わるのがゲストハウスです。

「旅先に、もうひとつ自分の家ができる」といった意味がわかるのではないでしょうか?

>>>旅の面白さを教えてくれるゲストハウス「Tune Hakodate」公式サイトはこちら

Tune Hakodateのことをもっと知りたい方はこちら

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シンジーノ

3人娘の父で、最近は山歩きにハマっているシンジーノです。私は「お客さまが”笑顔”で買いに来られる商品」を扱う仕事がしたいと思い、旅行会社に入って二十数年。今はその経験を元にできるだけ多くの人に旅の魅力を伝えたいと“たびこふれ”の編集局にいます。旅はカタチには残りませんが、生涯忘れられない宝物を心の中に残してくれます。このブログを通じて、人生を豊かに彩るパワーを秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。

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